プロフィ-ル

マルゴママ

Author:マルゴママ
ドイツ北西部の片田舎でかれこれもう16年生活しています。ドイツ人の夫と、3人息子、そして一人娘(?!)の猫マルゴと共に、ドイツの子供の生活、ドイツサッカ-をはじめ、テニスやブレイクダンス、またドイツの村での生活風景を気のむくまま綴っていきたいと思っています。
 

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三男 ギムナジウムの結果

昨日は三男の志望するギムナジウムの面接試験でした。
うちの町にはドイツには珍しい私立のギムナジウムがありまして、上の2人がそこに通っているため、三男も長い間そのギムナジウムを希望していました。

試験と言ってもただ両親と共に予約した時間に学校へ行き、そこで学長あるいは何人かの先生と志望理由などを説明して、見事合格であれば数日後に連絡がきます。

金曜日には小学校にで通知表をもらい、それを持っていくのですが、三男の通知表は思った以上に悪かったので、実はかなり心配ではありました。
ドイツでは 1 が 優、 2 が 良、 3 が 普通、4が可、5が可と不可の間、6が完全 不可 という感じです。
通常ギムナジウムに行く子供はほぼ、8科目当たりの科目の平均が、2以下だというのに、うちの三男は 3 ばかりで、なんと全科目の平均が 2,9 という非常に危ない通知表でした。

ドイツの小学校ではその際、担任の先生から推薦状をもらい、そこには先生がその子供はどこの学校がお薦めか書かれているのですが、三男はここも「条件付きではあるけれどギムナジウム」推薦ということで、8年前うちの長男がもらった、100%「ギムナジウムに適している」という推薦状ではありませんでした。

ただ5年前の次男もその時「条件付きギムナジウム推薦」だったし、小学校の担任の先生も「上の兄弟2人が行っているから大丈夫でしょう」という見立てだったので、なんとか滑り込みで入れてくれるかしら、と期待してました。

行ってみると、長男のドイツ語の若い感じの良い女の先生で、三男も饒舌に自分の志望理由を説明。
「やれやれなんとかなるかしら」と思っていたら、先生が最後に「今年は175人の申し込み生徒がいて、でもクラスは4クラスだけ、だから50人以上は不合格になるんです。」との説明に「えっ、今なぜこんな説明を…」となんだか悪い予感がしつつも帰宅。

今日はメ-ルで結果発表ということで、一日戦々恐々としていたら、夕方学長からメ-ルが届き
「Leider müssen wir Ihnen mitteilen, dass wir Ihr Kind nicht aufnehmen können, weil… 」との通知でした。
「Leider … 」は「残念ながら…」という意味で、この単語でもう全てが一瞬にわかってしまうのですが、実はあまりのショックに一瞬頭の中が空白状態になり、言葉も出ないほどでした。。。

幼稚園時代から兄2人と共に同じギムナジウム行きを夢見ていた三男にこんな酷いことが起きるなんて想像もしていませんでしたが、うちのあまり出来の良くないという評判の次男でさえも当時の成績表の平均は2,2くらいで、2,9という状態で「条件付き」でも「ギムナジウム推薦」という推薦状をもらえただけでも本当は有難かったのかもしれません。

というわけで、三男はうちの兄弟の中で唯一この夏から町の公立ギムナジウムへ通うことになります。

家族揃って本当にがっかりの一日(中でも長男が自分と同じ楽しい生活を経験させたかったようで本当にがっかりしてました)でしたが、幸い三男はまだ幼い(9歳)せいか、気持ちの切り替えも早く、納得して悲しんでいないので良かったです。
なんせ、平均 2,9の成績では実際納得するより仕方なくて、これが2,2くらいで駄目だったわけではない、という点はまだしも救われます。
いかんせん、成績が良い子供も入学させてもらえないことがたまにある、選抜基準は秘密の大変不思議なギムナジウムでもあるので、くじ引きの可能性すら噂されていますから、成績の良くないうちの三男がくじ引きに洩れたとしても、それはそれでフェアとも言えますしね。

どうしてもそこのギムナジウムに入学したければ、7年生(2年後)、あるいは10年生(5年後)にももう一度志願チャンスもありますので、彼もギムナジウムへ行きこれからは少し頑張らなければいけないですね。

公立のギムナジウムがいや、というわけではないのです。成績優秀なお子さん達が公立を選んでいることも多いのがドイツですから。
ではなぜ私達がこのギムナジウムにこだわっているのかといえば、ひとつはカトリックでしかもサレジオ会系ということで、偶然にも私の子供時代のの小学校と同じ修道会系列だったということがあったのです。これは自分の中では非常に大きい思い入れでした。それに子供も3人ともここの村育ちのせいで一応敬虔なカトリック教徒ですからね。。
三男にいたっては教会の堂役(Messdiener)というお手伝いまでしていて、そういう意味でもカトリック系ギムナジウムへ入学できなかったことは本当に残念なことでした。

