プロフィ-ル

マルゴママ

Author:マルゴママ
ドイツ北西部の片田舎でかれこれもう16年生活しています。ドイツ人の夫と、3人息子、そして一人娘(?!)の猫マルゴと共に、ドイツの子供の生活、ドイツサッカ-をはじめ、テニスやブレイクダンス、またドイツの村での生活風景を気のむくまま綴っていきたいと思っています。
 

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あいかわらず日本ブ-ム その2

私のまわりの日本ブ-ムはまだまだで、
昨日はうちでもう2年日本語を勉強しているカ-ラちゃんが
来年の2月から10ヶ月日本へ留学予定ということで
日本語の推薦状を書き、彼女の履歴書の日本語書きも
手伝ってました。
彼女の留学成功を願ってます。

それで今日はドイツでも電話ではいつも「もしもし」のハンガリ-人の
モニカさんとテニスへ行きました。
彼女のラケットはもちろん日本製のヨネックスで、彼女のTシャツは
これまたミズノ製で大きい字で「真剣勝負!!」と書いてありました。
色々話すうちに彼女の姪っ子さんも大の日本ファンなんだそうで、姪っ子さんが
ドイツに来たとき日本のラ-メン家さんに連れて行ってあげたら、本物の日本人を
いっぱい見て、「日本人の女の人、かわいい~!!」と感激していたそうです。
欧州で金髪の女の子達から、日本人がキャ-キャ-言われるようになったとは
時代もかわったものですね。もちろん良いことですが。
日本のアニメが今はインタ-ネットで見られるので、皆それに夢中になっているとか。。

そういえば長男の友達にも日本アニメの大ファンが何人かいるのは
知っていましたが、この前、2歳くらいからずっと知っている長男の幼馴染で
今でも大親友のルカを車に乗せていたら
「もうすぐボク運転免許とるんだ、そうしたらすごく楽しみなことがあって
ボクの車でのバックミュ-ジックは全部日本の歌しか聴かないんだ。
もうアニメの歌たくさん用意したんだよ、だから今度CDに焼いてあげるね!!」と
言われ、びっくりしました。
気分的には「ブル-タス、お前もか…」ならず「ルカ、お前もか…」と言いたくなるくらいで
彼がいつの間にやらそんなに日本好きになったのか全然知りませんでした。
それどころか私の車の中で、長男と2人、日本の歌まで大合唱で披露してくれるでは
ありませんか。正直運転に支障をきたしそうなくらいうるさかったんですが、
日本の歌ということで大目にみてあげました。
彼はそもそもドラゴンボ-ルの大ファンだったらしく、長男はルカの日本アニメ好きは
昔から知っていたそうで、知らぬは私ばかりだったそうです。

お母さんがポ-ランド人で、来年日本へ1週間留学予定のF君も
「スラムダンク」が死ぬほど好きで、それで最近バスケットボ-ルまではじめたそうで
(彼のことも赤ちゃんの1歳前から知ってますが正直長年運動とは縁遠い子供でした)
なんだか空前のいきおいの日本のアニメブームが欧州にふきあれているようです。
確かに日本のアニメ、漫画のレベルの高さは他に類を見ないほどなので
それが外国の国の子供達によって見出され、人気になって、果ては日本好きな人達が
世界中にたくさんいるというのは、本当に嬉しいことですね。

