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マルゴママ

Author:マルゴママ
ドイツ北西部の片田舎でかれこれもう20年生活しています。
ドイツ人の夫と3人息子、そして一人娘(?!)の猫クレオとそして雄猫シザ-リオと共に、ドイツの子供の学校と大学生活、ドイツサッカ-もたまに、空手や他のスポーツ、またドイツの村での生活風景を気のむくまま綴っていきたいと思っています。
 


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村の子供たち

なんだか前回の長男のおみやげでは、ありがたくもお褒めの言葉を
何人かの方からいただき、そんなわけで今回はこの村の子供たちのことを
少し書かせていただきたいと思います。

長男の件で褒めていただくのは本当にありがたい限りですが
長男は自分の弟たちに対しての親切で、ある意味そう特別なことではありません。
うちの長男なんかより、めちゃくちゃ親切な男の子達が実は当時、私が住んでいた
D村にはたくさんいました。

私達は4年前まで、隣のD村という人口わずか350人くらいの村に住んでいて
現在S村というこれまた人口700人くらいの村に住んでいるんですが
ここの子供達はどういうわけか、基本的にもちろんみんな兄弟仲も良いです。

お兄ちゃんと弟がつるんで遊んでいるのは、幼い頃からの延長で
ティ-ンエイジャ-くらいでもありますし、そのまま大人になっても
あいもかわらず仲良くつるんでいる5人兄弟も近所にいます。
昔うちの子達が小さい時、野原の公道を、15歳、12歳の男兄弟2人が
仲良く大きな自転車みたいなものに2人乗りして、私の車の横を通り過ぎていった時には
当時あまりの素敵な光景に見とれたほどです。
初夏で野原の葉っぱがキラキラ輝き、金髪の2人の髪も輝き、そしてその2人の
精神的に満たされた表情に、なんだか感動してしまったんです。
私は日本で東京で育ち、そういう自然の光景と子供が、その上兄弟同士(しかもその上
男同士)でそんな風に何か一緒にしているというのを見たことがありませんでした。。。。。

ただ幼いころ東京郊外の祖父母の家へ行くと、子供達は確かにそんな感じでは
ありましたが、長年、そんな自然に近い生活はドイツに引っ越すまで忘れていたんです。。

うちの長男は、自分の弟たちにはそんな風に時々は(いつもじゃなく)優しいですけれど
でもよその子供の面倒見は良い方ではありません。小さい子も別に好きでもないようです。
ところがD村の子供たちの、他人の子供への面倒見の良さは普通ではありませんでした。

越してきたばかりで、ドイツ語は全く理解できず、赤ん坊だった長男をかかえて、
その後次男も生まれ、オロオロと外国暮らしをしていた私を助けてくれたのは
村の子供達でした。
長男、次男が小さい時本当によく大きなお兄ちゃん達が、道で遊んでくれました。
ついでに私にもとても親切に接してくれたんです。
私の変なドイツ語は忍耐を持って聞いてくれていましたし、わからないことは
親切に説明もしてくれました。わずか8歳から15歳くらいの男の子達がです。
この年代って、年下のチビカギや近所の変なおばさん(私のこと)なんかには
本当は一番興味ない年齢なんじゃないかと思うんですが、あの村の子供達は
なんだか違ったんです。。。

当時ちょっと見た目は、カッコ良いけれど、不良っぽい13歳くらいの男の子が
次男の手をひいて、道ではよく車をみてから渡るように、とか、あるいは
次男のジャケットのファスナ-を寒いから閉めるようにと言い聞かせているのを
家の窓から偶然見かけたこともあります。
半年くらい前、町でなんだかあまり関係ない感じの子に「ハロ-」と声をかけられよく見ると
今はもう23歳くらいになったその彼だったんですが、一見見は強面で不良君のようですが
昔の子供時代を知っている私は、彼のとても優しい面をたくさん知っているので
すごく嬉しかったです。少し立ち話をして別れました。
別れ際、彼から握手までしてくれて、なんがか随分大きくなったなと、とても
感慨深かったです。小さい頃は、少し複雑な家庭のお子さんでした。
家庭が複雑な分、そこも兄弟仲はすごく良くて、彼は2歳年上の
お兄ちゃんのあとをいつもくっついてまわってましたが。

当時(今も)ドイツ語がヘタッピな、それこそアジア人の変な子連れおばさんだった私を
覚えていて、親しげに声をかけてくれる男の子達に時々会うんですが、5年も会わないと
むこうはすっかり成長していて、一瞬誰だろう? と思ってしまいますが、容貌は変わっても
目はかわらないのですね。私の記憶の中で、一瞬で昔の少年時代に戻ります。