少なくともこの「条件付き推薦状」でせめて公立ギムナジウムへは入学できるのは本当に有り難いことです。
点数が足りなかったと諦めざるを得ない今回の結果でした。


ケルン方言はオランダ語とは似ていない説

先日、ケルン方言で書いてあるものは一見オランダ語みたいに見えると書きましたが、オランダ語が第2に母国語の主人に言わせるとオランダ語とは似ていないそうで、大変失礼致しました。

うちの主人は2歳の時にベルギーへ家族で引越したため、3歳の時には家ではドイツ語、幼稚園ではフラマン語とフランス語を使っていたというトライリンガルで、フラマン語はほとんどオランダ語と変わらないそうですから、多分主人の見解が正しいのではないかと思われます。

でもうちの長男のように、オランダ語は話せないしわからないドイツ人は「ケルン方言は時々オランダ語みたいに聞こえる」と言っているので、私のようなドイツからもオランダからも遠く離れた日本で生まれた外国人が、そう勘違いしても仕方ないのでは、と言い訳させてもらいます。

主人はトライリンガル(三言語話者)というよりはマルチリンガル(多言語話者)で、彼のギムナジウムはベルギーのEUインタ-ナショナルでしたから、当時EU加盟国の子女が通っていたため、ベルギー人、ドイツ人、フランス人、イタリア人、オランダ人がいたそうで、スポーツの先生は元ロイヤルエアフォ-ス(英国空軍)のイギリス人だったり、地理はフランス語で、歴史はオランダ語、などなど授業も様々な言語でおこなわれていたのだとか。

またクラスメイトとしゃべるときにはその時そこにどこの国の子供が一番多いかで、適当に皆で使用言語をスイッチしていたという仰天クラスだったそうなので、語学を学ぶには本当に恵まれた環境だったのでしょう。
そんな主人はイタリア語は趣味で使い、英語は仕事でも使い論文も書き、その上日本語もあっと言う間に覚え私との会話のため家で使用していて、今に至ります。

それにしてもつい先日のことですが、主人と長男がこんなことを話していました。
主人が長男に「英語の勉強はしているのか」尋ねると、長男が
「いやしていない、だってそどうやってするんだ」と聞き返したんですね。
「ちょっと、きちんと勉強しなさいよ」と言おうとした私の横から主人が
「それもそうだな、確かに英語は勉強できないし」と返答しているではないですか!

「えっ? どういうこと? 英語勉強しないでどうやって単語覚えるの?」と聞くと、2人揃って
「いや、しゃべったり使っているうちに覚えるもんなんだ」とのたまったのには、正直ものすごくびっくりしました。

「そんなんでどうやってわかるのよ?」と聞けば
「なんとなくわかって話せるようにもなる」とのことで、そういえば、確かに英語とドイツ語は似てるし、だからフランス語もオランダ語も3歳児から母国語のように使いこなしていた主人には、イタリア語も英語も取得するのは随分と簡単だったのだろう、と理解しました。

ただ彼の場合は欧州言葉だけでしたらともかく、日本語もかなり上手ですから、もともと言語能力に長けていたのでしょう。

でも語学能力にそもそも長けているうちの主人と、英語は別段上手でもなくてもしやただ勉強したくないだけの長男、というこの両極端な2人の話を「ドイツ人は英語は勉強しなくていいらしい」とここで書くのはいけないのでは、と思い直し、一応もうひとりギムナジウムで成績優秀な15歳のお嬢さんに一応確認することにしました。

すると彼女も「ええ、その通りよ、英語は勉強なんかしたことがないけれど、すぐ理解できるし、覚えられるからする必要も感じないわね」とのこと。
ただしフランス語は違って「単語や動詞活用なんかきちんと勉強しないと覚えられないの」と言っていたので、確かにドイツ語からフランス語、あるいはフランス語からドイツ語の取得はさすがの欧米人にとっても、多少は難しいのかもしれないです。
また欧米人に共通しているのは、中でも英語学習の取得は一番ハードルが低いのだとか。
私達のように、日本語から英語、フランス語、ドイツ語はどれも簡単ではないですけれどね。
言葉があまりに違うので仕方ないですが、こんなことからちょっとアンフェアだわ、と思いました。

