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伽羅(他のSNSと合わせてマルゴママからハンドルネーム変更しました)

Author:伽羅(他のSNSと合わせてマルゴママからハンドルネーム変更しました)
ドイツ西部の片田舎でかれこれもう21年生活しています。

ドイツ人の夫と3人息子、そして一人娘のlovely猫クレオとそして雄猫シザーリオと共に、主にドイツの村での生活風景を気のむくまま綴っていきたいと思っています。

2020年、Youtubeも始めました!

【ドイツ片田舎】チャンネル  
です。

URLはこちらです!

↓↓↓
ドイツ癒やしの風景
https://youtube.com/playlistlist=PL5ratIrB_CIRLPqIpTMd2WiJUQwQ3ch0



近郊の街や村を歴史動画も混ぜながら、ご紹介していくつもりです。


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クリスマス中に食べたもの

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義両親が亡くなり、15年以上にわたりブリュッセルやブルージュにてクリスマスを過ごした楽しい日々はついになくなり、そもそも現在コロナのロックダウンで外食もできないので、この4日間毎日家に籠もっての食事となりましたが、ドイツではクリスマスにどんなものを食べているのかご興味のある方もいらっしゃるのかもと、今回は食事編です。
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オードブルは家から30分のベルギーのスーパーへ行くと、こんな便利なものが売っていて、オープンで焼くと
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こんな感じになり、アペリティフのおつまみになります。
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冷たいアペリティフのおつまみもこんな感じで、温かいもの冷たいものを同時に楽しむことができます。
アペリティフのおつまみはほぼ毎日この2種類にゴーダチーズやオリーブなどを食べてました。

次はオードブル、前菜ですが
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こちらは茹でたいんげんに、フォアグラとカニを混ぜたもの
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こちらはテリーヌ(洋梨味と鹿の味2種類)に玉ねぎのコンポートと酢漬けの小玉葱(赤と白の2種類)添え
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とても薄くて美味しそうなスモークサーモンとマスの燻製。

などなど

メインディッシュは
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主人が2日間かけて煮込んだジビエのいのししシチュー、セロリ入りのマッシュポテト、洋梨のコンポート(赤い実のクランベリージャムを入れバターとシナモンを混ぜたものをトッピングしてオ-プンで焼いたもの)、たくさんの種類のきのこのバタ-炒めでしたが、見た目は少し悪いのですが絶品でした。
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これはシャトーブリアンにチコリのバター炒めとクロケット。シャトーブリアンは両面を焼いた後、オープンで焼くと、中が赤いまるでローストビーフのようなステ-キが完成して、もともと柔らかいシャトーブリアンをますます柔らかく食べられます。
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舌平目の小エビとランゴスティンソース和えにコリアンダー味のちょっと辛い小さいポテトというのも美味しかったです。

ほとんど主人が料理したので、私と息子達3人は食べているだけの4日間でした。
その他、サラダ、たくさんのフランスチ-ズ、デザ-トは色々なフル-ツのシャ-ベットと毎日幸せでした。
最高なのは自分はほとんど作ることもせず済んだ、ということが一番でしたが…。

でも今回特に私がつまみ代わりに食べていた、いちじくのブルサン(クリームチーズ)はめちゃくちゃ美味しかったです。
ブルサンて日本でも売っていますが、こちらで買う3倍位はして日本だと高いのですが、ドイツとかベルギーでは2~3Euroくらいで買えます。
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ですがさすがに私も主人に多少は悪いかと、ケーキくらいは作ることにしてりんごとバナナとシナモンのケーキを作り、アイスケーキ(バニラとチョコ味の)と並べてデザートで出しましたが、家族全員フルーツ4種類シャーベットの方がお気に入りのようでした(ノД`)シクシク。
この並べ方もひどいですよね…全く美的センスの欠片もない私です…。

家にこもりっきりで食べてばかりだったので、2キロくらいは太ったであろう、美味しいクリスマスの数日でした。

皆さんのクリスマスはいかがでしたか?




