プロフィ-ル

マルゴママ

Author:マルゴママ
ドイツ北西部の片田舎でかれこれもう18年生活しています。ドイツ人の夫と、3人息子、そして一人娘(?!)の猫クレオとそして雄猫シザ-リオと共に、ドイツの子供の学校と大学生活、ドイツサッカ-もたまに、空手やブレイクダンス、またドイツの村での生活風景を気のむくまま綴っていきたいと思っています。
 


ウィンター・イブニング ヨーロッパの街


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選抜落ち

今回ついに次男は選抜チ-ムのメンバ-から
外されることになりました。
対アルマニア・アーヘン戦で0対0を
引き分けに終わった試合後、監督さんから
2名が出されることを発表され、その一人が
うちの次男でした。

日曜日の三男のクリスマスパ-ティで、長男のもと選抜時代の監督さんから
「これだけチ-ムの試合に出ていない状態で、選抜メンバ-で
いられ続けることは正直あり得ない、だから多分近いうちに
選抜からは出ることになるはずだと思う」と聞いていたので
ある程度覚悟はできていたものの、それでも
次男の気持ちを思うとかわいそうでたまりませんでした。

9月の新シ-ズンから、リ-グ戦のメンバ-からは
ことごとく外され、監督の一存で試合に出られなかったという
理由で、上達の機会は奪われ、そして今は選抜からも外される
憂き目にあうほどのひどい仕打ちを、なぜ12歳のうちの
次男が受けなければならないのか、正直納得できませんでした。

なので帰宅後に、長男から
「お前は馬鹿だ!! なぜ今まできちんともっと頑張らなかった、
なぜ自分がもっとできることを見せなかったんだ、
自分のせいだ!!!」と次男が怒られているのをみて
すごく腹が立ちました。
機会を与えられない状態で、どうやって向上できるのか
教えてほしい、とその後は長男と私の喧嘩になり、
そこに主人も加わり、その夜は大騒動でした。
私達が騒いでいるその間、唯一次男だけが貝のように
押し黙って静かでした。

ところがその夜、寝る前に、次男がポツンと私にこう言ったのです。
「でも良かったよ、選抜も終わり、そして今から
新しい監督が来る(チ-ムの監督は交代です)、だから
自分はもう一度リセットできるんだ、今からもう一度
1から始め直すよ」

正直、次男の口からこんな言葉が出てくるとは
思いもしませんでした。
これから、自分のチ-ムの11名いる選抜から、たった一人
外された片身の狭い思いを背負い、なおかつその中で
スタメン入りを頑張っていくことが、まだ傷つきやすい
うちの次男にできるのかどうか、とても心配でした。
今でもそのことは心配ですが、でも自分でこんな風に思い、
それを言葉にもできるくらいなら、望みありかな、と
少し安心しました。

そもそも2年前、自分の所属していた村のチ-ムの弱さぶりに、
サッカ-への興味もなくなりかけ、今の町一番のチ-ムに入り直し、
そこで再びサッカ-へ情熱を思い出し、1年半前の選抜入り予選で
最終選考に残り、ベスト20名に選ばれ選抜入りした時、それは
本当を言えば、実際思いもしないことでした。
勤勉な長男が長年夢見た選抜入りを、長男より先に、あの少しいいかげんで
サッカ-にそれほど熱心でもない次男が先に果たすとは、正直想定外で、
「次男はともかく、もし変えてくれるなら長男を入れてやってほしい」と
当時は思ったくらいでしたから。

そんな風にある意味、親の私からみても、長男と比べて驚くほど
簡単に手に入った選抜だったので、そこに1年半もいられただけでも
本当はありがたかったと思うべきなのでしょうね。
しかも次男が入ったことで、長男も目にとまり(多分?)、次男に1ヶ月遅れて
長男も最後の1年(選抜はU15まで)を選抜メンバ-で過ごすことができ
長年の夢がかなったわけですから、それでも良し、とするべきなのかもしれません。
その上、悲しい経験を自ら乗り越える、という貴重な経験を体験できそうでもあり、
もし本当に次男の言葉通り、「1からやり直そう」と自分が思えるなら
それはこの数年で、彼がとても成長したことの証なのかもしれません。

そうして思い出しました。

私は作家のあさのあつこさんが、「バッテリ-」のあとがきで
このように書いてらしたのを。

「…書きたかった。 自分を信じ、結果のすべてを引き受ける。
そういう生き方しかできない少年を。」

これこそ私が望んできた、実は息子達に期待している少年像だったのですが
日本男児の長男はともかく、非常にドイツ的な部分のある
次男にそれを望むのは不可能かと思っていたら、彼もいつのまにやら
なんと少しは私の理想像に近づきつつあるようではありませんか。

「こうなったのは何もかもうちのクラブの監督のせい!!!!」と
憤慨していた私の横で、泣きもせず、たんたんとこんな風に彼が
考えられるようになっていたとは、我が息子ながら少し感心しました。

一方、長男に言わせると、なぜ泣くほど悔しがらない、そこも悪い、と
いうことなのですが、泣かず何も言わないからといって
本人が傷ついていないわけではないのだということを
長男にもわかってほしいです。
なんせ、兄弟とはいえ性格が違うわけですから。

主人には
「サッカ-なんてどうでもいい、学校は最優先、
仕事を見つけるためには学校で落第しないできちんと大学まで
行ききちんと勉強すること,所詮サッカ-は趣味」なので
「学校から退学させられたわけではないのだから
今回のことははっきり言ってどうでもいい話」と言われ

またこんな意見も読みました。

「社会に出て分かりました。
スポーツって別にどうということはないという現実を、
大切なことは色々なものを乗り越えたかどうかが一番大切であることを。」

主人やこの方のように、スポ-ツなんてどうでもいいとは
私は正直あまり思えません、だって子供たちにとっては
とても大切なことなので。
ただ

「大切なことは色々なものを乗り越えたかどうかが
一番大切であること。」

というのは、本当にそうなのかもしれません。

もう1年近く、クラブで悩み続け、今回は選抜からも外され
それでもまだ平静に頑張り続けようと思える次男を
今回少し褒めてあげたいです。

新年から新しい監督さんがきて、少しは次男の状況が好転することを
願ってやみません。

しかしそれにしてもあいかわず、レディ・ガガのお母さんからは
遠いままの失格母さんです。
私こそ一体いつ成長できるのか、疑問ですよね。

コメント

次男頑張ってくれるといいですね!、
2013-12-19 01:13 | 鉄火巻き #- | URL [ 編集 ]

ありがとうございます。私の方は未だチ-ムに
退会届けでも出したい気分ですが。
でも次男が頑張るつもりなら、やはり応援
しなければいけないですね。
2013-12-19 08:03 | マルゴママ #- | URL [ 編集 ]

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