どうりで学校生活を見ていても、暗記科目の少なそうなドイツ人の子供達の勉強に費やす時間の短いことといったら、日本人から見たら信じられないほどです。
日本のお子さんは小学低学年でもうちの15歳の次男の3倍くらいは勉強していると思います。
彼もギムナジウム生とは思えないリラックスぶりで、アビトゥア(大学資格試験)真っ最中の長男でさえも日本の受験生の10分の1くらいの勉強ぶりですから、ただ我が家の息子達が特に勉強していないだけで、他のドイツ家庭のお子さんはもう少しきちんとしているのかもしれませんね。我が家が怠け者軍団だから、他のドイツ人の子供達もそうだろうとは言えないです、本当に。

それにしても漢字習得の必要が無い欧米人て本当に勉強時間が短くても、なんとか大学へも行けそうなのは私達から見たらこれも本当にアンフェアですよね。
でも大学は入学しても落第させられるが半数にものぼる、ということですから、ドイツの子供達の勉学本番は大学生活から、ということになるようです。

勉強しなれていない我が家の息子達が、大学の厳しさに耐えて卒業できるかどうかは、今はまだ 神のみぞ知る、ですが、ケルン方言から全く違う話になってしまった今日でした。

本日は特に、長いどうでもいい話を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

明日は三男の恐怖のギムナジウム面接試験があります。

「ニューヨークのケルン人」 - Kölsche Junge in New York

ケルン方言の話が出たのでついでに、もう1曲ご紹介します。

「Kölsche Junge in New York」このタイトル見てまず「えっ?」と思うでしょう?
そうなんです。 スティング様(私はなにげにファン)の 「 Englishman in New York」のパクリです。

このバンドはWise Guys という、ケルンのギムナジウムの同級生5人が作ったアカペラバンドなので、この歌もやっぱりケルン方言なんです。

メロディーは皆さんご存知と思いますので、まず聞いてみてください。



最初の方はほとんど原曲をケルン語(もう方言と言うより゛語゛で)にしてますね。
スティングは「片面だけ焼いたトーストが好きなんだ」がこちらは
「ホットドッグはFlenz入りしか食べないんだ」になっていますが、このFlenzもケルンの方言でこちらは「Blutwurst」で「血のソーセージ」のことです。
「血のソーセージ」というと気持ち悪いかもしれませんが、「Blood Sausage(ブラッドソーセージ)」血液を材料として加えたソーセージのことです。
ドイツ人ですからやはりここは「トースト」じゃなくて「ソーセージ」となるわけですね。

途中の「As you can hear it in my accent when I talk 」(話しているとき僕のイギリス訛りがわかるだろう)のところは
「Ich han kein Ahnung, is no English when I talk,」英語がそのまままざり、「僕にはわからないんだけれど、話している時は英語じゃなくて」となんだか文章にもなっていないような文が続き、「だって僕はニューヨークのケルン人だからね」とオリジナルのように続きます。

途中が面白くて日本まででてくるんですが、ケルン語を息子に聞きながら無理矢理訳すと
「そうさ、ポーランド人もアルバニア人も、ロシア人もインド人もみんなここで一緒に住んでいて、なんとかうまくやってるよ。
(ここからは声をひそめて)日本人でさえもアメリカ人みたいに野球を理解している間はここでうまくやってるさ。」
とこのようになるようです。

ケルン語の歌詞が知りたい方はどうぞまたここの Read More をクリックしてくださいませ。

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面白いケルンの方言 「ケルンの若者」から

昨日17歳の長男とカーニバルソングについて話していたら、彼の特に好きな歌を教えてくれたんですが、彼曰く、めちゃくちゃケルン方言の歌、だということで、どのくらい標準ドイツ語と違うのか教えてもらいました。

ケルンの方言と標準ドイツ語の違いに興味のある方のためにここで比べてみたいとおもいます。

BRINGS というバンドの「Ne Kölsche Jung」という曲で、標準ドイツ語では「Ein Kölsche Jung」ですから、すでにもはや不定冠詞から違ってます。「ケルンの若者」(あぁ、またもやなんてヘタっぴな私の直訳なんでしょう。スミマセン…)という意味ですね。

上段がオリジナル歌詞で赤に、下段が標準ドイツ語で青にします。
( )内はあいかわらず下手くそな私の訳です、あしからず。

Denn ich ben nur ne Kölsche Jung 
Denn ich bin nur ein Kölsche Jung 
(僕はケルンの若者だから)

un mie Hätz, dat litt mer op d'r Zung
und mein Herz, das liegt mir auf der Zunge
(舌の上にあるハートで)

Op d'r Stross han ich ming Sprooch jeliehrt
 
Auf der Straße habe ich meine Sprache gelernt 
(道の通りで自分の言葉を学んだのさ)

und jedes Wort wie tättowiert op minger Zung
und jedes Wort wie tättowiert auf der Zunge
(全部の言葉は刺青みたいに僕の舌にきざまれて)

ich ben ne Kölsche Jung
Ich bin ein Kölsche Jung.
(だってケルンの若者なんだから)