Youtube 第11弾「聖なるケルン✠ロマンチック夜景」ロックダウン前夜


【ドイツ片田舎】チャンネル∽ぶらり街歩き✠聖なるケルン✠ロマンチック夜景ーロックダウン直前編

今回はロマンチック夜景編です。
クリスマスのこの時期に美しいドイツのケルン夜景をお楽しみ下さい。
展望台からの夜のケルンの眺めは絶景です。

コロナが落ち着いたら是非ケルンにも遊びに来て下さい~♬






最大手新聞-事実歪曲ニュ-スの謎

先週日曜日に日本の友人が朝日新聞の一面記事に載ったというニュ-スをLineで送ってきてくれました。

題名は「コロナが暴いた『奴隷制』 安い肉の裏で苦しむ移民たち」というものですが、これはドイツのTönnies の Westfälischen という会社で起こった労働者のコロナ集団感染が発覚した事件で、劣悪な環境のもとに働いていた外国人労働者達が次々とコロナに感染していたというものでした。

コロナ感染テストを受けた約6,100人の従業員のうちの1,766人が感染していたということで、その劣悪な労働者たちの生活環境が発覚し、工場は1ヶ月営業停止されましたが、その後再び営業、ということで今年の夏くらいには一旦かたが着いたように思っていた事件だったので、そんな話が半年も経って新聞の一面記事になったことに、まず驚いたのですが、本当にびっくりしたのはその件ではなく、題名にある
「苦しむ移民達」というものでした。

ドイツのニュ-スではこの外国人労働者のことを、一度ですら移民とは書いていないはずです。
どの記事も『Gastarbeiter 出稼ぎ外国人労働者』と書いてあり、『Migrant ( Einwanderer) 移民』とは書いていないのです。

日本にいる皆さんにはピンとこないかもしれませんが、ドイツ(多分欧米と諸外国全て)ではこの『移民』と『出稼ぎ外国人労働者』という2つの言葉には実は大変大きな違いがあります。
『移民』とは外国籍ながらもドイツに定住していて、最終的には永住ピザも発行され、仕事も見つけられます、というか仕事が見つかるようにドイツ側の支援があります。

(ちなみに2015年から有名になった『難民』という言葉ですが、『難民』の方達も仕事ができれば、移民に移行していきます。)

一方、『外国人季節労働者』はある一定の忙しい時期のみ、他国からドイツへ労働に来る人達です。

今年はコロナ禍で白アスパラを収穫する手伝いをしにきてくれる東欧からの季節労働者をドイツへ入国させられないため、どうやって繊細な白アスパラを収穫すればいいのだ、と夏前には問題になっていたくらい、ドイツでは色々な重労働を外国の季節労働者に頼っているわけです。

戦後、有名なのが炭鉱の仕事で多くはトルコ人、イタリア人ですが、当時は日本からの出稼ぎ労働者の方もいたと聞きます。

それで今回問題になったこの海外出稼ぎ労働者の場合、仲介下請け業者が入るために、数々の問題があり、特に今回の食肉加工会社テニエスの工場で働いていた出稼ぎ労働者の環境がそれは劣悪だったと「コロナが招いた奴隷制」と記事のタイトルになっているのは事実なのですが、この記事に
「独西部レーダウィーデンブリュックにある食肉加工会社テニエスの工場で今年6月、1400人超が次々と新型コロナウイルスに感染した。従業員約7400人のうち、3分の2がルーマニアやブルガリア、ポーランドなど中東欧を中心とした移民だ。」と書かれていて、もしかしたら確かに何割かの移民の労働者がいた可能性はありますが、でもこの劣悪な環境で働いていたのは移民ではなく、100パ-セント外国人出稼ぎ労働者だったと断言できるので、この記事は全く間違っています。

その根拠ですが、
ドイツにおいて、移民はドイツ国民と同じ条件のもと働くよう(環境、社会福祉、給与体制、休暇)法律で決まっているからです。

この法律を破る会社などあるわけがありません。なぜならこういった人権に関わる『法律違反』をドイツ労働局は厳しく見張っているので、発覚すれば自分の会社の命取りになるからです。この手の罰則はものすごく厳しいです。

なので、この件は『移民』である労働者に起こった出来事ではないということは、多分ドイツ人のみならず欧州では認識されていますし、ドイツ国内であれば、小学生くらいの子供でも知っているような常識の範囲内の話なのです。

その上、この朝日新聞の記事によると従業員7,400人のうちの3分の2、つまり4,890人くらいが移民だと言っているわけですよね?
数人ならいざ知らず、約5千人の移民従業員に起こった話であれば、もう少し発覚も早かったはずでしょう。
なぜなら、移民だったら迷わずどこかしかるべき場所へさっさと公表したに違いないからです。移民なら隠す必要もなく、自分達の待遇を公表すれば速攻で改善されるとわかっているのが常識なのです

