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プロフィ-ル

マルゴママ

Author:マルゴママ
ドイツ北西部の片田舎でかれこれもう20年生活しています。
ドイツ人の夫と3人息子、そして一人娘(?!)の猫クレオとそして雄猫シザ-リオと共に、ドイツの子供の学校と大学生活、ドイツサッカ-もたまに、空手や他のスポーツ、またドイツの村での生活風景を気のむくまま綴っていきたいと思っています。
 


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現在のトルコの状況と、私の仕事の件

今日は10日ぶりに仕事へ行きました。

昨年、年末に知り合いが声をかけてくれてミニジョブでホテルと学生寮のオフィスワ-クをすることになりました。

ミニジョブとはなんのことだろうと思われるでしょうが、ドイツでは1ヶ月 450Euro までは主婦でも税金なしに仕事ができます。
日本では年間の給与が103万円を超えなければ、妻の所得税は課税されなくなり、もし妻の収入が103万円を超えたとしても、150万円以内であれば、夫側の収入から「配偶者特別控除」で引かれ、夫の税金が安くなるというシステムがあるかと思うのですが、ドイツでは1ヶ月上限が450Euroで、1ヶ月に1Euroでも超えると税金申告が必要になり、確定申告で主人の税金からお金が戻ってくるどころか、逆に高い税金をまた支払う羽目になったりするので、私にとってはちょうど良い副業と喜んでいました。

もともとエクセルなどを使う事務作業は大好きだし、声をかけてくれたのがもう5年来は知っている主人の知り合いの学生K君で、彼自身もう数年この学生寮に住みながら、働いていたうちにここで責任者となったとのこと。
そもそも学生寮が3軒あって、4軒目をホテルとしてオ-プンしたのが昨年10月、スタッフを探していた時に私のことを思い出して声をかけてくれたのだとか、親切なK君なのでした。

そのK君はトルコ人(ホテルのオ-ナ-もお金持ちトルコ人)なのですが、私は彼に初めて会った時には彼は本当にトルコ人なのかと内心びっくりした。
そもそもうちの隣のD町はトルコ人町とも異名を取るほどにトルコ人が多いのです。
なんせドイツ人よりトルコ人の方が大きい顔をして歩いていると言っても過言ではないほどトルコのお店もたくさんあります。

10年くらい前、うちの長男次男がとても頑張ってサッカ-をしていた時には、うちの町より大きいその隣のD町のサッカ-チ-ムに入っていて、たくさんのトルコ人の子供達と知り合いになりました。
でもその子供達や両親と、その学生だった当時21歳位のK君は全く違う雰囲気だったのです。

よく聞くと、彼の両親は2人共トルコのアンカラで公務員として働いていて裕福な両親に大切に育てられた一人っ子のお坊ちゃまで、中学高校はイギリス系インタ-ナショナルスクールへ通っていたせいか、育ちの良いエレガントな雰囲気が漂っているのも、なるほどやはり裕福に育ったせいかと思いました。
また主人曰く、K君はものすごくきれいなブリティッシュ英語を話すとのこと。

一方、隣のD町のトルコ人達は出稼ぎ労働者の2世や3世家族であり、例え今は裕福になっていたとしても、もともとの醸し出す雰囲気がそもそも違うのは当然だったのでしょうか。

…で、結論から言うと、この4ヶ月の間は時々行って楽しく働いていたのですが、今日の話で5月以降は給料を払うのが難しそうだし、仕事自体も今は全くないので長期にお休みということにしましょう、と言われました。

それでも仕事があってもなくても4月までの分は払ってくれるし、この状況が元に戻ればすぐに元通りになると約束もしてくれた。。

最初は少しショックだったのだが、実はトルコ人のお金持ちオ-ナ-はもっと大変らしいのです。
彼は大都市ケルンでもホテルを経営しているのだが、そのホテルが壊滅的な状態なんだとか。

ケルンの町は3月17日からのこの2週間、レストランもバ-もビ-ル屋さんも全部閉まっています。ドイツ国内の国際見本市は全て中止になり、外出制限令、外国からの観光客もいなくなり、そんなわけでケルンのホテルはもちろん全ての予約はキャンセルになったのだそうです。

私がK君の下で働いていたうちのJ町もオ-ナ-の物件4軒中1軒はホテルですが、そこも予約はこの10日間でもう1件もなくなったそうです。
あと3軒ある学生寮がなんとか頼みの綱ではありますが、今までの状況とは大きく変わってしまったのは仕方のないことでしょう。

だいたい、ミニジョブで働いていた私なんかより、責任者として働いて自分の生活費をまかなっていたK君、そしてお金持ちだったオ-ナ-は今後どうなるのでしょうか。

それに彼が一番心配なのはトルコにいる両親のことのようです。

なんでもK君の話では、エルドアン大統領は今回なんとニュ-スで国民にお金を寄付するように呼びかけたのだとか。
難民問題も重なり財政が圧迫して、トルコの国は財政危機で破綻しそうな状態ということで、大統領は国の銀行口座番号をテロップに流し、
「ここにお金を寄付して」と呼びかけているそうですが、
「政府が国民に財政で助かるのが普通だろう、なのにトルコでは政府が国民に助けてくれとお願いするなんて」とK君は怒っていました。
それはそうでしょう、ドイツはじめ欧州でも日本でもアメリカでもそんなことになったら国民は怒り狂うでしょうから、そう考えるとトルコも本当にかなり危ない状態なのかもしれないです。

K君はトルコへ帰るつもりはないので、あまりトルコの心配はしていないようですが、問題は両親なのです。両親は公務員としてお給料をもらっているし、公務員として余生は年金生活を始めるというプランだったわけです。
でも、もしもトルコが国として機能しなくなったら、その時もその年金が貰える保証はどこにもないといということになります。

新型コロナによって、破滅的な国はトルコだけだはなく、イランももう財政的には何もできないほどの状況らしいです。

フランスのマカロン大統領が
「フランスは目下、新コロナウイルスとの戦いで「戦時下」にある」と発表したのが3月12日でたった3週間前のことでした。
その時は多くの世界の人は「大げさな」と思ったことでしょう、実は私自身も少しそう思っていたんですから…。

でも、いくつかの国はもう本当に戦時下と変わらない程の打撃を受けているのです。

私もこの夏くらいまで、あるいはもっと長く働くことはできないのか、あるいはそもそもこの仕事場がなくなってしまうのかも、今はK君にもオ-ナ-にも誰にもわからない状況となってしまいました。


ある実験-地下鉄で中国人が差別されたら ベルギ-

もうかれこれ1ヶ月前になりますが、ベルギ-のある動画を見つけました。
1ヶ月も前の動画で、ご存じの方もいらっしゃるでしょうが一応こちらでも紹介させていただきます。

数日前のブログでも書いたものですが、5人の俳優-中国人の男性1人と女性2人、ベルギ-人の女性2人-によって実験された動画です。
もしも中国人が地下鉄に乗ってきて、そしてその3人をコロナウィルスと攻撃的に地下鉄から下車させる人がいたら、その人に対して他の乗客はどんな反応をするかという実験動画です。


ただこの動画が作られた頃は(多分2月10日前後)には感染者はフランスには11人、ベルギ-でも1人、死者もでていない頃でした。
なのでYoutubeのこの画面のコメントの最新の方を読むと、
「残念だけどもうヨ-ロッパには広まってしまったね」
「「ヨーロッパには死者は0名です!(これを企画した男性が最初に情熱的にそう説明しているので)」そうですね、それが始まりでした...」と最近のものには書かれています。

それでも1ヶ月前には少なくともたくさんの人に支持された動画でしたし、ベルギ-人の心のなかには今でもこのように差別には大反対である、と差別される人達に寄り添おうとする人達がたくさんいるのではないかと思うのです。
ナチスに対してレジスタンス活動をしていたグル-プに子供時代のオ-ドリ-・ヘップバ-ンが協力していたというのは有名な話ですが、その頃彼女が住んでいたのはオランダですが、ベルギ-、オランダ、フランスは伝統的にどこか差別に対抗しようという気持ちがあるのかもしれません。
ドイツも差別は根絶しようととても頑張っていますしね。
こんな風に公共機関で誰かを差別して追い出すのに賛成、というようなことにはならない、気骨のある人達は欧州にはそこそこいるのではないかなぁ、と思います。現在のイタリアやスペインでは正直今は中国人アジア人どころの騒ぎではないでしょうけれど…でも中国人が悪いわけではないというのも本当だと思います。病気が中国から来たと言って中国人が差別されるのは悲しいことです。