ぱっと見ると「へ、何語? オランダ語?」と思ってしまうんですが、それはここで育ったうちの長男でさえそう感じるらしいです。
うちの村でも老人や、この村生まれの友達のお母さん、お父さんもこの言葉でしゃべるのでうちの息子達も聞けば、ケルン方言の意味もわかりますし、ケルン方言の書き方をみても単語は推測できるどころか、自分達も時々ケルン方言でなまっているそうなんですが、私のような外国人には、書き方だけ見ると正直ほとんど知らない外国語のようです。

ただ長男曰く、書き方はそうでも読み方はドイツ語の発音のようなので、単語も大変似ているし、ちょっと聞いただけでは別になまっているかどうかわからないくらい微妙なときもあるそうです。
要するにドイツ人でも見過ごすほどの小さい違いの際は、私みたいな外国人には、今の言葉が果たしてケルン方言か自分の耳の聞き間違いか、定かではないときもあるということですね。

ということで、この歌も一応ご紹介させていただきます。

この地域出身の、ポドルスキー選手が最初出てくるので、サッカーファンの方は必見です。
彼自身がどうやらこのバンドのファンなんだそうです。
ケルンの人たちはケルン生まれということに非常に誇りを感じているものなので、このケルン方言はとても愛されているので多分すたれることはないでしょうね。

ついでにケルンの方たちはもちろん標準ドイツ語も話せるので、バイリンガルですね。



歌詞を全部知りたい方はここの ゛Read More゛からどうぞ

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カーニバル・大ヒットソング  「君のハートをボクに贈って」

今年もまたカーニバルの季節がやってきました。
この時期は街の中でも、お店に入っても、そしてカーニバルのパーティ会場でも、この歌を聞かない日はありません。

「De Höhner (ケルンの方言で die Hühner 直訳すると にわとり達 という意味」の「 Schenk mir dein Herz 」です。
こちらも直訳すると「君のハートをボクに贈って」なんですが、きっともっと素敵な訳は専門家の方にお任せしたいと思います。

毎年毎年この時期になると、NRW州のドイツ人はこの歌を聞くことになります。
大ヒットソングでなんだか郷愁を感じますが、発表は2009年ということで、それほど古くないことに驚かされます。
このちょっと野暮ったくて垢抜けていないところが、とってもドイツのカーニバルっぽくて本当に大好きです。

2003年にメガヒットした「Viva Colonia 」のグループで、こちらのほうが知っている人は多いかもしれませんね。



誰もが聞くと必ず一緒に大合唱したくなります。
なのでドイツ人はこの歌はみんな大声で一緒に歌い始めます。

私は訳がヘタッピなので書いていいかどうかわからないですが、内容はすごく簡単です。

「今夜はボクに君の心をちょうだい、そしてずっと一緒にいてよ。
そしたらボクも君に心を贈って、それを見せるよ。
君が気に入ってる、世界全部の、愛だけを数えてよ」とはじまります。

特にこの「世界全部」という意味の「Die ganze Welt– na na na na na –」がとっても明るくて素敵です。
超能天気で、だからまた哀愁も同時に感じる典型的ケルンのカーニバルソングですよね。

歌詞はこちらの ゛ Read More゛ からどうぞ。

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マグレブ(Maghreb)出身の犯罪グループ

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大晦日のケルン暴行事件によって、現在ドイツで問題になってきているのが、マグレフ出身の難民達です。

マグレブとは何かと言えばモロッコ、アルジェリア、チュニジア 、リビアやモーリタニアなど北アフリカ地域から来た人々のことで、ケルンで騒動を起こした大半の若者はどうやらこのマグレブ難民だったようです。

この若者達のドイツへの渡航は犯罪目的なのではないかという疑惑が取り沙汰されているのも当然で、というのも彼らの多くはシリア人に混じって、シリア人に成りすましドイツに入国してきたことが判明しているからです。

インタ-ネット上には、パスポ-トは700ユ-ロ、戸籍謄本100ユ-ロ、大学卒業証明書300ユ-ロもあればすぐに発行できるアラビア語のサイトもあるようで、書類的には問題ない彼らはトルコに渡り、そこでシリア語を学んでシリア人になりすましドイツにやってきます。

現在国境の難民検査機関には、この外国人特有のアクセントを見極めるための通訳もおかれていますが、この犯罪グル-プはドイツ国内でスリなどの窃盗によって、一人のスリが一日当たり実に1500ユ-ロ(現在のレ-トでは18万円ほど)もの利益をあげているということなので、組織的な犯罪集団なのは確かでしょう。でもその犯人達をマグレブの国々に送り返しても外貨獲得のメリットがあると考えるそれぞれの国にとっては、この犯罪はどうやら国をあげて、できれば見過ごしたいという傾向にあるようです。