今回なぜ発覚が遅れたかと言えば、あるいは長年に渡って知られなかったのかと言えば、これは出稼ぎ労働者の場合、仲介業者が勝手に労働条件を取り決め、国がそれを全く把握できていなかったことにあります。

助けようとする支援者がいても、本人達が公表してほしくない、と思っていた可能性もあります。

そもそも自分達がどうしてもドイツで働きたくて、そのためには劣悪な状況でも構わない、と本人達が秘密裏にして働かせてくれ、と願っているのだとしたら、政府はどうやってその実態を全て把握できるというのでしょうか。悪い仲介業者が間に入り、多分会社もわかってしていたことだとは言え、それをまるでドイツ社会の全体の問題のように極論付けているこの記事は何か裏があるとしか思えません。

またこの記事では「カトリック教会のペ-タ-・コッセン神父は9年前に同地に移り、移民労働者の実態を知り、低賃金で長時間、劣悪な環境での改善を訴えてきた」とありましたが、
ドイツの記事ではそのペ-タ-・コッセン神父は『出稼ぎ労働者』のために長年戦ってきた、と書いてあるものの、一言も『移民』とは書いてありませんよ。

Theologe Peter Kossen , der aus Vechta stammt und die die Arbeits- und Wohnbedingungen von Werkvertrags- und Leiharbeitern seit Jahren beklagt.
(日本語訳・ヴェクタ出身で、契約労働者と臨時労働者の労働条件と生活条件について何年も問題提起をしてきたを神学者ペーター・コッセン
https://www.ndr.de/nachrichten/niedersachsen/Fleischbranche-haelt-Werkvertragsverbot-fuer-verfassungswidrig,werkvertraege166.html より)

このように書かれているのです。
ここでの契約労働者と臨時労働者とは『移民』ではなくて『出稼ぎ労働者』のことですよ。


しかしながら、私はこの記事の単語の訳し間違いを指摘したくて、これほど長々とまるで意地悪小姑のように説明しているわけではありません。
そうではなくて、これが誤訳された記事なので、指摘しているわけです。


ドイツにおいて

『移民』とは社会的にも保障的にもドイツ人と同じ恩恵を受けられ、最終的にはドイツの国籍を取得することも可能な人達で、

『出稼ぎ労働者』とは一定の期間だけドイツで仕事をする立場的には完全に外国人であり、全く意味が違うのです。

戦後移民の人達が移民となってドイツに住みついたことにより、ドイツは現在2世、3世のトルコ人、イタリア人が多いというわけなのです。なので『出稼ぎ労働者』が『移民』になるということもあります。

例えば今回コロナのワクチンを開発したのはもともとドイツの独バイオ医薬ビオンテックという会社でしたが、その開発者のサヒン教授の父は実際トルコ人の『Gastarbeiter 出稼ぎ労働者』でしたしね、お金を貯めて頑張ればそのまま移民としてドイツに移住することは可能なわけです。
(米製薬大手ファイザーの大量受注を依頼したためビオンテックの名前はほとんど使われていませんが、実際にこの薬を開発したのはサヒン教授です)


それで本当に考えましたね。なぜ朝日新聞がこんな6月の半年も前のニュ-スで、誤訳まである記事をわざわざ一面記事に持ってきたのか。

たどり着いたのがこの4つの可能性でした。

1.ドイツ政府に対して悪意ある報道をしたかった(世界どこでも酷いことはあるよ、という印象作り)
2.何か他に隠したい記事があり、これを1面に出すことによって読者の気を逸らしたかった
3.ただの誤訳
4.日本では『移民』という定義はなくて、実際には『出稼ぎ労働者』を『移民』とまとめて呼んでいるため、日本の言い方に合わせた

4.という可能性もありそうですが、しかしこれを逆にドイツ語に直訳されて世界に出たら、日本はこの記事のせいで相当恥ずかしいですよ、『移民』も『出稼ぎ労働者』の区別もできないのか、と思われます。

在独50年という大先輩方、また通訳が専門の日本人の友人達何人もと話しましたが、「なぜこんな間違いを新聞に書く」とみんな憤りを感じていました。
これを話すと、私の周りのドイツ人はただ呆れていました。
仲良しの東欧人の友人も、そう、これまた呆れるしかない様子でした…。


…と頭の中でぐるぐる考えていたら、ふと仰天理由がふっと湧いてでてきたんです!

これはもしかして、もしかのもしかなんですが、

5.朝日新聞に他意はなく、実は本当に『移民』も『出稼ぎ労働者』の区別ができていなかった

とか???