さて今回この動画をここにあげようと思ったのには理由があります。
時々日本に住んでいる友人から
「東洋人差別に気をつけて」というようなメッセ-ジが時々入るからです。

確かにそんなニュ-スも流れていますし、ある場所では確実にあることと思います。
それに現在は日本でも中国人だけではなく外国人全般に対して「日本に来てほしくないのに」と思うこともあるでしょうから、日本人の皆さんも気持ちはよくわかるのではないでしょうか。

ドイツでもデュッセルドルフやケルンのような大都市では実際にあるのかもしれませんが、私自身もアジア顔の息子たちもそのようなとても嫌な思いはしたことがないので、実は実感としてはないのです。
あ、でも三男は一度からかわれたとここで書きましたね、でもあれ一度きりです。
でもそれはここ町がとても田舎のせいなのかもしれません。
我が村は、ど田舎ですが町も人口3万人の町なんで人口も少ないんです。

ですが2週間前にケルンとボンの地下鉄に乗りましたが、わからないことがあり道行く人に尋ねると、嫌な顔ひとつせず、向こうから近寄って来て普通に教えてくれてたりしていたので、やはり実感なかったですね。

なので一応長男と次男に「アジア系って言われて嫌なことあった?」と聞くと
長男は
「みんなはそもそも自分のことが好きだから嫌な思いはしたことがない」と良い
次男は
「そもそも自分はカザフスタン人に間違われる方が多いからない」と言ってました。
カザフスタン人てアジアっぽくもあるし、なんか微妙な感じが次男ぽいですが…。

長くなりました。
ぜひ一度お目を通してみてください。

1ヶ月以上前の話だとしても、少し感動していただけるかと思います。




日本語訳が時々変ですし、ドイツ在住の方の場合は字幕がドイツ語になる可能性もあるので自動的に翻訳されているようですね。


ジョ-ク - 世界のHamsterkäufe買いだめ傾向

今日は先週ドイツの Whats App (LINEのようなもの)で流れてきた、少しクスっとできる(かもしれない?)ドイツのジョ-クをご紹介します。


世界の Hamsterkäufe 買いだめ傾向

USA : Medikamente & Waffe    アメリカ : 薬 と 銃
Italien : Zigaretten & Grappa    イタリア : タバコ と グラッパ(食後酒)
Frankreich: Kondome & Rotwein   フランス : 避妊具 と 赤ワイン
Holland: Haschishi & Käse      オランダ : ハシシ(大麻)と チ-ズ
Schottland: Whisky        スコットランド : ウィスキ-
Deuschland: Klopapier& Mehl      ドイツ : トイレットペ-パ- と 小麦粉

最後に Ich bin im falschen Land! と書かれているのでドイツ人が書いたもののようです。
この意味は「私、間違った国にいるわ」という意味なんですが、こんな非常事態に、どこでも同じ 「トイレットペ-パ- と 小麦粉」だなんてなんてつまらない国なんでしょう、と、いった感じでしょうか。

それにしても面白いのはオランダの"大麻"ですよね。
2週間くらい前、買いだめに走るオランダ人の様子をTVで見ましたけれど、本当にコ-ヒ-ショップ (Coffeeshop) に行列ができていましたよ。
皆さんも御存知のように、オランダではドラッグの一定の量の販売と所持が許可されているのですが、Coffeeshopというのは皆そこで合法的に麻薬を買うことができるという小売店です。
"チ-ズ"というのも頷けます。ドイツにもチ-ズはありますが、オランダ産のチ-ズというのは本当に特にすごく美味しいんです。

あとはフランスの"避妊具"ですね。
これはフランスで働いていたアルゼンチン人の女性に聞いたんですが、彼女はフランスで働くのは本当に大変と言ってました。
なんでも上司や同僚などからセクシャルな関係を求められることが多く、それをかわしながら職を続けるなければならなくてとても面倒だということでした。
フランスも思いの外セクハラが多いので「女性の人権!」など、よく運動しているのかもしれませんね。
あるいはその彼女が特に魅力的な女性だっただけなのでしょうか。


でもこの中で一番頷けるのはやはりアメリカの"銃"でしょう。
これは言わずもがな、ですよね。
"薬"も安い中国製に頼っていたのでしょうから、本当にアメリカも心配でしょう。

このジョ-クは友達に転送すると概ね好評で、皆、笑いマ-クをたくさんつけて返してくれます。

それで先日もここで出てきた、イギリス人、ロシア人、ドイツ人と私の四人のグル-プチャットに送り、送りついでに聞いてみました。
「あなた達の国はどうなの?」 と。

イギリス人の友人曰く、イギリスでは
「紅茶とクッキ-」とのことでした。

ロシアは「ウォッカ?」と3人で勝手に盛り上がっていたら、その可愛らしいロシア人のダンスの先生は少し気を悪くしつつも
「ううん、トイレットペ-パ-と蕎麦(カ-シャというロシアの名物)よ」と生真面目に反論してました。
彼女以外は私達はみんなおばさんですが、彼女だけはまだ20代中旬なので、初々しいのです。
なんでもロシアは蕎麦消費量が世界一なんだそうですね。

ついでにハンガリ-人の友人に聞くと
「小麦粉とイ-スト菌」(彼女も生真面目さん)

友人のル-マニア人のご主人は
「ツイカ(プラムの発酵と蒸溜によって造られたルーマニアの伝統的なアルコール飲料)」

ポ-ランド人の友人は
「人生のもう半分以上ドイツに住んでいるからもうわからない」

トルコ人
「ラク(「獅子の乳」と呼ばれるアルコール度数は45パーセントから50パーセントで、前菜と一緒に飲まれる食前酒)」

と、皆それぞれでしたが、私が聞いたのは、女性と男性半々で、ル-マニア人とトルコ人は男性だったので、お酒が出てきたのでしょう。
女性に聞いたらまた違った答えでしたでしょうし、逆にイギリス人、ロシア人、ハンガリ-人も違う答えになったかもしれません。

さて私達日本人はやはり「日本のお米とお醤油」になるでしょうか。
皆さんどう思われますか?

でもこれも本当は優等生的な答えでつまらないですね。
ドイツも最後のオチがドイツではなくて、外国人が自分の国を最後のオチに使う場合の答えなら、ドイツの買いだめは本当は「ビ-ルと黒パン」になったでしょう。

なので、もし日本を一番最後の持ってきて、このジョ-クのオチにする場合は
「日本 : 周りの人が買うものを見て自分も同じものを買う(周りに合わせるのが一番大事な社会だから)」とした方が、少しひねりが効いて面白くなるかもしれないですね。

暗いニュ-スが続く中、笑ってもいけないかもしれませんが、ドイツではどんな時もよくこんなジョ-クが誰かから必ずまわってきます。

コロナウィルスの悲しい話はよく聞く最近なので、今日は少し違うタイプの話にさせていただきました。

少しはクスッとしてもらえたら嬉しいです。



ドイツの感染者 約3万人に

今日はうちの町で学校が休校になって2週間目の月曜日でした。

主人以外は私と息子達と4人でうちにいたので、私もケ-キを作ったり、上の息子2人をつかまえて一緒に餃子を作ったりしていました。
うちの場合は子供たちだけで1回50個は軽く餃子がなくなるので、私は一度に100個は作って残ったものは冷凍にするので、一人で作っていると退屈すぎてつまらないし、餃子が大好物の息子たちに手伝わせることにしているのです。

それにして、こんな何もない生活がいつまで続くのでしょうか。
家にいてどこへも行かない生活に慣れきってしまったら、日常の慌ただしい生活に戻った時にすんなりその忙しさに適応できるか心配になってきます。

普段はサッカ-のトレ-ニングや試合がある長男、次男なんかは身体が戻るのに時間がかかることでしょう。
大学生の長男はともかく、怠け者の次男や三男は学校へ行かなくて良いという状態が続いたら、今まで勉強したことなんてすっかり忘れ果ててしまうのではないかしら。