そんな中、16日の土曜日の17時半から約300人の警察館が動員され、一斉検挙がデュッセルドルフのマグレブ地区でとり行われ、不審者は全員かばん等の持ち物の中身を調べられたそうです。スリで奪ったバックや麻薬を検挙する目的でカフェ、バー、カジノなどの18箇所で執り行われ、40人が拘束され、その内38人は不法移民の疑いがありましたが、昨日の月曜日には拘束する理由はなし、ということで全員が釈放されたとか。

このデュッセルドルフのマグレブ地区とはもう長い間、北アフリカのスリなどの窃盗グループの隠れ家といわれてきたそうで、実は日本企業がたくさんあるイマーマン通りのすぐ横手にあります。日本領事館などもある、日航ホテルからがいずれも徒歩10分ほどです。デュッセルドルフのイマーマン通りといえば、ドイツに住んでいる日本人なら多分どれほど遠方でも一度は聞いたことのある名前でしょう。

(マグレブ地区の通りの名前は Mintropstraße  Scheurenstraße  Luisenstraße  Ellerstraße  Linienstraße   Lessingstraße  です。デュッセルドルフへ行かれる際は、間違ってこの付近はも迷い込んだりしない方が無難です。現在、デュッセルドルフやケルンの駅、あるいは空港でも日本人旅行者がスリ、置き引きなどの被害にあう数が例年に無く、軒並み増えているそうです。)

ケルンの大晦日の被害件数が670を越えた今、難民問題を反対の声は日増しに高まり、メルケル首相の支持率も下降しました。
メルケル首相(キリスト教民主同盟)率いる、保守大連立政権の支持率が2013年9月の総選挙以来最低水準の32,5%になったそうです。
(ちなみに関係ないのですが、日本では世論調査-2016年1月15日から17日の間-で、安倍内閣の支持率は、45,8%だったということです。そう考えると安倍首相の支持率は安定していますね。)

ドイツのドブリント運輸相はメルケル首相に対し、難民の流入を食い止めるために国境の閉鎖を準備するよう要請しているそうですし、メルケル首相がどう頑張っても、今やもはや事態は大きく変わってしまったと納得するより仕方ない状況に加速度的に進んでいっている悲しい現実です。

ドイツはこれからどういう方向に、そして中東やマグレブを含めた世界はどのようになっていくのでしょうか。

希望を見出せない世界がますます拡大して、これらの犯罪や紛争がもっともっと大かかりになり、いつか救いようのないものにならなければいいと願います。
メルケル首相もきっとそんな風に全ては善意から立てた政策だったでしょうに、結果的にそれが裏目にでたのは、大変に残念なことでした。

メルケル首相ほどの人でもどうしても流れを変えることができなかった、きっとこれがいつか私達の歴史になるんでしょうね。
今からはもう私のような無力なただの理想論者は、歴史の傍観者になる他はなさそうです。

大晦日 ケルンでの暴行事件

【1月10日 AFP】ドイツ・ケルンの警察当局は9日、新年行事中に発生した暴行事件数が379件に達し、その容疑者の大半が難民申請者と不法移民だと公表した。
 警察当局は声明で、「これら犯罪の捜査対象となっている容疑者の大半は北アフリカ諸国の出身。その大半が難民申請者、またはドイツに不法滞在している者だ」と述べ、事件の約40%が性的暴行と関わりがあることを付け加えた。
 ケルン警察のボルフガング・アルバース(Wolfgang Albers)署長は、同市で昨年12月31日に発生した衝撃的な犯罪事件を防げなかったとして8日、停職処分を受けた。
 事件の目撃者たちは、集団で行われた痴漢や性的暴行、強盗、みだらな暴言などの犯罪被害に女性たちが遭う恐ろしい場面を目撃したと語っている。

ドイツに衝撃を与えた今回の事件で、紛争を逃れて来た難民の受け入れに積極姿勢を示し、昨年だけでも同国に110万人の難民申請者を呼び込んだアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相に対する批判がさらに高まっている。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3072676?cx_part=txt_topics より




日本でもこのように記事になっているこの事件はドイツでも連日トップニュ-スで流れています。
昨日はそういうわけで「ペキ-ダ(「西洋のイスラム化に反対する欧州愛国者」 ドイツ語: Patriotische Europäer gegen die Islamisierung des Abendlandesの略称)」とそれに反対する「反ベキ-ダ」のデモがケルンでありました。
このいつでもお騒がせ「ペギ-ダ」は世論では排外主義運動の一環としての見方も強く、ドイツの右翼活動の研究家であるハンス・ヨアヒム・フンケ教授は右翼団体であると定義している少し危ない団体なんですが、今回のケルン大晦日の事件を受けて、ドイツの中でも肯定派、否定派など様々な意見が飛び交う状態になっています。