それで不思議なことに、この村では面倒見の良いのは大抵女の子ではなく
男の子なんですよね。それはなぜなんだかよくわかりません。。。

でも人口350人のD村と、現在の人口700人のS村を比べると、断然
子供同士の距離が近かったのはD村でした。
世話焼きで、子供好きな少年達もほとんどD村で知り合いました。
350人から、700人の人口はほとんど変わりがないくらいの小ささなんですが
でも実際住んだ実感では、もう子供達の密接さはずいぶんと違うものなんだな、と
いうことでした。
実際幼い頃、ここS村に住んでいて、J町へ引っ越した人が、当時
町は村の生活とは別世界で、村の生活に戻りたくてすごく悲しかったと言っていたのを
大人になった彼女から聞いたことがあります。
自然がすぐ横にある、という感じが大きく違うせいなんでしょうか。
車の交通量も少なく、だからいつでも安心して外で遊んでいられるのが
D村でした。いかんせんメイン通りは1本だけですから、道で遊んでいれば
家からそのまま子供たちが見えたほどです。
村を出ればすぐに森や草原に出ることができますし。
お店なんてもちろん一軒もないので、J町の住民からは
「よくこんな田舎に住んでいられるわね」と言われたもんですが、J町も町とはいえ
あまりかわらない田舎ぶりなんで、そこまで大きな違いは私には感じられない分
だったら子供が遊びやすい方がいいんじゃないかしらと、思っていましたが…。
でも実際子供連れでなければ、その村の良さを感じることは難しいかもしれないですネ。

子供にとって自然と触れ合える環境というのは、すごく大切なんだそうで
村育ちの子供達はそれだけで、どこかでとても情緒的に満たされるので
よその子供にも普通に優しくできるのかもしれないな、と思います。
(そうやって育ったうちの3人がだからといってよその子たちにそんなに
面倒見が良くないのは、やはり私や主人がそうではないからなのかもしれないです)
子供時代、あまり自然に触れ合うこともできず、都内の満員電車にばかり乗っていた
私には、自然を身近に感じることができる、その贅沢さがとてもよく理解できます。
ストレスを感じなければ、不満は少なく、不満がなければ人に親切な気持ちに
なるのも簡単なことでしょうから、だからあの村の少年達はうちの息子達(ついでに変な
アジア人のおばさんの私にも)にいつも優しくしてくれたのかもしれませんね。

…なんだか、前回の話とは、全然違う話になってしまいましたが
村の少年達のことをいつか書いてみたいと思っていたので、今回はその話がメインに
なってしまいました。

良い経験をさせてもらえた当時の8年間でした。
あれ以来田舎暮らしが好きになった私です。。。
今では田舎どっぷり状態ですが…。
子供たちもすっかり田舎者になり、良いのか悪いのか、という感じです。
…といって他所の子に親切にするという村の最大の良い気質はいまいち
受け継いでいませんが…・
それでも健全に育ってくれれば、本当はそれが一番なんだろうな、
と思っています。。。。
そもそも何もない田舎では、人は健全になるくらいしかないということなのかも
しれませんね。とにかく馬の馬糞が道に落ちているくらいですから、健全さでは
ホント負けません。。。
とりあえず、ド田舎です。

S18.jpg
長男が小学校入学の日、バス停でD村の子供達がみんなで喜んでくれました。
うちの子も含めていかにもロ-カルな感じがする、みんなの雰囲気ではありますが、
本当に私の大事な記念写真の1枚です。肩ぐるまをしてもらっている
まん丸なお顔が長男で、ピタッとはりついて立っている小さい男の子が次男で
彼はちょうど幼稚園に行き始めたところでした。
S21.jpg
次男の時は、この日はちょうどバス停になんだか子供が少なく
(大きくなって働き始めた子もいて)、長男の幼馴染友達2人と記念写真でした。
この両側の2人と長男は幼稚園、小学校、ギムナジウムと
合計12年間という長い時間を同じクラスでも過ごしました。今でも大親友です。
左端の一番背の高いリッキ-はその頃はあかぬけない少年でしたが
(上の写真にも写っている彼は手前のメガネの男の子です)、今はなんと
ハンサムちゃんになり、身だしなみにも気を使う男の子になりました。
当時はゴミ箱から登場するような超自然児のとんでもない男の子でしたが…。
ゴミ箱から登場した彼を見た時には、うちの子供とつきあうのやめさせようかと
本当に考えたくらいでしたが、やめさせなくて良かったです。。。
(ただし1週間ほどはうちに出入り禁止にはしましたが…お風呂に入っていないん
じゃないかとなんとなく心配で…いかんせん三男が新生児だったものですから)
130520 034
そのリッキ-も今や甘いマスクの美形ティ-ンエイジャ-
今までつきあった女の子の数は知れずの、もてもてボ-イです。。。
女の子にも如才なく接することができます。

子供は成長します。
今リッキ-にゴミ箱事件のことを言えば、きっと彼は涼しい顔で
「え、なんのこと?」と答えることでしょうね。
彼は村の中でも特に健全な子で、心から信頼できます。。。
特に他人に親切とか、そんなことはないんですが、とにかく誠実さが
他の子供に比べて際立っています。正義感というよりは、常に飾らない
そのままの姿でいられる子供といえばいいんでしょうか。
人に対してというより、自分自身に対して正直というのは意外に難しい
ことなんではないでしょうか。
うちの主人は彼が小さい頃から、彼は法律家になるべきだと言ってました。
「誠実な肌」を持っているとドイツ語の言葉があるんですが、まさに
それを体現している少年だと感じます。でもかなりやんちゃですけれど。。。

自然の中で子供らしく伸びやかに成長した、彼のたくましさが好きです。
…いかんせん人を驚かせるために、ゴミ箱から登場!!! ですから…。
…最強でしょう?



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