しかし、思い起こせば今年は1月終わりはイギリスのブレグジットのニュ-スで持ち切りで、2月10日はOrkan Sabineという嵐がドイツを襲い大変でした。
でも本当は1月初旬には新型コロナの話は流れていたのでしょうけれど、ドイツでこの存在がはっきり認識され意識されたのは1月の終わりくらいからなのではないかと思います。1月27日に初の感染者が出たからです。
そんなわけで2月初旬には中国からのビジネスマンや観光客は激変したものの、欧州では感染者は各国20人以下という状態が長らく続いていたので、2月中はまだなんとなく「対岸の家事」という雰囲気でした。

2月には欧米で中国人はじめ、東洋人がこの件で差別を受けたり、暴力を受けたりしているというニュ-スが流れていたのもこの頃でしたが、2月の終わりに見たベルギ-の動画では、3人の中国人が地下鉄に乗ってきたらどうするか、という実験動画を見つけ、非常に感動したことを覚えています。
中国系の3人の俳優と、ベルギ-人の女優が演じたのですが、中国人の3人が地下鉄に乗ってくると、この2人の女優さんが
「コロナウィルス持ってるんでしょ、私達の国から出ていってよ!」と悪態をついて3人の中国人を地下鉄から無理やり追い出すのだ。
乗客は全くこれが芝居とは知らないので、どんな反応をするかという実験なのだが、「君たち降りる必要なんてないよ」と引き止める人がいたり、大抵はその中国人達が電車を降りた後にその女性2人に詰め寄って
「あなたにどんな権利があってあんな酷いことをできるのだ」という人達がすごく多くて、
「ひどい」と泣いてしまう人も出てきたり、見ていて、
「こんな状況で外国人をこうやって庇えるなんてベルギ-人てすごいんだな」と感動したりしていました。

でもそれが2月のこと、今からたった1ヶ月前のことでした。
この動画を見た頃は、「あぁ、自分も欧州で他の人からこんな風にされたら嫌だろうな」というような気持ちの方が大きかったくらいです。
その頃はまさかドイツのほうが日本より感染者が多くなる日がすぐ目の間に来ているとは思ってもいなかったのです。

それが

1月27日  感染者 1名   死者 0名
2月27日  感染者 21名   死者 0名
3月7日   感染者 639名   死者 0名
3月17日  感染者 6012名   死者 13名
3月23日の現在は 感染者 29,056名  死者 118名
(ただし快復者はそのうち422名) 

たった2ヶ月のことかと思えないほど、感染者の数の増加は信じられない程増えてしまいました。

ドイツでは先週だけで10万人も検査したらしいので、この数はある意味当然の結果なのかもしれないが、それにしてもこのように増加が続いたらどうなるのだろうと思ってしまいます。

外出禁止令が功を奏することを心から祈っています。




Quarantine ついにメルケル首相までが…

今日の夕方17時半、メルケル首相の発表がありました。
本日の14時に連邦議会が開かれ、ついにドイツでも全国的に外出禁止令が発令されたのです。

禁止令と書くと全く外出できないように思われるかもしれませんが、職場への通勤,緊急時ケア(託児,高齢者介護等),買い物,通院,試験や会議等重要な日程,個人でのスポーツ,屋外での新鮮な空気を吸うための運動や散歩などの外出は許されるとのこと。

レストランはやカフェはもちろん閉店ですが、マクドナルドなどドライブスル-で受け渡しができるのであればこれも問題ないそうです。
ただし美容室,マッサージ業,タトゥー業など,身体のケアに関わるサービス業は,すべて閉鎖とのこと。

また絶対にいけないのは、3人以上(2人までは大丈夫)で会ったり、道を歩いたりすることで、ただうちのように5人家族の場合、5人で散歩に出かけるのは基本的には許され、また私が友達と2人で散歩に行ってもなんのお咎めもないそうですが、買い物など閉鎖された空間へは最大2人まででしか一緒に行くことができないようです。
家族なら数人でも実際は大丈夫らしいですが、とにかく大人数での行動は極力控えるようにということだとか。
そして最も大事なことは公共空間において,他人との距離を必ず最低 1,5メートル,可能であれば 2メートル以上とることと強く発表していました。

またグループによるパーティーは,公共の場所でも自宅でも一切許容されることはなく、警察が取り締まり,違反行為には罰則が適用され、これらのことに違反すると最大 25,000Euro(日本円で270万円くらい)の罰金刑が課せられるか、場合によっては刑務所行きとなるとのことでした。

上記の措置は今から2週間適用される、ということで、想像していたよりはあまり厳しくない外出禁止令と言うことで少しほっとしたものの、我が州NRW州首相の16時45分の発表ではレストランなどは4月19日まで閉鎖のままだと言っていました。

またこれらの制限はルールであり、推奨事項ではないと、メルケル首相ははっきり言っていました。

ところがそうこうしているうちに、夜の19時近くになって、コロナ感染者との接触により、メルケル首相を quarantine・隔離する必要があると発表されたのです!

夕方に記者会見した後に、医者と連絡を取り、なんとその医者はコロナウイルス陽性であると報告されたそうで、メルケル首相は金曜日にその医師と接触があったということでした。

昨日のニュ-スでは
スペインのコロナ感染者の数は25,000人、死亡者は1,300人。
アメリカの感染者がドイツを追い抜き、25,000人に。
イタリアの死亡者は最高の793人になり、イタリアはすべての重要でない生産活動を閉鎖。

そして今日は
イタリアでは今日だけでまた651人の方が亡くなり、昨日の死亡に続いて今日が2番目に多い死亡者の数に。
(これにより、イタリアの新型コロナウイルスによる死亡数は5500人に増加、中国での死亡者3261人を超えてしまった唯一の国に)
スペインでは新たに約400人の新しいコロナ死亡者。
イギリスの感染者数は5018人から5683人に増加。

…と相変わらず凄い勢いで感染が広がっているヨ-ロッパでは、今回の発表自体は思ったより大変そうではなく安心したのもつかの間、なんとドイツの首相までも感染者との接触があったことが判明し、そんなわけでメルケルさんまで本当に感染していたらどうなるのだろうと心配になってきます。

ヨ-ロッパのみならず、トルコでは1000人の感染者が確認され、シリアでもついに一人感染者が出たとのこと。

そんな中、中東最大のアラブ首長国連邦の航空会社エミレーツ航空も全ての飛行機の運行を水曜日に終了すると新しいニュ-スも入ってきました。
アラブ首長国連邦での感染者が153人となり、恐ろしい勢いで今また世界中にこの新型コロナウィルスが広がり始めたようです。

「元に戻ることはない私達の生活」という意味

昨日実はイタリアのベネチアに住んでいる20年来の友人から電話がかかってきました。
彼女はポ-ランド人なのだが、ドイツ人の主人と共に会社を経営していたんです。
ところが2年前に経営していた会社を売り、彼と離婚して慰謝料もたっぷりもらい、
かねてからどうしても住みたかったベネチアにアパ-トを買って、仕事もしなくても一生暮らせる状態らしくて、一人で優雅に生活しています。

マンションという言葉がないので、アパ-トと書きましたが、ベネチアのアパ-トはもちろん東京都内のマンション並みに高いです。
室内が2階建てという広々としたアパ-トで、趣味の裁縫をしたり、ジムに通ったり、お芝居やコンサ-トへ行ったり、ボランティアで美術館で受付の手伝いをしたり、オランダで大学生に通っている一人息子とハワイへ3週間の旅行へ行ったりと、楽しそうな生活ぶりで、離婚した彼女をなんとなく心配していたので、そんな彼女の暮らしぶりを聞くのは本当に嬉しかったのです。

というのも、彼女は20年前私がこの村に来た時、私は2年くらいの長い時間をほぼ毎日彼女と過ごしていた時代があり、本当に大切な友人の一人だったからです。
毎日彼女と子供たちと共に散歩をし公園へ行き、ドイツ語を話せなかった私には唯一英語で意思の疎通ができる友人でもありました。
と言っても、私は英語も上手ではなかったので、彼女の話を聞いていることのほうが多く、でも彼女の魅力ある英語の話し方を毎日聞いたおかげで、それから私も英語を話せるようになったので、あの彼女との数年間は、英語を勉強させてもらった日々でもありました。彼女なしには英語は取得できていなかったかと思います。
それだけではなく、初めて聞く、色々な世界の話も聞いていてとても新鮮でした。

