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伽羅(他のSNSと合わせてマルゴママからハンドルネーム変更しました)

Author:伽羅(他のSNSと合わせてマルゴママからハンドルネーム変更しました)
ドイツ西部の片田舎でかれこれもう21年生活しています。

ドイツ人の夫と3人息子、そして一人娘のlovely猫クレオとそして雄猫シザーリオと共に、主にドイツの村での生活風景を気のむくまま綴っていきたいと思っています。

2020年、Youtubeも始めました!

【ドイツ片田舎】チャンネル  
です。

URLはこちらです!

↓↓↓
ドイツ癒やしの風景
https://youtube.com/playlistlist=PL5ratIrB_CIRLPqIpTMd2WiJUQwQ3ch0



近郊の街や村を歴史動画も混ぜながら、ご紹介していくつもりです。


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“伝説のサッカー選手“デニス・ナキ選手 その後

実は昨日、主に中東問題のことをブログを書いている方からご連絡をいただき、その方のブログ内で私の昔の記事をご紹介いただいたことを知りました。

こちらがその方のブログです。

「クルドとサッカー(3)─サッカー人生を狂わされたデニス・ナキ」

こちら
クリックすると飛びます。

そしてその中で紹介していただいた私の記事はこちら

「エジルのドイツサッカ-連盟のトルコ人差別問題とクルド人問題の真実」

こちら
クリックすると飛びます。


2018年7月に書いた3年前のものだったのですが、うちの地域の“伝説のサッカー選手“デニス・ナキ選手についてのものでした。

この選手の詳しい経緯は、私のこの2018年のブログでも、また今回ご連絡下さったアラビア語の専門家でいらっしゃる寺園さんの上の記事からでも、どちらからでも概要はご理解いただけるかと思いますが、この寺園さんの記事を読んで実は知らなかったことを知り、とてもびっくりしたことがあったのです。

……というのも、なんとうちの地域の誇りでもあった“伝説のサッカー選手“ デニス・ナキ選手が現在犯罪に関わって逮捕され、裁判にもなっているというものでした。

3週間前、ナキ氏の弟さんとリーグで対戦したばかりの長男に聞いてみると、
「そうだよ、知っている」と言われ、またまたびっくりしました。
それでネットで調べると、最初の裁判はもう6月にあったようですね。
罪状は犯罪組織の結成、麻薬密売、暴行、商業的恐喝とのことでした。
また起訴されている犯罪は2020年4月にものでした。

この犯罪にはクルディスタン労働者党が関係しているとか。
この党のボスは長年トルコ軍と戦った戦士ザクロスで、長年ドイツの刑務所にいながら、ドイツで活動しているクルディスタン労働者党を裏から操っていたのだそうです。

例えばデューレンのシーシャバー(よくイスラム教徒系の人達が経営しているドイツの合法の水タバコバー)ではお店一軒につき1,000Euro(約13万円)のみかじめ料を払わなければならないとかで、そのみかじめ料もこのクルディスタン労働者党に流れていたとか。

またチューリッヒの麻薬ビジネスに参入する予定もあったそうで、どうやらナキ氏はザクロスの麻薬取引を手伝い、敵対する相手の鼻と顎を骨折させたと言われています。
(ところで、そもそもスイスはお金持ちの家庭が多く、そういう家庭の子供達がジャンキー『薬物依存者』になっていることが結構あるのだそうですね)

これらの犯罪に関わった—しかもかなり首謀者に近い立場として—という理由から2020年7月に警察により拘束され、それからアーヘンの刑務所にいるそうで、2021年6月に裁判が始まりましたが、判決は今の所まだ出ていないのか、彼の記事はこの6月以降に関しては一切ネットで探すことができませんでした。

こんな大事件を全く知らなかった自分にもびっくりしましたが、ですが陰ながら彼を応援していた私は正直本当にショックでした。

またこのようなことを知らなかった昨日、私がTwitterに書いたのはこちらでした。

『長男の8部リーグのサッカー試合で、2週間前はトルコクラブと対戦でしたが、なぜかそこには日本人選手が5人所属していました。3週間前はクルド系元ドイツのプロサッカー選手だったナキ氏の弟さんが所属しているクルド人クラブとの対戦でした。対トルコクラブ戦では勝ち、対クルドクラブ戦では負けました。
何故うちのリーグにはトルコ人クラブやクルド人クラブがあるのかと言えば、うちの近郊にはほとんど「イスタンブールですか?」と思うほど街がトルコ人ばかりの街があるからなのですが、その両方がたまたま8部リーグということで、うちの長男クラブと対戦しています。ドイツではリーグは11部あります。
ちなみにドイツのNRW州は炭鉱の地域だったため移民労働者が多く、その二世三世が住み続けているのでトルコ人が多くなっていくのは当然なのですが、有名なサッカーチームがあるシャルケやドルトムント、レバークーゼン、ケルンなどはうちの近郊の街同様「イスタンブール化」している場所も多いです。
ドイツ代表だったトルコ系サッカー選手のメスト・エジル氏の出身地であるゲルゼンキルヒェンという街に行った時は、夜1人でフラフラ歩いて大丈夫かしら?とためらわれる雰囲気があったのは、駅から既にトルコのお店しかなくて、独特なムードが漂っていたからなのですが、本当はトルコ人も親切です。
然しながら悲運のクルド系サッカー選手だったデニス・ナキ氏と彼の弟さんを影ながら応援したい私は、うちのリーグのトルコ人クラブ対クルド人クラブではやはりクルド人クラブを応援しますし、例えうちの長男所属チームがクルド人クラブに負けても喜ばしいとさえ思うのは是非7部に行ってほしいからです。
しつこいほど何度も言いますが、悲運のお兄さん同様、子供時代長年天才少年だった弟さんが、8部程度で甘んじていて良いわけがないのです。トルコでプロ資格を剥奪されたお兄さんの無念を晴らすためにも、彼もまた正当な評価をされることを、兄弟の優しいご両親も願っておられることでしょう』

