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マルゴママ

Author:マルゴママ
ドイツ北西部の片田舎でかれこれもう20年生活しています。
ドイツ人の夫と3人息子、そして一人娘(?!)の猫クレオとそして雄猫シザ-リオと共に、ドイツの子供の学校と大学生活、ドイツサッカ-もたまに、空手や他のスポーツ、またドイツの村での生活風景を気のむくまま綴っていきたいと思っています。
 


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「すべて忘れてしまえるように」



朝のニュ-スを見ていたら、かれこれ18年ほど前
ベルギ-で戦慄の少女誘拐監禁事件をおこした
マルク・デュトゥルーが久しぶりに出ていてびっくりしました。
しかも仮出所できるかどうか検討中という話題ででした。
あれほどの惨い犯罪を犯して、少女を4人も殺して(うち2人は餓死)
そんな極悪人がもちろん仮出所できるわけがないということに落ち着いた
ようですが、共犯者でもあった彼の奥さんは半年くらい前に
刑務所から、ドイツ国境に近いベルギーのナムールという町の修道院に
移され、そこで生活できるようになり、その時はその町や近くのドイツの
住民達がとても怒っていたのがニュ-スで話題になっていました。

ヨ-ロッパは死刑制度のない国が多分ほとんどなので
どんな極悪人でも30年というのは割合重い刑期のようなのですが、
30年と判決を受けても、今回のように当然早く出所できる可能性も
あるわけで、そう考えるとなんだか人権とは一体誰のためなのだろう、と
思ってしまいます。
被害者の人権より加害者の人権のほうがむしろ重視されているような
気さえするのですが、それは私が無知なせいなのでしょうか。

この事件で監禁されていた地下から救出された当時12歳だった
サビ-ネという少女が、2005年に『すべて忘れてしまえるように』と
いう本を出版したそうですが、彼女は事件後からずっと世間の好奇の目に
さらされ、事件から8年後に裁判所に出廷して、全てをもう一度
説明しなければならなかったそうです。

だいたいこの事件の不思議さは、発覚から裁判開始までに
8年も必要だったということですが、他にも不可解なことも
いっぱいあった少し変った事件だったようです。

「犯人の母親を含む多くの手がかりがあったのに捜査は進まず、
捜査資料は改ざんされていたこと。」
「捜査に関する警察の不手際や熱心な捜査官の左遷があったこと。」
「事件担当の判事 Connerotteが被害者の家でスパゲティを食べていた罪?
で更迭されたこと。」
「新たな証言をした女性はキチガイとして何かの圧力で嘘つき
呼ばわりで目撃者から外されたこと。」

またこの事件の最中に、デュトゥルーは軽い窃盗かなにかの
罪で刑務所に数ヶ月拘束されていた時期もあり、その間に2人の少女は
餓死してしまうのですが、その時に警察は何故何も疑わずに
彼を釈放してしまったのでしょう。その時に何かがわかれば
何人もの少女が被害にあわずに済んだというのに…。
もともと犯人は性犯罪(1989年5人の幼女をレイプ)の模範囚と
して釈放された経歴もあったわけですから、警察はなぜもう少し
注意深く、彼の様子を観察しなかったんでしょうか。
今となっては残念なことばかりです。


オ-ストリアでやはり8年くらい監禁されていて救出された少女が、(犯人は拘束前自殺)
同じようにその時のことを手記にして出版していますし
彼女がドイツのTVに出演しているのを見たこともあります。
欧米の女性は強くあることが許され歓迎され、社会も日本とは少し違うのかもしれません。
ですがそれでも本当にこの被害にあった女性達が、このタイトルのように
何もかも忘れて、新しい人生を歩んでいけることを願ってやみません。
3096Tage.jpg
(「3096日間」 ナターシャ・カンプシュ  
 事件当時彼女もほんの10歳の少女でした)





悲しくつらい話になってしまったので、今週の違うニュ-スも紹介します。
ドイツではゲイのカップルの結婚は合法ですが、今回検討されているのは
ゲイのカップルが子供を養子縁組できるようになる制度ということです。
現在はお母さんがゲイで、子供連れで新しいパ-トナ-(同性)と
結婚した場合、その子供がその新しい親と養子縁組をできるということで
男性同士のカップルが血のつながりがない子供の里親になれるのかどうかといえば
現実的には難しいようです。
現実の世界で「La Cage Aux Folles(邦題 Mr.レディMr.マダム)」のように
楽しく生活しているゲイの人もドイツのTV番組で見ましたが
でもその生活に赤の他人の子供を巻き込むのはどうかと思いますよね。
養子にされた子供が本当に幸せになれるのかどうかは微妙です。

La cage(「La Cage Aux Folles」は楽しい映画ですが)


違う意味でとても衝撃的なことがニュ-スで流れた、今週のドイツでした。




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