ドイツよりずっとずっと貧しかったポ-ランド時代、そしてドイツに来て大学まで卒業した話、大学でドイツ人の学生に外国人と罵られ、一時期アメリカへ行った話、アメリカの生活を経て、またドイツに戻りドイツ人の主人と会社を経営し始めた話…などなど、彼女の人生は小説並みに波乱万丈で、また彼女はポ-ランド人で金髪で痩身の美しい人で、憧れに近い思いも持っていたのかもしれません。
実際どんな服を着ても素敵に見える、というような人でした。
ポ-ランド語はもちろん、英語もドイツ語もとても上手で、今ではイタリア語も自分で生活して役所のことも何もかもできるほど習得したという語学の才能にも秀でた彼女は尊敬に値する女性でもあります。

それで昨日の話は、やはり現在のイタリアの状態でした。
3週間前から外出禁止令が出たイタリアでは、アパ-トの庭を散歩するのが日課になり、昨日は久しぶりに買い物へ行ったのだけれど、その他のことは何一つできない、と言ってました。
自由に好きなところへ行こうとすれば、罰金 200 Euro を払わなければならないとか、あるいは刑務所に2週間入らなければならないというような罰則もあるとのこと。
でも彼女曰く、こんな囚われの身のような生活なら、刑務所へ行っても同じじゃないかしら、と言っていましたが。

でも私が一番心動かされたのは
「ねぇ、もう私達の生活は2ヶ月前には戻らないの? あんな幸せな生活には?」と聞くと
「幸せな生活ですって? それは誰にとって? 私達にとってだけの幸せな生活って意味?」と言われた時だった。
彼女曰く、世界で幸せな生活をしているのは一握りの国民達で、世界の多くの国の人達はほとんどが不幸せじゃないの、ということでした。

その時はそれで話が終わったしまったのですが、実は今日になって主人にも全く同じ話をされてびっくりしてしまいました。

主人曰く、元に戻るということはないだろう、だって今まで快適な生活の後ろにはインドや中国での安い労働力を先進国が利用してリ-ズナブルな生活を堪能することができていたわけで、こんな生活が続く裏にはたくさんの可哀想な国の人達がそれを低賃金の貧しい生活で支えていたのだけれど、それは永遠に続くことなんてできない、先進諸国にはこんな形でバチが当たったのだろうから、これからは品物の代価には相当のものを支払うという世界になるべきで、そう考えると元の生活に戻ることはない、という理論のようでした。

少しわかりにくく「???」かと思いますが、つまり中国などの安い労働力を当てにした結果がこんな事態を引き起こし、また、楽しいばかりの人生を謳歌しているのは先進諸国だけで、そんな間違ったこのままのあり方で良いわけはない、というような意味なのかもしれません。

私は少なくともこんなことは今まで考えたこともなかったので、2日に渡り、近い人達からほぼ同じ話をされた偶然にびっくりしてしまいました。
私が気づいていないだけで、ヨ-ロッパのニュ-スではよく話されている話なのかもしれないですね。

そして昨日の彼女の話には続きがあったのです。
彼女は実は株で生活をしていたらしく、今回のコロナウィルス騒動でたくさんの株が暴落してしまったのだそうです。
今までのように優雅にベネチアで同じ生活をすることができるかどうか、今はわからなくなってしまったという彼女の話を聞いて、不安な気持ちが押し寄せてきました。
「私もしかしたらドイツに戻って仕事を探さなくちゃならないかも…」
彼女のこんなくらい話を聞く日がくるなんて想像もしていませんでした。


なんて深刻な状態になってしまったのでしょうか。
でも今回のこのコロナ騒動では亡くなった方達初め、商売が成り立たなくなった企業、解雇された人達、たくさんの不幸な人を生んでしまいました。

これから世界はどうなって行くのでしょうか…。


日本の感染者は実際には30倍の数?!の続き

前回の「日本のコロナ感染者は30倍?!」ではたくさんの方から意見をいただきました。

それで東京や名古屋に住んでいる日本の友人達の話では、日本では皆がマスクを付け、手洗いを徹底していることなどを教えてくれたんですが、私もそれはもちろん知っていましたが、あとはやはり多くの人に検査をあまりさせなかったことが実は大変良かったようで、また日本では確かに咳をしている人事態がそもそも少ないとの情報ももらい、やはり日本は本当に感染者が非常に少ない、コロナウィルス感染拡大を止めた世界でも奇跡的な国なのかもしれないと思いました。

台湾は未だに感染者107人に死亡者26名という数で、世界中から驚異的な成功と言われているのに、日本では感染者1000人に死亡者33名、でも台湾の総人口は約2350万人で日本は1億2600万人、そう考えればわずか5分の1しかない人口で、死亡者26人というのは、日本に比べればもう充分多いということになってしまい、反対に日本の死亡者の数は世界的には突出して少ないということになりもなります。
(ロシアは今日の時点で総人口1億4300万人に対して感染者253人で死亡者はたった1名ということなので、ロシアの方が実際には驚異的ということになりますが、ロシアのことは取り敢えずよくわからないのでスル-させてもらいます。
そもそもいつも真相のよくわからないロシアの報告に関しては、このコロナの件でもドイツでは話題にすらならなっていないですが…。)

で、多分こんな単純な発想から、ドイツにおいては
「うん? この日本の数字はなにか変じゃないのか?」と、こんな風に思われたのかもしれません。

でも、この大もとの記事を読むと(英語ではなくてドイツ語のものですが)、この説はもともと日本の医師であり、またあるNGOの代表者でもある上 昌広医師がどうやら発言したものをドイツで取り上げたということらしく、確かに根拠になる話は全く載っていなかった上に、このドイツの記事だけではどこから30倍近いという説が来たのか何も書いてなくて真相は全くわかりませんでした。

実際、上 昌広医師の発言をもう少し詳しく聞いてみなければわからないのですが、でも取り敢えず、ドイツの記事では根拠が書かれていないので、これからもドイツで色々な友人に
「日本のやり方を見習うと良いよ」と胸を張って言えるようで少し安心しました。

それでひとつ、友人に
「死亡者の数が少ないことが大切であり、感染者の数がなんで問題になるの」と聞かれたので一応ここで何故なのか答えさせていただくと、今世界保健機関のWHOにおいては正確なデ-タを必要としているらしいということで、取り敢えずヨ-ロッパ諸国ではコロナウィルスの問題解決のために、少しでも早く正確なデ-タを渡せるよう協力しなければ、というム-ドが高まっているからなのです。

正確でなければ信憑性のないデ-タになってしまい、解決の糸口を探すことも難しくなるという考えから、
「この国の統計は本当に正しいのか?」と、細心の注意で気をつける風潮になっているのかもしれないです。
そんな中、目についた記事がドイツではニュ-スとして取り上げられてしまったのでしょうか…本当かどうかの検証もないままに。

またこの記事はタイトルの下の見出しに、
「Hält das Land die offizielle Zahl der Infizierten klein, um die Olympischen Spiele zu retten?」となっていて
「この国はオリンピックを守るために感染者の公式数を少なくしているのか?」と
まるで日本はオリンピック開催のために事実を隠蔽しているのでは、という風に読まれるようにも書かれてもいるのですが、どうか日本の皆さん安心して下さい。

実はドイツは今日時点での感染者が19,771人、死亡者が53名と総人口8300万人(日本の7割弱の人口)に対して考えると違う意味で驚異的な人数の感染者になってしまい、明日は感染者は2万人を確実に超える予定なのです。
そんな中、明後日は連邦議会が開かれ、月曜日以降、イタリアやスペイン、フランス、ベルギ-のように外出禁止令が出るかもしれないということでもあり、今はドイツだけのことでドイツ中があたふたと大騒ぎの状況なのです。
なので、このようなあまり根拠のない記事の場合はすぐに忘れ去られていることと思います。

私もたまたま聞いたことをここに書いてしまい、申し訳なく思っています
きっとなんの根拠もない、信じる必要もない記事というのが真相なのかもしれません。
上 昌広医師も違う意味で言っているのかもしれないので、あんまり適当なことを書かないようにこれからは気をつけたいと思います。

大変、お騒がせ致しました。

衝撃ニュ-ス 日本の感染者は実際には30倍の数?!