…いや、いや、いや、そんな馬鹿なことが日本最大手の新聞社にあるわけないですよね。

ですが、もしドイツ人や世界のこの記事が知れ渡り、という可能性もあることを思えば、5番みたいな理由でもなければ、こんな誤訳記事を載せるだろうかとも思ったりし始めたわけなんです。

だいたい私自身もしドイツの友人に聞かれたら、一体何番を理由にすれば良いのでしょうか、本当に悩みます。

あと、ちなみにこの新聞が出た、3日後の12月16日ですが、ドイツでは新しい法律ができ、1月1日から執行されることが決定しました。仲介業者を通しての契約での出稼ぎ労働者の精肉会社での労働が禁止になったとか。
よって1月からは労働者達は仲介を通さずTönniesグループと直接労働契約を取り交わさなければいけなくなったそうです。これなら労働局も実態を管理できるようになりますね。

発覚から半年とは、速攻で法改正をしたドイツでした。

朝日新聞さんにはできればそこまで書いて記事にしてほしかったですね。


さて読んでいただいた方、1から5までで、一体どれが正解と思われるか、あるいは他に真相をご存じの方がいらっしゃれば、御連絡お待ちしています。
とっても助かります。
どうかよろしくお願い致します!






まとめ 離婚しても2人の合計年金金額の半分を貰えるドイツ

先日、「お母さん年金」について書きましたら、日本の方から、ではもしドイツで夫婦が離婚した場合には、将来貰える年金はどうなりますか、と質問があったので、私も興味がありそれについて調べてみました。

ドイツでは離婚をしたければ、まず1年間の別居生活を送らなければ認められないそうなのですが、本格的に離婚をする際には、最初に金銭的な面で具体的な話し合いをしなければならず、それが決着しないとそもそも離婚もできないようです。
その上、この金銭面での話し合いがややこしく本格的なので、離婚する場合は弁護士さんが必ず必要になり、二人だけの役所申請とかでは離婚すらできないのだとか。

まず財産に関しては、結婚後に二人で買った不動産は全く半分に分けられるようです。これはどちらに落ち度があったかは全く問題にもされません。
ドイツの離婚は、「落ち度」で争うわけではないようです。

そうなのです、これが日本とは多分大きく違う点かと思いますが、ドイツの場合は例えどちらかの不義密通(古くさい言葉ですみません)で離婚することになったとしても、そのせいで浮気をした旦那が悪いとか、不倫をした奥さんが悪いとかそんなことが問われるということは全くないということなのです。

よって普通は慰謝料も発生しませんが、ただし年金を分ける計算をするのに1年くらいかかるので、それが嫌で一刻も早く離婚したい(でも最低1年以上の別居生活だけは必ず必要)というような特別な事情などがある場合は、年金半分の代わりに、毎月の生活費を慰謝料のように払うというような事も場合によってはできるようです。

このような慰謝料については希望があれば、また任意で協議できるようです。

ではまずは大きな財産分与からですが、これは結婚時の財産と離婚時の財産から計算され、結婚した後に購入した不動産(その他土地や証券、保険、貯金、贅沢品など全て)は、例え不倫して他の男性の元へ勝手に出ていった奥さんへもほぼ半分に分割されます。ほぼ、と書いたのは、この計算は少しややこしいようで、
「夫婦間の財産の差額を2等分にし、最終的に残った財産が多い配偶者がその半分を相手に支払う」というように計算するのだそうです。

養育費に関しては、ドイツも北欧に似て「男女平等」の意識が強いので、これは父親、母親に関係なく、経済力の強いほうが弱い方に払い続けばければならないと判決がでるのが普通です。バリバリのキャリアウ-マンでご主人以上に経済力がある場合は、例えご主人の浮気が原因で離婚しても、別れた主人に経済力がなく子供が主人の方へ行くことが決まった場合はお金持ちの奥さんが養育費を払い続けなければならないでしょう。
もちろん逆もしかりで、何度も言いますが奥さんの浮気が原因での離婚でも、ご主人の方の稼ぎが多ければ、もちろん離婚後も子供が奥さん側へ行くと仮定した場合は、ご主人から奥さんへの子供の養育費は払われることになります。
これは子供が学業をしている間(大学生まで)支払い義務があるようです。