今回の事件で逮捕された人々の中には移民や難民申請者がいたということを受けてなんですが、それでも個人的には私はやはり「全ての難民が犯罪者ではない」とする人達の意見に賛成します。

1000人もの人が大晦日の夜犯罪に加担したということは確かに到底許されるべきことではありませんが、かといってドイツがこのせいで右翼の方へ傾倒していくことはもっともっと恐れるべきことだと思われるからです。
私だって極右ドイツ人から見たら東洋の外国人で、生粋のドイツ人ではないことにかわりはないのですから。
なので今まだ反ペキ-ダが多数を占めるドイツという国に私は安心します。

こんな事件のあとも相変わらずメルケルさんの政策を応援し、このように考える私は、理想論者でしょうか?
でも理想なしに良い未来を構築することは果たして可能なのでしょうか?
世界中の誰もが移民に難色を示す中、一つくらいそれを助けようとする国があるのは、世界の将来にまだ希望を持てるということなんではないでしょうか。
夢も希望もない未来のために、どうやって子供達が建設的に自分達の生活を築いていこうと思えるのか、私にはわかりません。。。

せめてドイツには大昔の頑なな世界に逆戻りしてほしくありません。

不思議の国 アメリカ

今日ハンガリ-人の友人と電話で久しぶりに話していたら最近ハンガリ-の新聞で
「アメリカのある州では小学校で字を自分の手で書くという学習は全くなくなり、PCを使って書くことを覚えるという教育が始まった」と書いてあったそうで、ハンガリ-ではギムナジウムの先生だった彼女は「もう信じられない!!」と怒っていました。
私もそれを聞いて、でもいくらアメリカでもそんなことは「有り得ないでしょ」と思いましたが、もしそれが事実なら、アメリカ人がよくするように大げさに肩をいからせて、「アンビリ-バブル」と叫びたいくらいですが、本当に本当のことなんでしょうか?
どなたかこの噂の真相をご存知であれば是非教えて下さい。

ところであいかわらずトランプ氏の言動は目に付きますが、私は実は今まで知らなかったんですが、年末の世論調査で彼の所属する共和党支持層に限れば彼を「恥ずかしい」と思うのは20%だけで、「誇らしい」と思う有権者の方が44%ということで上回っていますが、アメリカ有権者全体で調査すると、彼を「恥ずかしい」とは思っているのは50%にも上り、「誇らしく思う」の23%を上回っているそうですね。

またカリフォルニアで元旦に行われたローズ・パレードでは、実業家のドナルド・トランプ氏を痛烈に批判する文字が空に浮かび上がったとか。

「米国は偉大だ! トランプにはうんざり」

飛行機で空に文字を描くスカイライターたちが、6機の飛行機でこのように描いたそうです。

この空文字の仕掛人というスタン・ペイト氏は
「もううんざりだ。彼は、われわれが大統領にふさわしい人物を選ぶのを邪魔している。今こそ誰かが彼に面と向かって物を言う時だ。すべての米国民が参与し、トランプ氏に一体何様のつもりなのかと言ってやってほしい」と言っているそうです。

なのでやはりアメリカ通(つう)の私の友人夫妻の言うように、例え支持率が高くなっても、トランプ氏を大統領にさせる気はさらさらない、たくさんのアメリカ人もいるようです。

しかしこのペイト氏の「トランプ氏に一体何様のつもりなのかと」というくだりは、なんだかとても心がこもってますね。
ちょっと笑っちゃうほどの率直な言い方でした。ベイトさん、正直な人なんでしょうね。



アメリカ 銃規制強化策問題

ドイツのニュ-スでも、オバマ氏が演説中に涙している映像が流れていました。
アメリカで銃規制強化説を出すのは政治家としても、アメリカ国民としてもそれこそ大変な勇気が必要だったではないかと予想されますが、そういう意味で今回のオバマ氏の涙は私は高く評価します。
頑張ってほしいです。

それにしても銃規制反対のアメリカ人の言い分「自由は銃によってもたらされる」やら、「自分で自分を守るのはアメリカのスピリット」だとかを聞くと、「ちょっと待って!!!」と思いますよね。
そもそもよその大陸へ渡り、原住民から全てを奪ったために、いつか自分たちも同じようにやり返されるのではと、どこかでとても怖れていたのが、建国当初銃を手放したくない絶対の理由の一つだったんでしょうから、「アメリカ魂」とか妙にかっこ良い言葉で本質を隠さないでほしいです。
「自分たちが盗人で全て略奪して建国した国だから、いつか自分たちがやり返されたりしないように自分で自分の身は守ろうぜ」というところからはじまった西部開拓時代なんでしょうから、今更何が「自由を守るスピリット」なんだか、アホくさ、という気分になりませんか。 「自由を守るスピリット」じゃなくて「自分達の暴挙を守るスピリット」に置き換えてほしいくらいです。