夕食を作っていると主人がキッチンへ来て言いました。
「今ニュ-スで日本の感染者は実際には今の数の30倍はいるはずだってニュ-スで言っていました」と。主人はドイツ人で大人になってから日本語を勉強したため、日本語を話すとどうしてもこんな風に敬語になってしまうのですが、ニュ-スというのはもちろんドイツのニュ-スのことである。

ドイツで言われている根拠となる説は、どこから来ているかと言えば、韓国で感染者の数が多いのは本当にたくさんの数の検査をしたからで、日本でのこの2ヶ月以上の検査が実は韓国の1日分くらいに相当する数しか、どうやら実施されていないようだということがわかってしまったらしいのです。

なんでも日本は検査は全額無料というわけではなくて、保険適用されたのは全体の2パ-セント程らしいと日本人の友人が言っていたけれどそのせいなのでしょうか?

ちなみにドイツは保険制度が素晴らしく、普通の病気やもとより、一般的な病気の入院や手術、目の検査、歯の検査も無料なので、もちろんコロナ感染の検査も無料です。

そんな理由もあり、ドイツは検査する人が多いせいなのか、今、現在の感染者は15,320人と確認されています。
一方、日本は未だに1000人以下の924人だけです。
またドイツでは死亡者は44名、日本では31名ということで比率的に考えればドイツのほうが圧倒的に死亡者が少なくなるのですが、感染者は924人ではなく、30倍の27,720人ということであるならば、日本の死亡者の数は逆に圧倒的に少ないということになりますが。

でも、これも日本では実際には検査していなかった人が亡くなった場合、いちいち新型コロナのせいで亡くなったのかどうかわざわざ調べないかもしれないという可能性を考えると、実際には死亡者の数も当てにはならないという風に考えられるかもしれないです。

でも死亡者の数の方が感染者の数より重要なのでは、と主人に言ったら、感染者の数を正確に知ることが、世界中で今は一番大事なことなんだ、と言われてしまいました。
正確な統計が出なければ、解決の糸口が掴めないらしいので、本当に正しい数字こそが貴重なデ-タになるのだそうです。

主人は日本の死者の数の不思議さには気がついていないらしく、
「日本人は健康なんでしょうね」と言っていますが、
どう見ても身体が丈夫そうなのはドイツ人の方でしょう。
ただ、ビ-ルやソ-セ-ジ、ポテトフライが好きなドイツ人は健康かと言われればまた違うように思えますが、頑丈さではドイツの作る自動車並みにがっちりしていて、細い日本人の方が繊細そうではありますね。
ま、食事を気をつけている日本人は確かに健康なのかもしれないので、もちろんこの新型コロナウィルスにも強いのかもしれないです。あとはもちろん衛生感染が強いというのもあるでしょうし、日頃からのマスク着用というのもやはり大変な効果を上げているのかもしれないですね。

しかしながら、この10日ほど私の好きなテ-マは
「以前は日本からの訪問者が怖かったでしょうけれど、今は日本では欧州からの訪問者が怖いのよ、数が逆転してね」とドイツ人や他の欧米人に話して聞かせることでした。

それがこんなニュ-スが出てしまい、先日共産圏の国は当てにはならないと、ロシア、中国、おまけにきちんとした保険制度のないアメリカも嘘っぽい、とかなんとか偉そうに持論を展開していたことが恥ずかしくなってしまいました。

どんな理由があるかはわかりませんが、国際社会で信用してもらいたいなら一時も早く事実を公表して欲しいです。
これではアジア内では唯一のG7の一員でもある経済大国、そして私達が最も誇りにしている道徳大国日本の名が泣いてしまうではないですか。
日本の素晴らしさは、誠実さや嘘をつかない姿勢と思っている海外の人の気持ちを裏切らない日本でいて欲しいと思うのは、私が遠い海外に離れて住んでいるためかもしれないですが、こんな風に祖国の悪評を海外で聞くのはとてもつらいことなのです。

中国は信じられないが、日本も中国と変わらないね、というような評判だけは絶対に立って欲しくないと心から願っている、今日の私なのでした。

真実の情報公開を日本に求めて止みません。


メルケル首相の国民へ向けたスピ-チに感動

一昨日、フランスのマクロン大統領が「われわれは戦争状態にある」と宣言し、15日間の不要不急の外出禁止という異例の措置を打ち出して、パリはじめフランス中の町がも抜けの殻になっていることは皆さんご存知でしょう。
一方ドイツではメルケル首相が、国内外への旅行禁止や生活必需品以外の店舗休業などを表明しましたが、ドイツでは感染者の数も12,000人を超える今、今夜メルケル首相がついに国民に向け特別に声明を発表しました。

「現在コロナウィルスによって置かれている私達の状況は非常にドラマチックです。
大人は仕事へ行けず、子供たちは学校へも幼稚園へも行けません。
でも一番の問題は皆さんがこの問題についてどうしたら良いか自分自身ではっきりわからないということではないでしょうか。

今日はドイツ首相として皆さんに指針を示したいと思います。
我が国はデモクラシ-の透明性のある国です。

国民の皆さんはこの事態を本当に深刻に受け止めてほしいと思います。
わが国は東西統一はもちろん、第二次大戦以降で最大の困難に直面しているのです。
経験したことのないようなこの困難は、結束した対応が非常に重要になります。
コロナウイルスまたはワクチンの治療法はまだありません。だからこそ、私たちのすべての行動の目的は、ウイルスの拡散を遅らせ、数ヶ月にわたってウイルスの拡大を防ぎ、研究が薬物とワクチンを開発できるように時間を稼ぐことです。

すべての人生とすべての人が重要なんです。人々を危険にさらす可能性のあるものはすべて削減しなければなりません。
ドイツは優れた医療システムを備えており、これはおそらく世界で最も優れた医療システムの1つです。しかし、患者の数が増えて、私たちの病院も完全にウィルスには圧倒されるでしょう。
コロナウイルスに感染する人は人はもしかしたらあなたの父親または祖父、母親または祖母、パートナーかもしれません。
なので公的生活は可能な限り理性と判断をもって閉鎖されなければなりません。

大学も学校も幼稚園もなく、映画館も劇場もありません。
今も大変ですが来週はもっと大変になるでしょう。

それから食料不足の心配をする必要はありません。ハムスタ-買い(ドイツ語で買い占めること)は必要ありません。我が国には物は充分にあります。

難しいのはわかるのですが、今は人の側にいくことはいけません。人を感染させてしまうからです。
旅行も駄目ですし、祖父母が孫と遊ぶことも行けません。
会わない代わりにスカイプやメ-ル、あるいは手紙で連絡を取り合いましょう。

誰もが規則をどのように守り、ルールを実施するかにかかっているのです。冷静にこの困難をみんなで乗り越えて行きましょう。」

と、私が簡単に聞いた限りではこのような演説でした。
ところどころ、誤訳や順番の違うところもあるかと思いますが許して下さい。
私は、これを運転しながら聞いていたのですが、なんだか泣きそうになってしまいました。

今年のサッカー、ヨーロッパ杯が中止になったというのも衝撃的でした。
あんな大イベントがなくなるなんて、ヨーロッパでは考えられない事でしょう。
でも今日のニュ-スでは大学資格試験(受験と同じもの)Abituerや、カトリック教徒の子供には洗礼以上に大切くらいのKommunionという初聖体の儀式すら今年はなくなる可能性があると言っていたので、もうそんな素敵なことはできない状況になってきているのかと、なんだかすごく心配な気持ちになっていましたが、メルケル首相の力強く、そして慈悲深い演説に励まされた気分になりました。

今回のコロナウィルスは本当に人類史上歴史的な驚異なのかもしれません。
主人の予想では、数日後にはドイツもフランスやベルギ-に続いて、外出禁止令が発令されそうです。

すさまじい勢いのドイツ感染者の数

昨日の統計では新型コロナウィルスの感染者は、



NRW州ことノルトライン=ヴェストファーレン州 1,154名 (死亡者5名)