これは例えばなんですが、私の身近で起こった話をさせてもらいます。

主人の知り合いや、うちのご近所さんのドイツ人で、偶然2人共開業医の歯医者さんなのですが、奥さんの浮気が原因での離婚だったというのに、結局身ぐるみ剥がされるようにお金を渡さなければならなくて、そのうちの一人はなまじ資産のある開業医だったせいなのかどうなのか、莫大な支払いが生じて、最終的には彼の医院も潰れてしまったというケ-スもありました。
持ち家の資産価値までを計算して分けて払わなければならなくなるなら、そういうこともあるのかもしれないですが、彼の場合は本当に気の毒でした。

彼は離婚後若い奥さんをもらうのですが、その奥さんのお金遣いの粗さがトドメを指し、彼は持ち家も無くし、現在では60歳間近になって開業医から、他の経営者のいる歯科医にて雇われ歯科医になりました。
私のような専業主婦並に稼ぎしかない女性には有り難いと言えばいいのか、しかし正直なんと言えば良いのか言葉を失くします。
でも先程も言ったように、反対に自分が資産家の立場であるなら自分にも返ってくる、まあ、なんとも厳しい法律ではあります。
弱者を守るようにできているということなのでしょうけれど、これでは資産家はおちおち結婚もできなくなるのでは、と思いませんか?

でもこれには抜け道があって、結婚する際に誓約書を作成し、約束したことなど(例えばいつか離婚する時が来ても、この不動産に関して請求しませんというような)があれば、離婚する時にそこまで身ぐるみ剥がされるようにはならないそうで、資産家は大抵こういう契約書を交わして結婚するのではないかと思われます。

なんだかずいぶん味気ない結婚のように思われるかもしれませんが、離婚理由は関係なく、お金のある方がない方に支払わなければならない、ということがこれほど徹底されていれば、誓約書を作りたくなる気持ちもわかりますよね。
あるいはそもそも籍も入れたくない、というセレブ同士の結婚も多いので、これはドイツだけではなく、欧米では多くの国がこのような法律なのかもしれないです。

さて、そしてこれが今回質問された年金に関してですが、年金は完全に半分ずつ、になるようです。

例えば、
ご主人の年金   2500 Euro÷2  1250 Euro
奥さんの年金    500 Euro ÷2  250 Euro 


このように両方の分を共に2で割ります。
そして、 1250 Euro+ 250 Euro 合計 1500 Euro
で、どちらも将来受け取る年金は、このようにきっちり半分ずつということになるそうです。例ということで2つの年金だけ書きましたが、自分で払うリースター年金など、自分名義のプライベートの年金保険なども全部半分2等分にさせられるようです。

これは素晴らしいですね。私も知りませんでした。

ただし結婚期間を基にした計算になるので、例えば結婚5年で破局した場合に、でも男性は離婚後も働き続け年金を納め、奥さんは無職のまま年金者になった場合は、もちろん5年間分のみ計算されて受給ということになるのだそうです。

ですがドイツは離婚大国で2016年の離婚率は39,6%(これより最新のものはまだ出ていませんが、例えば2011年は49,7%もあったそうです)ということで、もし半分近くの夫婦が仮に離婚した場合は貧困な老人が増えるということにもなりませんかね、どうなのでしょうか。
ですがやはり経済力のない方が守られるという鉄の規則なので、経済力のない私のような人にはむしろ得なのでしょうね。

それから少し先の話になりますが、ではもしその離婚した主人が先に亡くなった場合は、今まで半分の1500Euroを貰っていた奥さんへの年金は消滅するのか、と言えば、もちろんそんなことはなくて、元主人が亡くなったら、離婚時に半分と約束した年金に関しては計算も終わり、既にかたが付いているということで、元奥さんは死ぬまで問題なく受給されるのだそうです。年金は主人の貯金から出るわけではなく、国から貰うわけですから、元主人が亡くなったら、「はい終わり!」なんてことにはならないということでしょう。

この計算自体も1年位かかるときもあるようですし、離婚時に裁判所がそのように計算したものは、後から変更になり、しかもなくなるなんてことはどうやら有り得ないようです。


しかし万が一、その前の夫が突然亡くなり、今まで1500Euroしか貰っていなかった奥さんが、その前の主人が受け取っていた1500 Euroを今度は自分が引き続き貰い、合計分の3000 Euroにできるかと言えば、それはどうなのでしょうか。
皆さんどう思われますか?
これは私も調べました。色々な知り合いにも聞きました。

でも現在聞いた範囲では、離婚の際にそれは決定される事柄なので、後になってから金額に変更があったりはしない、ということでした。
亡くなってしまえば、その亡くなられた方の分はそれで終わり、という意見が多かったので、今の所はこれにて結果とさせていただきます。