それにしても、これほど銃に愛着があるのは、もちろん今では皆が持っているから今更怖くて自分だけ手放せないということなんでしょうけれど、よくよく考えると、遠いよその国まで行き、そこの住民をそれは残虐に殺した、わずか数百年前の歴史がアメリカ人の記憶のどこかに今でも残っていて、その凄惨な記憶が潜在意識の中にあるから未だに銃を手放せないのかもしれないというのが隠れた理由かもしれないですね。
人間というのは先祖の記憶や経験をどこかしら引き継いでしまうものだと思うので、略奪のもと建国したアメリカ人がいきなり上流紳士になるのは実はかなり難しそうです。

だから銃強化を叫んでいるトランプ氏の支持がうなぎ上ぼりになっているわけで、アメリカをよく知る友人は、トランプ氏の支持率が例え上がっても実際彼が大統領に選ばれることはないだろうと言っていましたが、銃規制に反対する人の方が圧倒的に多い、大多数が単細胞の集団のようなアメリカでは「どうなることやら」って思ってしまします。

全米ライフル協会(NRA)がまた政治家にはたっぷり献金したり色々なところでお金をばら撒けば、ほとんどの国民は何も考えず一見楽で簡単なほうに流れがちな安易な人達の集団がアメリカ人のようなので、オバマさんの政策はすぐに消えてなくなることでしょう。
最先進国と言われている(私はそうは思いませんが)自分達の国だけがなぜ銃が必要なのか、その他にも社会補償はじめ、人種差別問題、失業問題、ワーキングプアなどたくさんんの問題ばかりある国なのに、大部分の国民はそれでもアメリカをとっても誇りに思っているそうですから、本当にそこからそもそも信じられないです。
よその国のニュ-スとか見ないんでしょうかね、つくづく不思議な国ですよね。

今回の規制では犯罪歴などがある場合には購入が難しくなるくらいで、一般市民は、これまで通りにほとんどの種類の銃は購入出来る程度の規制なのだそうで、そんなことに大反対する人達がいることもよくわかりません。たったその程度の規制さえイヤだという国民がいっぱいるアメリカという国は、なんだかやっぱりどこか変ですよね。

幼馴染の誕生日

おおみそかの夜からはじまって今週はよく海苔巻きを作った週でした。

友人宅に泊まりに行く長男・次男に是非友達宅にもって行きたいからと頼まれ、まず2家族のために作り、作っている最中に偶然次男の友達が「ねえ、君のとこにちょっとお寿司ない?」と連絡してきて、その彼と、もう一組はやはり次男の幼児時代からの幼馴染が大のお寿司好きなんで、次男に持っていかせました。

その2日後は、これまた私のドイツに来て以来の親友のお子さんが夏に日本へ個人留学したいという話から相談にのることになり、そのお子さんフィリップ(16歳)がこれまた大のお寿司好きで作って持っていきました。

そして昨日は今度は長男のこれまた幼児時代からの幼馴染で、幼稚園から今のギムナジウムまで計15年から一緒に過ごしてきた大々親友ルカの18歳の誕生日で、この子がなんとまた私のお寿司の大ファンなんで、誕生パ-ティの差し入れに持たせました。
すると来ている子供達も当然昔から私の海苔巻きを食べているので、みんなとても喜んでくれたそうです。

夏に日本へ短期留学する予定のフィリップ君は、お父さんドイツ人、お母さんポ-ランド人と金髪に青い目の典型的ヨ-ロピアンなんですが、学校も3年前からロンドンの寄宿舎に入っているうえ、お母さんは美人でおしゃれでパリが大好きな人なんで、まさか日本へ行きたいと言い出すとはなんとなく思っていませんでした。
ところが3日前彼に会って、日本行きの件でいくつか確認しようとしたら
「あの、えっと…僕日本語わかります…」となんと日本語で話しはじめるではないですか!!これには正直びっくりでした。
彼が0歳の頃から知っていたんですが、いつかこの子と、自分が日本語で話すときがくるなんてこれこそ全く思いもしなかったです。

「ねえ、でもなんでそんなに日本が好きなの?」と聞くと、「アニメからはじまって、あと食べ物とか…」という答えでしたが、実は彼の幼少時代、彼は私のこのお寿司がめちゃくちゃ好きで、私の友人の彼のお母さんは「あなたの寿司は食べるのだけれどね…」と言っていたのを今になって思い出したんですが、もしや私はこの田舎村と町で、お寿司で日本の文化理解を深めている功労者なんではない?!!! と思いました。