バイエルン州 681名 (死亡者1名)

バーデン=ヴュルテンベルク州 253名 (死亡者2名)

ニーダーザクセン州 226名

ベルリン州 216名

ヘッセン州 203名

ハンブルグ州158名

ラインラント=プファルツ州 121名

ザクセン州 93名

ブランデンブルグ州 61名

シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州 60名



*ちなみにルトライン=ヴェストファーレン州ことNRW州は人口1,791万人とドイツで一番人口の多い州です。


16州のうち上位11州の内訳です。

ドイツ全体では感染者3,795名、死亡者は8名でした。




それが一日たった今日では


NRW州 1,407名 (死亡者5名)

バイエルン州 886名 (死亡者4名)

バーデン=ヴュルテンベルク州 827名 (死亡者3名)

ニーダーザクセン州 287名

ベルリン州 265名

ヘッセン州 286名

ハンブルグ州 162名

ラインラント=プファルツ州 168名

ザクセン州 130名

ブランデンブルグ州 84名

シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州 103名



ドイツ全体では感染者4,838名、死亡者は12名となり感染者は一日で千人増えました。




また昨日の

世界での 感染者 155,371人

死亡者 5,802人

快復者 72,590人



今日の

世界での 感染者 162,687人

死亡者 6,065人

快復者 75,620人

と、感染者は7,000人増え、死亡者は昨日より260人増えたましが、快復者も3,030人増えたのはまだ希望があると言えるでしょう。

ドイツの現在の感染者は全人口の0,25%ということで数日前メルケル首相がドイツ国民全体の60% から70%が感染する可能性もあると声明を出していたくらいなので、これからまだまだ増えるということなのでしょう。


そして今日の発表ではNRW州においては、学校のみならず、明日からはバー、ナイトクラブ、ディスコ、カジノ、劇場、映画館、美術館・博物館は閉鎖、火曜日以降は、フィットネス・ジム、プール・浴場施設、サウナは閉鎖、市民大学(Volkshochschule)、音楽教室、その他の公営・民間の教育施設の開講を禁止になるそうです。

ブンデスリ-グの試合はもちろん、アマチュアサッカ-クラブの試合も中止、サッカ-だけではない、全てのスポ-ツの試合はもちろん中止です。

例えばブンデスリ-グでは無観客試合をしても、観客が会場に集まるので意味がないという判断で全くの中止となったとか。


その他、ショッピングセンター・ショッピングモール・家具店・アウトレットへの立ち入りは、どうしても延期できない必需品の購入のためにのみ、厳格な制約の下認められ、図書館、レストラン、ホテルの営業もこれまた厳格な制約が課され、ただし、銀行、商店(特に食品や飼料を販売する店)、薬局・ドラッグストアの営業は継続されるとのこと。


今日私は用事がありケルンとボンへ行っていたのですが、ケルンの駅は通常より人が若干少ないものの、マスクを付けた人もなく、道行く人に聞きたいことがあり尋ねると相変わらず親切に、向こうから近づいて教えてくれる人達ばかりでした。

夕方、電車からケルンのライン川沿いの橋を見ると、天気が良かったということもあり、いつものようにたくさんの人が散歩しているのも見えました。


でも明日からは、戦後生まれの私達は一度も経験したことのないような非常事態、こんな風に何も楽しみもない1ヶ月間(その上4月の中旬にはキリスト教徒最大の祝日イ-スタ-もあるが)、どのように過ごせば良いのか途方に暮れるという若者も多いことでしょう。

でもそれどころか、レストランやカフェ、バ-、クラブの経営者など、自営業者は1ヶ月をどう乗り切れば良いのかそれこそ死活問題で、途方に暮れる暇すらない厳しい状況になってしい、この困難は国の支援なしには乗り切れないことでしょう。

ブンデスリ-グの莫大な損失はじめ、1ヶ月後には色々なことが大きく激変していなければ良いと願ってやみません。

正直、どんな1ヶ月後が来るのか今は想像もできない今のドイツの状況なのです。



コロナ騒動 ベルリンではレストランも閉鎖

昨日の時点ではドイツ国内で唯一学校を閉鎖していなかったMecklenburg Vorpommern州も、今日になって休校が決定され、これによってドイツ全土の学校が閉鎖になりました。

死者もついに7名になり、さすがに頑丈なドイツ人もコロナウィルスの恐ろしさを実感しはじめたのでしょう。

ドイツ国内の夏くらいまでの見本市は軒並み中止か来年に延長になり、今のニュ-スではフランスもスペインも来週からレストラン、カフェ、バ-などは休業に、ドイツでは来週からの休業はベルリンだけの予定ではあるけれど、ケルンの町でも全部のレストランが開いているわけではなくなってきているらしいので、ドイツ全土のレストラン、カフェなどもそのうち全部休業ということになるのではないかと友人達は言っています。


ところで私のジャズダンスの先生はロシア人の物理の博士号を勉強中に輝くような金髪の髪と白くて美しい肌の25歳のお嬢さんなのですが、数日後からの彼女のカリブ海島への旅行はキャンセルになったらしいです。

なんでも島の一つはドイツからの入国を拒否したということ。

そんな話をしていたら、同じグル-プのイギリス人の友人が、アメリカが入国拒否したため、自分の別荘があるフロリダへも行くことができないと言い出しました。

彼女はイギリス、ドイツの両方の国籍があるのだけれど、通常ドイツに住んでいるのでアメリカへ入国できなくなってしまったとのこと。

しかし、このアメリカですが、現在2500人の感染者とか言っていますけれど、そのアメリカの主張をヨ-ロッパで信じている人は少ないでしょう。

検査自体もほとんど実施されていない上、保険制度がないアメリカでお金を払って検査しようと思う市民はほんの一握りでしょう、どう考えても。

この国の感染者の数も、多分来週には倍に増えていっても全くびっくりしないし、多分実際に状況は1万人くらいなのではないかと、ドイツ人のうちの主人なんかは思っているようです。


それでこのロシア人の可愛いダンスの先生なのですが

「ロシアは20人しかいないのに…」と私達のメッセ-ジに最後に書いてきましたが、それには誰一人返信しませんでした。

この Whats App( LINEのようなもの)グル-プは、彼女、私、イギリス人、ドイツ人の4人の友人チャットですが、イギリス人、ドイツ人がロシアのそんな話を信じるとはとても思えませんし、日本人の私も信じられません。

アメリカもアメリカではあっても、ロシアではそのアメリカ以上に検査自体も何一つ行われていない上、市民はそんなに情報もないかもしれないので、そもそも良くわかっていないのではないかと思ってしまいます。

…まぁ、もちろんこれはあくまでも想像で、本当にロシアは格段に感染者が少ないのかもしれないですが、共産主義圏の国の言うことは情報操作もあるだろうし、と、そもそも信用できないと思われるのは、資本主義社会で生活している私達の多くはどうしてもそう受け止めてしまうのは仕方ないことでしょう。

ロシアでは研究者でもお医者さんでも1000Euroにもならない給料をもらっているらしいですが、ドイツでは博士号を勉強しているその間は月々約500Euro のお給料が貰えるわけで、彼女も今回カリブ海にはドイツのせいで行けなかったとしても仕方ないと思えることでしょう。

…少し話がコラナウィルスからずれてしまいましたが、ルフトハンザも日本との往復便を大幅に減らし、ドイツと国境を接するチェコ,デンマーク,ポーランドからはドイツは国境も閉鎖されてしまいました。

またシュパーン連邦保健大臣は過去14日以内にイタリア,スイスまたはオーストリアに渡航・滞在した場合は,症状があるか否かに関わらず,2週間自宅待機するよう呼びかけはじめました。


今の時点でのドイツの感染者の数は3795人、死亡者は書いている間に一人増え8名になりました。
ちなみにそのうちの5名はうちのNRW州の方です。

コロナ騒動 ドイツもついに学校閉鎖

今日、お昼過ぎにドイツも来週から学校は休校になるとわかり、とてもびっくりしました。
…というのも今朝フランスで来週から学校が閉鎖になると聞いて、
「フランスも大変だなぁ、でもドイツはなりそうにないなぁ」と思っていたばかりだったからです。