よってTwitterで私が「別れた主人が亡くなった場合、申請すれば、現在の年金プラス亡くなった主人の年金も受給されるようになり、元主人の死によって貰える金額も増えるかもしれない」と書いたのは完全にガセネタだったことをこちらにてお詫び致します。

勘違いした理由はドイツの弁護士さんが、自分に依頼すればこんなことも可能であるというような宣伝をネットに載せているのをちらっと読んだせいなのですが、ほとんどの人のケ-スに当てはまるわけではないようで、多分ごく一部では(仮にそもそも本当は自分の年金分が多かったというような場合とか他にも条件があるのだと思いますが)多少年金のポイントとして取り戻すようなことは可能かもしれません。ですが確信が持てず、と言って、主人にこの情報の確認を取るために聞いたりして、なんのことかと主人をびっくりさせるわけにもいかないので、今のところのこの話のまとめとしては、

離婚後に元主人が亡くなったら、その主人本人が貰っていた年金は消滅、でも離婚時に半分と決定された年金に関しては、元奥さんは当然死ぬまで問題なく受給される、ということだけは今現在の法律では100パ-セント間違いない結果であるとお伝えさせていただきます。

以上、今回は離婚した際のドイツの年金の受給についてでした。




Youtube 第11弾 「デュッセルドルフ-美しい聖ランベルトゥス教会」


今回のYoutube 【ドイツ片田舎】チャンネル∽ぶらり街歩きは✠ロックダウン編第2弾✠デュッセルドルフー美しい聖ランベルトゥス教会です。



こちら11月中旬に撮った動画になりますが、当時は部分的ロックダウンでした。
ドイツは明日からハ-ドロックダウンへ移行しますので、もう街を歩くこともしないほうが良いのですが、ソフトロックダン中のこのときでさえ街にもライン川沿いにもほとんど人はいませんでした。

当時教会は祈りを捧げるためか、ミサのためなら入ってよし、という事で、この日は殊勝にも私も祈りを捧げに入ったわけなんですが、教会のあまりの美しさに、ついたくさん動画も写真も撮ってしまいました。
奥ではミサが行われていたので、息子三人を連れていっていたら、そんなところで写真を撮るな、不敬虔もはなはだしい、とさぞや怒られたことでしょう、いなくてよかったです。

祈ることも忘れ、美しさにボ-っとしてしまいました。
祈るよりもシャターをきっていた時間のほうが長くなってしまったのは、先日こちらでも書いたとおりです。

人がほとんどいなかったせいなのか、ちょうど朝の光が教会を照らしていたからなのか、よくわからないのですが、今まで見た中で一番美しい聖ランベルトュス教会で、三島由紀夫さんの「豊饒の海」の中の
「美のまた次が美だなどということがあるのだろうか」というような一文が頭の中を回ってしまった日でした。

あの美しさを私の素人撮影、安いカメラなどで体現できているとは思いませんが、おおよその雰囲気を体感いただけますと大変嬉しいです。





ドイツ 「お母さん年金」についてまとめ


先日年金の話で「お母さん年金 (Mütterrente) 」というのがあると書いたのですが、もう少し書き足すことにしました。
実は「お母さん年金」とは単純に子育て期間だけ加算されるわけではなくて、その申し込みの際に市役所の人と話す際には、高校時代や大学時代の証明書の提示を求められます。

最初は単に形式上、経歴として見るためなのかと思っていたら、実はこの時期も年金に換算されるということなのです。
つまりそれらの書類があってもなくても実際には申請できますし、年金も受け取れますが、「子育てしている期間」+「職業訓練期間」+「仕事をしている期間」で計算されて最終的な年金額が変わってきます。
もちろんこの期間が長ければ長いほど年金の金額が増えるというわけなのです。

例えば私の場合は長男が8歳の時に三男が生まれたため、子育て期間自体が結構長く換算されることになりました。
例えば3人の子供を三つ子で産むよりも、あるいは年子で産むよりも、兄弟間の時間を開けて産んだほうが、子育て期間は時間的に長くなるので、「お母さん年金」という視点から考えれば多少は得になるということです。

ただ、双子とか三つ子とかの場合は、ドイツの場合もしかしたら他の控除や助成金などが出る可能性もありそうですが、そこのところは私には不明です。

またこの証明書はもちろん日本語だけでは駄目なので、卒業証明書は卒業校にお願いして英語のものを貰っておかねければなりません。
ドイツ語でなくても英語であれば問題なく受け付けてくれます。
そして高校3年生の1年間と大学時代の4年間は「職業訓練期間」として、その期間に換算してくれるので、この書類を提出することは私達にとって大変有利なことになるのです。