今ここに書いた子供達の友人以外にも私の海苔巻きファンは実はたくさんいるんです。寿司屋に行っても「子供があなたの寿司の方がおいしいっていつも言うのよ」と言われたこともありますから。

でも、私が作っているのは実は゛海苔巻き゛で゛お寿司゛ではないんですけれどね。
その上、具は「スモ-クサ-モン、シ-チキンのマヨネ-ズあえ、きゅうり、サラダ」と微妙に日本の海苔巻きにはない具材なんで、これをホントの「寿司よりおいしい」と思われるのは日本人の私は実は「うーん、なんだかなぁ」と微妙な気持ちにもなります。

でも、ま、こんな村で日本料理好きな若人達が増えて、日本に親近感を感じてくれることはとても嬉しいことですよね。
そのことは単純に喜びたいと思います!!!

160104 016
(私の゛なんちゃって寿司゛ だけれどドイツ人にはなぜか人気なんです。)

今日は手前味噌な話題になってしまいスミマセン。
でもちょっとだけお寿司のおかげで良い気分になった今週でした。

Die Ärzte "Schrei nach Liebe" 「愛への叫び」

Die Ärzte (医者たち)というバンドの曲が今ドイツで昨年秋から、22年ぶりにヒットチャ-トに躍り出ているそうです。
当時ネオナチへの批判の込めて作られた曲で、過激に挑発している部分もある歌ですが、今回難民問題でドイツで難民受け入れ反対の「ペギーダ(PEGIDA)」などのデモが頻繁になり、難民キャンプなどの放火などもある中、この反ネオナチの象徴のような歌がにわかに脚光をあびることになったのだそうです。

そんな中、独北部在住のソフト開発者、ローランド・タプケンさんの「『愛への叫び』を、難民への応援歌にできないか」
という提案が見事花開き、たくさんの協力者もあらわれ、また Die Ärzte 彼ら自身のホ-ムペ-ジにも曲の収益は難民支援団体に寄付することが書かれていました。

とても良い話なので今回は紹介させていただきましたが、実はそれとは他に、彼らの曲の中で、私が一つけっこう気に入っているものを今日は紹介させていただきたいと思います。このビデオの作りはセンス悪すぎですが、でも歌はいいので、歌だけ聞いてください。見た目は本当に悪ガキ集団のようなバンドです。

「Junge」という曲で Junge は 男の子 とか 少年 という意味もありますが、 「やあ、君」とか悪い言葉なら「野郎ども」などと呼びかけにも使い、この歌の場合は「よお、お前」が、むしろこのバンドのイメ-ジにも近いと思います。
最初の出だしは
「お前さ、なんで何も勉強しなかったんだよ、ディタ-を見ろよ、あいつでさえも車があるんだぜ。
なんでヴェアナ-おじさんの仕事場へ行かないんだよ、もしお前がお願いしなけりゃ、常勤の仕事をくれるわけないだろ。」
と、こんな風にはじまります。(素人なので上手じゃない訳しかたでもお許しを)


「愛への叫び」はもちろんですが、このバンドの他の曲もついでに脚光をあびるといいですね!!!
でも「愛への叫び(Schrei nach Liebe)」もこの機会に是非聞いてください。


* 「Junge」のドイツ語の歌詞が知りたい方はここの Read More をクリックしてください。

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2015年 大晦日の花火

皆様、あけましておめでとうございます。
昨日はSilvester(大晦日)で、ドイツでは例年24時に国内中で花火大会がはじまります。
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長男・次男は友達宅へ泊まりに行き不在、ということで三男が一人花火を楽しんでいました。
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村中ではこんな打ち上げ花火もあり、我が家でもこんな花火をあげました。
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うちのは10発くらいで終了しましたが、村のあちこちでこんな花火が上がるので、12時になると村中すごい音が鳴り響きます。
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うちの屋根の上にもなんだか花火が落ちたようで、すごい轟音と花火の光で屋根が壊れたらどうしよう!! と思っていたら、主人の従兄弟の村ではなんとやはり昨夜屋根が燃えてしまった家が近所のあって大変だったとか。
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ケルンや大きい街ではもっと大きい打ち上げ花火もあがり、ドイツ中で新年を祝います。
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2016年も皆さんにとって素敵な年になりますように。。。。。


*ところで12月31日深夜、ミュンヘン市警察は、深刻かつ差し迫ったテロの脅威があるとの理由からミュンヘン中央駅とパージング駅両駅は一時、警察により封鎖されたそうです。イスラム過激派組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)が同日深夜に攻撃を実行するとのかなり具体的な情報があったとのことで、ミュンヘンへ渡航・滞在される方は安全確保に十分注意してくださいね。




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