なぜそんな風に思っていたかと言えば、うちの次男の行っている隣町のD町の学校がわずか2日前に、学校閉鎖はしないと決定したばかりだったので、まさかわずか2日の間にまた事態が急変するとは思ってもいなかったのです。
死亡者が出たH市の学校はすでに2週間以上の閉鎖ですが、うちの町は未だにまだ0名、うちの隣のD町もわずか6名ということで、うちの町と隣の町は学校閉鎖はなさそうと考えていたのです。

それがいきなりの今日のお昼過ぎに、NRW州全体での学校閉鎖になり、なんとイ-スタ-休暇明けの4月19日まで1ヶ月以上の休みになってしまったのです。
ただ来週の月曜日と火曜日まではまだ子供は学校へ行くことができるということですが、うちは一番下の三男が13歳なのでなんの問題もないのですが、子供が小さい家で共働きの家(ドイツは共働きの家が圧倒的に多いです)誰が子供の面倒を見るのか考える時間が必要ですよね、しかも今日ラジオのニュ-スではおじんさんやおばあさんはコロナのリスクが高いので、孫の面倒は見ないほうが望ましいと言っていました。でもそうしたら子供は誰が面倒をみれば良いのでしょうね?
途方にくれている家庭が多いのではないかと思われます。

また学校だけではなくて、当然のことながら市民学校(ドイツにはVHSという市民が安く勉強できる色々な講座あります。色々な語学なんかもそこで勉強できます)、三男の通っている空手クラブも閉鎖になってしまいました。

ドイツ国内はNRW州だけではなくて、友達が住んでいるドレスデンもそうなったらしく、ドイツ国内でMecklenburg Vorpommern州のみが学校閉鎖にしていない以外はどの州も閉鎖になったそうです。
ドレスデンはそれほど感染者が多い地域ではないはずですが、おとといくらいのニュ-スではメルケル首相が、ドイツ国民の60%から70%が感染する可能性があると言い、今日現在の感染者は3000人を超えたそうです。
なのでドイツも本当に危機感を感じているということなんでしょう。

来週の中旬からはベルリンではすべてのクラブ、バー、パブは閉鎖され、多くの都市が文化的なイベントをキャンセルし、 多くのプロスポーツリーグでのプレーが停止になり、隣の国ベルギ-でも今夜から4月3日までカフェやレストランもクロ-ズするそうです。
フランス、ドイツ、ベルギ-、ルクセンブルグも学校は閉鎖になってしまいました。

イタリアでは今日1日で250名の方がお亡くなりになられたそうですし、このコロナ騒動は学校閉鎖で本当にいくらかは治まるのでしょうか?
でも専門家からのなんの進言もなしにこういうことにはならないと思うので、今はとにかく嵐が過ぎ去るのを待つしかない時期なんでしょうね、色々と心配ですが。


長男の友人はトルコ旅行から帰国しようとしたら飛行機がもうドイツへ飛ばなくなってしまい、いつドイツへ帰ることができるかわからない状態に。
まさに明日のことは全く予想もできない状況になってきた最近のヨ-ロッパです。


ドイツでの新型コロナウィルスのこと その3

毎日目まぐるしい勢いで状況が変化しているヨ-ロッパで感染者数ですが、昨日の時点でのコロナウィルス感染者はドイツ国内だけで1966人になりました。

1月27日  1名
2月1日   7名
2月8日   14名
2月15日  16名
2月23日  16名

ここら辺までは余裕のドイツでした。

ところが

2月28日  26名
2月29日  79名
3月2日  159名
3月4日  196名
3月5日  262名
3月6日  534名

あたりからさすがにドイツも深刻な様子になってきて

3月8日  795名
3月9日 1112名

と、すさまじい勢いで人数が増えていき3月10日にはついに初の死者2名を出し、感染者は1139人に、そして3月12日現在は1962名で死者3名になってしまいました。

ドイツの記事を調べると、3月12日の現在
イタリア12,462名
フランス 2284名
スペイン 2274名ということですが
ドイツはそれに続く、1966名となり、世界でも7番目に感染者の多い国となっているのが現状です。

そんな中アメリカトランプ大統領が今朝声明を発表。
今朝のドイツのトップニュ-スでしたが、欧州からのアメリカ渡航を禁止するのだそうで、3月13日あたりから30日間ヨ-ロッパからアメリカへの全ての渡航を見合わせる、ということですが、イギリス(ちなみにイギリス感染者は460人)は対象ではないそうです。
なんでもアメリカの感染者が少ないのは(そんなに少なくないです、1312名で世界ではドイツの国に8番目)、トランプ大統領早急に中国からの渡航禁止令を発したおかげだと言っていました。

それにしてもこのコロナウィルスの問題が始まった頃、なぜアメリカのインフルエンザの大流行については誰も何もいわないんだ、と主人がいつも言っていたんですが本当にそれも不思議ですよね。
今年の2月には1万2千人以上の方がインフルエンザで亡くなっているそうで、それは今年に限らず、毎年インフルで亡くなる方が1万人以下のことはないらしいですから。

もちろんインフルエンザは治療できるけれど、今回の新型コロナはまだ治療薬がないということで、最大限の注意が必要だということなんでしょうけれど、今頃特別扱いされたイギリスは1月末でEUを抜けたことは大成功だったくらいに思っていることでしょう。

昨日はミュンヘングラッドバッハ対ケルン戦がドイツブンデスリーガ史上初の無観客試合で開催され、ヨ-ロッパリ-グのドルトムント対パリ サンジャルマンも無観客(VIP観客は試合場で観戦できたそうです)試合だったのですが、友人の家でこの試合を見ていた次男いわく、
「すごく変な感じだった」ということで、見ている私達でさえもそう思うのですから選手の皆さんはもっとそのように感じていることでしょう。

なんだか今後の展開が心配なんですが、まだ死者は3名というドイツでは、市民間では未だにあまり緊迫感はないような気がします。
感染者はものすごい勢いで増えていますが、亡くなった方3名が、皆さん70歳以上なんで、普通の市民たちは
「すぐ亡くなるような恐ろしい病気ではないのかも?」と、今の所は認識しているのかもしれません。

それにしてもこの感染者の数に対して死亡者3名というドイツ、やはりゲルマン民族は身体が頑丈なんでしょうかね???



ドイツでの新型コロナウィルスのこと その2

ついに今日はドイツでも新型コロナウィルスでの死者が出てしまい、午後はそのニュ-スで持ち切りでした。
車を流れるラジオもTVのニュ-スもトップニュ-スで報じられていました。
しかも亡くなられたのはうちのNRW州の方で、先日ここにも書いたうちの近郊40kmくらいにあるH市から一人、あとはエッセンという大都市から一人ということで、79歳の男性と89歳の女性だったそうです。

先日私が「H市は落ち着いて」、と書いたのは大きな間違いで、相変わらずこの街では学校などは閉鎖される措置が2週間に渡って取られているそうです。
なぜ間違えたかといえば、先週TV何かのニュ-スでH市は学校やプ-ル、ダンス教室、サッカ-活動を休止にして、コロナを抑え込むことに成功している、と聞いたからなんですが、それは一時的なことで今でもこのH市は100人以上感染者がいるそうで、今日3月9日時点でのドイツ全土の感染者は1194人、我がNRW州はドイツの中でも最大の484名だそうで、それに続くのがバイエルン州の256名だそうですが、この数は日増しに増えているので、明日起きたらまた200人くらい増えているかもしれません。

そう思うのもこの1ヶ月のコロナ感染者の人数は増え方がすごい勢いだったからなんです。

中国で感染者のニュ-スが流れたのは1月の初旬だったんでしょうか?
1月11日には中国での感染者は41名だったようです。
日本で最初の感染者が確認されたのが1月21日。
その頃ドイツではこのニュ-スは1日数回しか流れていなかったように思います。
1月25日の欧州初のフランスにて3名の感染者が出たあたりからドイツでもこのニュ-スが頻繁に聞かれるようになってきました。
1月28日には欧州で2番目、ドイツ初の感染者が出たあたりから(このH市ですが)TVでもラジオでもこのニュ-スが年中流れるようになり、その頃は
「コロナ」と「中国」はいつもセットで聞こえてきていました。
(最初は「中国」とセットの名前で呼ばれていたコロナも、今ではドイツもそれどころではないようで、「コロナウィルス」とだけ呼んででいることが多いです、「中国」どころではなくなってきたという感じです)
1月31日にはイタリアでもついに1名感染者が確認されます。