その申し込みの際、実は私は係の方に聞いたのですね、
「私が卒業したのはいずれも日本の学校で、ドイツでではありませんが…」と。
そして言われたのは
「それは何の問題もありません、ドイツであろうが外国であろうが、学校を出て職業に就けるように訓練した期間と見なされますよ。 だってそれはドイツにとっても良いことなのですからね」と…。

…あの時は、なんだか本当に感動しましたね。
でもドイツというのはこのようにとても公平で、全ての人に法律は平等であるべき、というような硬い意志が感じられる機会というのが非常に多いです、色々な局面においてそう思わされることがあります。


例えば昔の難民問題に戻りますが、2016年にドイツが難民と認定した数は50万人強だったそうですが、通常難民の人がドイツに馴染み、仕事も見つかればまず難民から移民に格上げされます。当時の私の知り合いがシリアから難民としてここに来て、元の職業であったお医者さんにすぐにドイツでもなったのは以前書いたことがありますが、自分の国の職業をそのまま続けることができるのです。
また移民になった場合はいつかはドイツ国籍を貰えるという可能性も大になってきます。それは珍しいケ-スではなく、頑張れば手が届く場所にある、難民の人、誰もが願うことのできる、ある意味ごく普通の目標なわけです。

そこまでたどり着くのは簡単ではないにしろ、その無職の間は最低の衣食住は支給されます。ドイツ語習得のための勉強などは当然無料です。豊かな支援ではないかもしれませんが、人間として尊厳を保てる範囲での支援ができるよう、ドイツは誠心誠意努めていますし、多くのドイツ人もそのことに対して文句を言うのは人間としての品性が許さないので、反対のデモなどをしたのは最初の頃は本当にごく一部の人達だったと思います。

それでも2017年くらいから徐々にメルケルさんへの風当たりが強くなり、大規模での「難民受け入れ大反対」運動も出てきますが、でも数をご覧ください。
仮に50万人ではなくて、日本のように100人強(2016年の難民認定数は日本では125人だったそうです)の難民受け入れであれば、ドイツでは何の問題もなく、国民の反対もなく、「難民の皆様 よくいらっしゃいました! Willkommenようこそ!」という状態のまま終わった話だったことでしょう。実際最初の頃はミュンヘンに着く難民の人達を、このようにドイツ人がたくさん旗を持って駅で出迎えていましたしね。

いかんせん、とんでない数の桁の話でしたから、無理があったのは事実かもしれませんね。

…で、先程の「お母さん年金」の話に戻りますが、そういうわけでもちろん難民の方も該当するはずです。
そのために届けを出しさえすれば、ドイツに住んでいる人は全員該当者でドイツ人である必要はなく、外国人でも全く関係ないはずです。

なぜなら私自身もここでは外国人ですからよく知っているわけです。

「お母さん年金」だけではなく、日本国籍のまま、私もいつもドイツ人と全く同じ恩恵を受けられています。確かに夫はドイツ人ではありますが、そんなことはそもそもそも聞かれもしませんでしたしね。
なので、外国人の私が受けられる恩恵を、やはり外国人でも難民だからという理由で、それに該当しないということは有り得ないと思います。

ただし、1つだけ、この「お母さん年金」は子育てをドイツ国内でしていること、が条件になります。

実際うちの長男は日本で生まれ、1歳半でドイツへ来ました。
なので、長男の場合は1年半の「子育て期間」は外されています。
ドイツで子育てして、ドイツ人(にならなくてもいつかドイツ人になるかもしれない子)を育てている、というのがこの年金制度の条件で、また作られた1つの理由なのでしょうね。

老後の年金の少ない可哀想な女性を少しでも減らすためというのはもちろんですが、少子化対策として、子育てするお母さんに還元しなければ子供が増えることはない、と理解し作った年金制度だったのではないでしょうか。この制度が適用されるのは1992年以降に生まれた子供の子育てに対して、ということなので、それ以前はまた少し違う(あまり良くはない)条件だったようです。

ということで、長くなりましたが、私が知っている範囲でのドイツ「お母さん年金」まとめでした!



日本にある第3号被保険者の年金がすごい!