お兄さんのこの犯罪行為を知っても、でも今でも私が弟君の活躍を願うことには全く変わりありません。
デニス・ナキ氏が犯罪者になっても、悲劇のサッカー選手だったという事実は消えてしまったわけではないですよね?
それとも犯罪者だという以上は、許してはいけないのでしょうか?


ただ私はプロ選手だったナキ氏とはお会いしたことはないのですが、彼らのご両親には何度かお会いしたことがあります。
14歳くらいの時に一緒に同じチームとして試合に出たうちの長男とあちらの次男くんを共に応援したことすらあります。
その時の印象はとても優しさ溢れる、ごく普通の世界の、そして品のある非常に立派なご両親だったのです。

自慢の長男さんだったでしょうに、こんなことになってしまうだなんて、ご一家の皆さんの悲しみの深さはどれほどでしょうか。

ナキ氏は判決が下ったら、罪を悔い改め、いつかご両親のもとに戻る時には、おだやかな生活をできるようになっていることを願ってやみません。

また弟君のチームは7部どころか6部や5部まで行ってほしいと心から願う気持ちには変わりはないです。

トルコの刑務所に入らなくて本当に良かった、トルコからドイツに無事帰ることができて本当に良かったとたくさんのファンが思っていたでしょうに、ドイツでこんな結末を迎えるだなんて、人生は残酷ですね。

ですがまだ31歳です。
彼の第2の人生が少しでも幸せなものになるよう、ファンのみんなが祈っていることと思います。


大変長くなりましたが、“伝説のサッカー選手“デニス・ナキ氏のその後についてでした。





コメント

ナキが麻薬密売、犯罪組織結成の罪で裁判にかけらたというニュース(確か英語の記事だったと思います)を目にしたとき、どうせかなり誇張した記事だろうなと思っていました。今回の伽羅さんの投稿を読むと、どうもそうでもないみたいだったんですね。

ほんと非常にショッキングな話です。

おそらくドイツでは誰もが知っているんだろうと思いますが、昨年ドイツ代表デビューを果たしたボルシア・ドルトムントのマフムード・ダフードもクルド系ですよね。シリア北部トルコと国境を接するアームーダという町の生まれです。

今もシリアのクルド系メディアやファンのSNSを見ると、ダフードのプレーをずっとフォローし続けていて、試合で活躍するたびに大喜びしています。

おそらくトルコのクルド人にとって、ナキもそんな存在だったんだと思います。いつかまたそんな存在に戻ってほしいですね。
2021-09-28 01:26 | 寺園敦史 #- | URL編集 ]

寺園さん、メッセージありがとうございました。
そうなんですよ、ドイツの記事を読んだらかなり深刻だとわかりました。

https://www.focus.de/panorama/welt/aachen-prozess-geen-naki-geht-los_id_13360647.html
(ドイツの記事は ↑ ここに詳しく書いてありました)


どうやらクルディスタン労働者党のドンだったザクロスとかなり近い場所にいるようなんです。この地域でナキ氏の名前を出せば、クルド人は正直誰もが彼の元に駆けつける可能性もあるでしょうから、影響力を考えるとほぼこの地域のトップくらいになってしまったのかもしれないですね。ここはオランダから50㎞くらいしか離れていないので、車なら高速で30分くらいで行けるのですが、オランダ・ドイツ・スイスの麻薬ラインを作る大きな計画まであったようで、どうしてプロのサッカー選手がこんな事に巻き込まれてしまったのか、もし彼がドイツ人として生まれていたらこんな事にはならなかったのでしょうし、ドイツの国籍を持っているわけですから、クルド人の誇りは一旦脇においてサッカーだけに集中していればこんなことにはならなかったのかも、あるいはそもそもトルコになんて移籍しないでよその国へ行けばまだ良かったのではないか、とか色々考えてしまいます。
ですが確かその頃(今も?)トルコでのサッカー選手の年俸はドイツ以上の所もあったらしいので、そういう理由もあったのでしょうか、そこらへんの事情は私には全くわからないですが、それでも大変残念に思いますね……まるで運命のいたずらのようで『なんでこんなことに……』と深く思います。

そうですか、マフムード・ダフードというクルド人の選手が今ドルトムントにいるのは私は最近ブンデスのサッカーを見ていないので知りませんでした。香川選手がいた頃はSkyというTVを契約して毎週夢中で見ていたものですが、この数年長い間見なくなってしまいました。

彼にはデニス選手のためにもサッカーで頑張って欲しいですね。

当時は実は私は前園さんのように、ザンクトパウリのファンでもなければ、特に彼の大ファンとかでもなかったのですが、でもナキ氏のこと忘れないでくれていた日本人の方がいて、今回私も嬉しかったです。


またナキ氏の裁判に新しい動きがあったらご連絡します。
Twitterのフォローもありがとうございました!

2021-09-28 22:26 | #- | URL [ 編集 ]

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