当時、2月初めのケルンのメッセ会場では、中国人の出店は無くなり、中国人のビジネスマンは来ていなくて、ケルンのメッセ会場は非常に閑散としていたのを覚えています。

ところが、その週末(2月10日前後)はOrkan Sabineという嵐がドイツを襲い、学校などは休校に。
その間にベルギ-、スペイン、イギリスでも徐々に感染されましたが、それぞれの国で感染者は10人以下という状態が長く続いたことに安心していた時期があったようです。
というより、ドイツのNRW州では1年で一番楽しいカーニバルのお祭りをする都市が多く、お祭りの用意で非常に忙しい上、すごく楽しいし、ということで気分はコロナウィルスどころではなくなっていた、というのが正しいかもしれません。
少なくともNRW州ではそうだったことでしょう。

まず大変な嵐が来て、その後、大事なカーニバルがあり、コロナウィルスのことがなんとなく一旦頭から忘れ去られていたのではないでしょうか。


この頃、ベニスのカーニバルが中止になったニュ-スはもちろん流れていましたが、かといってそれはケルンやデュッセルドルフ、あるいはこの近郊の町には関係ないこと、どうしてもこのままカーニバルを決行しなければ、という感じだったのかどうなのか、今となってはわかりませんが、一般の人はそれでもどこか対岸の火事、という気持ちのほうが強かったように思います。

実際この間の1週間程は人数も16人の横ばいが続いていたんです。

それが劇的に変化したのが、2月の終わり、ドイツ国内に50人を超える感染者が出てきたあたりからでしょうか。

3月にはH市はドイツの中でも有名なコロナウィルスの最初の感染者を出した市になり、そこの学校は休校になりました。
最初は1週間の休校の予定でしたが、後に2週間に伸びてしまい、今日はついに死者も出て、この市はどうなるのことでしょう。休校措置は続くのでしょうか。

3月2日の月曜日には買い物へ行くと、水、パン、お米、パスタ、缶詰の食料品、小麦粉などが売り切れ状態になっていて、本当にびっくりしました。
つい1週間前はカーニバルのお祭りで皆が浮かれていたというのに、驚くほどの変化だったからです。

でもその2日後くらいにお店に行ったら、通常の状態に戻っていて、1週間後の今もそれは変わりないので、人々の
「急いで買い占めなきゃ」という意識はなくなったようです。

ドイツ国内の感染者は
3月3日には157名
3月5日には262名
3月6日には534名
と倍々に増えていき、今日ついに1000人を超え、1194人になり…一体明日は何人になっていることでしょうか。

H市の感染が広まったのはカーニバルのお祭りのせいだったそうですが、それを言うならケルンやデュッセルドルフのこれからの増加もあるのだろうか、などと考えると、10000人の感染者で終わるようには正直思えません。

イタリア、フランス、ベルギ-などと違って、ほっぺたにキスをする挨拶はないですが、ハグの挨拶も握手の挨拶もあるドイツなんで、カ-ニバル中に感染者が異常な勢いで増えていたとしてもなんの不思議もないでしょう。

今日はついに今週のチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン対ドルトムントの試合が無観客で開催されることに決定しました。
昨日は元ドルトムントの監督で、現在はリバプール監督を務めるユルゲン・クロップ氏がコロナウィルスについて意見を求められ
「重要な物事について、サッカー監督の意見が重要だという考えが好きではないし、理解できない。(中略)私のように(新型コロナウイルスについて)知識のない人が発言すべきでなく、きちんと専門知識のある人が発言すべきだ」っと発言されたとニュ-スになっていて、あまりのカッコ良さにまたまたファンになってしまいましたが、NRW州は有名なサッカ-チ-ムが多い州です。
そのNRW州でコロナウィルスの死者が出てしまったのです。
これからブンデスリ-グの試合もがどうなっていくことか心配しているドイツ人は、コロナウィルスを心配しているドイツ人の数と同じくらいには多いかもしれないですね。



ドイツでの新型コロナウィルスのこと その1

実は週末はうちのダンス教室の発表会だったですが、ドイツでは発表会という言葉はなくて、そんな時は
「ダンスショ-」と言いますが、この日のため半年以上前から練習を重ね、子供バレエ、大人バレエ、ジャズダンス、モダンバレエ、タップダンス、ヒップホップダンス、ビデオクリップ、幼児グル-プやパパと娘(これも幼児)など様々な30組くらいのダンスのクラスが一同に介して様々な踊りを披露しました。

私と主人は社交ダンスでワルツを踊り、三男は5年位は習っているブレイクダンスで参加しましたが、この数日前は本当に開催されるのか皆、疑心暗鬼状態でした。
というのもうちのすぐ近郊、約40kmくらい離れた町で感染が確認され、人口わずか4万人という小さなその市内の全ての学校、スポ-ツ施設などは1週間閉鎖になったのが今からちょうど1週間前のことでした。
そのH市は1週間学校はじめ、色々な施設を閉鎖して、感染者を出すことなく今また普通の生活をしているようです。
ですがそれでもうちのNRW州で初めての感染ということで、なんとなく大騒ぎになり、ダンスショ-のチケットを買ったお客さんもたくさんの人がキャンセルしたそうで、そんな時にダンスショ-をするのはどうか、というような雰囲気になったようでした。

ですが蓋を空けてみれば、観客は意外にも多く、空席もあまりなく、ダンスショ-は開催され、今の所そこから(600人の観客×2回のショ-でしたが)感染者も出ていないようで(もちろんまだわかりませんが)、良かったです。

それで話は変わりますが、実はダンスショ-は土曜日は一日リハ-サルと日曜日は2回のダンスショ-ということで、三男は疲れもあり、月曜日にはお腹が痛いと学校を休み、昨日水曜日は頭が痛いと、また休みました。
私は実は今この時期に東洋人風なうちの三男が病気と言って学校を休むのはとても心配でした。
クラスの友達に
「あいつコロナなんじゃない?」と言われでもしたら、どうするんだろうと心配だったのです。
それで今日学校から帰宅した三男にチラッと聞くと
「2年上の奴らがさ、『少しコロナウィルスない?』
"Hast du ein Bisschen Coronavirus?"って自分に聞いたから、
『あんたらは少し不細工さがない?』
"Hast du ein Bisschen Hässlichkeit?"って言ったら、そのまま行っちゃったよ」と笑いながら話してくれて、これにはそばにいた長男も三男の気の強さには感心しきりでした。

気の強さというよりも、この件を説明している三男にはすごく余裕があったんです。
本当に「ふふっ」と笑いながら普通に、というかそれどころか楽しそうに話してくれた三男には感心しました。

ですが確かに数日前のダンスショ-で、三男は彼のグル-プではスタ-でした。

まずは彼の2回のバック転からショ-は始まり、10人の中で絶対センタ-の彼は、休憩中もその中の一番年上(3歳上)の大きい男の子二人の真ん中で行動していました、まるで2人のボディガ-ドでも従えているかのように。
バック転だけではなく、色々なことができる唯一の子だったので、拍手喝采を浴びていたので、今ちょうど自分にものすごく自信がある時なのかもしれません。
だから2歳くらい年上の子供たちに言われても、屁とも思わなかったのかもしれません。
「僕はスタ-なんだよ!」くらい、厚かまく思っていた時期だったのかもしれませんが、親としては彼の厚かましさに心から安心しました。

あとはこの件では少し次男に感謝もしました。
三男は次男にはよくイジメられているので、5歳上の次男にイジメられている三男は少々年が上の子供相手でも口ではひるまないのかもしれないですね。家では即座に言い返す技を、いつの間にか身につけていたのでしょう。
打たれ強いというのは社会生活で非常に大事な利点だと思いますので、こんなに打たれ強くなったのも、よくイジメたりからかったりしてくれた次男のおかげなのかも、と今回はつくづく思いました。

さて今回はコロナウィルスのことより三男のことになってしまったので、次回はもう少しコロナウィルスパニックのドイツについて書きたいと思います。

MOV_0358.jpg
(真ん中でポ-ズを決めている三男)


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