昨日のブログで世界の年金システムのランキングをお見せしましたが、そうしたら今一時帰国している日本人の友人が
「でも日本には『第3号被保険者の年金』というのがあるわよ」と、教えてくれました。

海外在住で知らない方のために(私ももちろん知らなかったのですが)説明すると、これは専業主婦のための年金で、

「国民年金の加入者のうち、厚生年金、共済組合に加入している第2号被保険者に扶養されている20歳以上60歳未満の配偶者(年収が130万円未満の人)を第3号被保険者といいます。 保険料は、配偶者が加入している厚生年金や共済組合が一括して負担しますので、個別に納める必要はありません。」とのこと。

だいたい年間に80万円くらい貰えるようです。


というもので、ご主人のお給料からまとめて支払われ、年金を受ける時には専業主婦だった奥さんもそれ相応な年金額を貰える仕組みだということです。奥さんは全く年金を支払っていないにもかかわらず、老後は自分の年金も入るという素晴らしい制度なんだそうです。

友人は普段はドイツ在住なので「こんな年金がドイツにもあったらどんなに良いことか」と嘆いていましたが、確かにドイツにはこんな素晴らしい専業主婦年金はありません。

私もほぼ長年専業主婦時代で生きて来たので、よく知っていますが、ドイツには「お母さん年金」というのは確かにあります。
これは子育て時代を老後年金として労ってくれる制度のようで、子供が多ければ多いほど、またその子供達の年の間隔がひらけばひらくほど、金額が高くなるようになっています。
なので果たしてたった一人の子供でも貰えるのかは不明です。

ですが私の場合は3人の子供、その上長男と三男の年の差が8歳なので、結構長い間子育て中と判断されましたが、それでも現在決まっている金額は月に300Euroくらいから多ければ500Euroくらいまでしか貰えないようです。この金額はその時代の物価によって変わるらしいのでこのように開きがあります。

正直、子供を産んだくらいで、年金をくれるドイツはなんて素晴らしいのだろうと感動していましたが、日本なら主婦をしていただけで貰える上に、金額も高いなら、それに越したことはないではないですか。


そのように考えると昨日の表の元になった「マーサーCFA協会」の指数は果たしてその点も加味した上での指数なのか疑問に思えてきたのです。

このように専業主婦に優しい国はもしや日本だけではないのだろうか、だって北欧などは共働きが当然な国で変な意味でも男女平等が徹底していますよね、オランダもそんな感じがします。超合理的で凄くあっさりしている(ように見える)あそこらへんの国の人達はそんなことは考えたりもしないような気がします。あとアラブやイスラムの国は反対に女性蔑視が強そうなので、そんな考えにはいたらない気がするんです。
ドイツでも聞いたことがないし、ウ-ム、一体どこにあるんだろう、他の国にはないんじゃないかなぁ?
…と考えていたら偶然見つけました!!


第3号被保険者制度 - mini
https://www.mhlw.go.jp/shingi/0112/s1214-4e3.html より


このアメリカとイギリスの表は見にくくて恐縮なんですが、2008年のものではありますが配偶者給付額のみ比べると

基礎年金(月額)  日本    67,017円
            アメリカ  62,992円
            イギリス  34,740円


と、このような感じのようです。ただ「イギリスは、1999年から2010年にかけて付加年金の給付率を減額中」とのことなので2020年の現在はどのような状態であるかは、すみません、実ははっきりわかりません。


2008年の話と少し古い資料なのですが、少なくともアメリカとイギリスには日本にある第3号被保険者制度に近いものがあるようなので、そう考えると「マーサーCFA協会」の指数はやはりその点も加味した上での指数だった可能性が大きいと思いました。

そのそもこの「マーサーCFA協会」というのは
「全世界約25,000名のスタッフが44ヵ国をベースに、130ヵ国以上でクライアント企業と共に多様な課題に取り組み、最適なソリューションを総合的に提供しています。マーシュ&マクレナン(NYSE:MMC)グループの一員として、日本においては40年以上の豊富な実績とグローバル・ネットワークを活かし、あらゆる業種の企業・公共団体に対するサービス支援を行っています。」
https://www.mercer.co.jp/newsroom/2020-global-pension-index.html#

とのことで、それ程世界を知らない、日本を知らない団体とは到底思えないという気がします。


しかし、自分で払っていない専業主婦に年金だなんて、という考え方にはならないで欲しいですね。
奥さんが家にいてこそご主人も外で仕事に集中できるはずですし、日本はそのように考えたからこういう年金制度を作ったのでしょう。


そう考えると、そんな風な考え方ができる日本の年金制度も本当は素晴らしいですね!!







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