まだまだ続く日本ブ-ムです。。。。


あいかわらず日本ブ-ム

150926 054
土曜日はその敬愛するドイツ人のおば様に誘われて、
うちの町のカルチャ-デイで「スサノオノミコト」の「竜退治」の話を
日本語で発表してきました。
スコットランド人、フランス人、オ-ストラリア人、中国人、日本人が
それぞれ自分の言葉で「竜」の話を披露するという試みでした。
皆様それぞれに趣向をこらし、フランス人のおば様はベレ-帽を、
オ-ストラリア人のおば様は国旗をまとい、スコットラン人のおば様は
スコットランド風な感じ、それで私は仕方がないので今回は着物を着ていきました。
久しぶり(8年ぶり)に着たら、なんと忘れていることばかりで、帯に帯板を
忘れたり、お太鼓は落ちそうになったりと大変でしたが、着物はさすがに
珍しいのか、皆さん喜んでくださいました。
150926 064
(こちらは中国時代劇を披露する練習中の少年君たち)
中国や韓国、レバノン、イタリア、モロッコ、ロシア等々国際色豊かな
スタンドが出ていて楽しく過ごしていたら、突然「日本人の方ですか?」
と流暢な日本語で尋ねられ、すっかり日本人と思って話しはじめたら
「すみません、ボク中国人です、ここでは機械工学を大学で勉強中です」とのこと。
うちの町では研究所関係者が多いので、日本に住んだことがあるという人達は
割合多いのですが、よくよく聞いてみれば日本には一度も住んだことがなくて
8歳の時からアニメや漫画が好きになり、独学で勉強したとのこと。
「望遠鏡」「長男・次男」なんて難しい単語もさらっと出てくる、インテリ青年で
本当にびっくりしました。
うちの長男と2歳しか違わないとは思えないしっかりした学生さんです。
150927 091
一方うちの長男は友人達と日曜日の学園祭で、3年来の「男子バレエ」を披露して
拍手喝采でした。昨年は男子全員ピンクのレオタ-ドにチュチュを着て
大爆笑を誘いましたが、今回は途中からチュチュは脱ぎ捨て、真っ黒な服で
かっこいい男子ダンスも披露しまた。
150927 121
その中国人青年君もわざわざ見に来てくれたんですが、
「ここの生徒は楽しそうで良いです。ぼくは勉強ばかりしてました。」と
ため息混じりに言うのを聞いて、うちの子供達の将来を思うにつけ心配になります。。。
「そうそうだからこそ今の機械工学学生のあなたがあるわけで、
学校生活をエンジョイしすぎのうちの息子たちは一体どうなることやら…」と
一抹の不安が心によぎりました。
うちの息子達には機械工学なんて勉強すること自体、無さそうですから。
機械工学は本当にかっこ良い学科なんですがね、興味がなければ
仕方ないです…残念ですが。。

それで彼には他の中国人の友人も紹介して、その時の写真を
メ-ルで送ってもらった際に、メ-ルをあければもうひとつはモニカさんからの
メ-ルでした。彼女のメ-ルも彼のメ-ルも日本語メ-ル、カルチャ-ディでも
もう一人日本語を話せるドイツ人とインド人に会い、学園祭でも日本語を話せる
中国人の女性と再会、土曜日の朝にはこれまた日本語を話せるインドネシア人の
友人から「もしもし」と電話をもらい、「一体ここはどこ? 本当にドイツなの?」と
いう気分になりました。
私のまわりこんなに日本語を話せる人が多いって、私がドイツ語がヘタッピだから
かしらん、と思ったほどですが、でもそれでもとても嬉しいです。
そもそもうちは主人も日本語ペラペラ(子供たちはヘタッピ)なんで、家の中でも
日本語で話せるという非常に恵まれた環境なので、外に出てまで日本語で
話せなくても本当は充分ありがたいんですけれど、それでも日本語を理解してくれる
友人とういうのは長い海外生活の中では本当に大変貴重な存在です。
150926 086
(ロシア人グル-プと記念撮影。
私は年をとりすぎて劣化しすぎなのでアップにするのはどうかお許しを。
でも青い着物は長年のお気に入りの着物なんです。)



ドイツ 難民問題 2

難民問題のニュ-スが連日紙面をにぎわしているここドイツでは
この問題に対する様々な形での番組もTVで放送されています。
討論会はもちろんですが、昨夜見たものは風刺劇を時折まぜながら
スタジオに来ている視聴者に意見を聞く、というものでした。

その中で若くてきれいな女性から
「難民受け入れも大丈夫」なぜなら
「私の両親もここに移民として来ましたが、私はここドイツで
ドイツ人のように育ち現在は仕事もある、他のドイツ人と同じ生活をしています。」
という意見が出ました。

1ヶ月以上前、私が日本人の友人に
「受け入れるのはいいけれど将来ドイツはイスラム教だらけの外国人の
国になっちゃわないかしら」と言うと
「でも私達の子供達も半分日本人だけれど、ドイツ人として育っていっているし
外国人の子供達もここで育てばドイツ人ということでいいのではないかしら」と
言われ、そのとき正に目が覚めた感じだったんですが
このTVの女性の回答もまさにそのものでした。

例えば私のママ友のお子さんはお母さん外国人、主人はドイツ人の
半分ドイツ人、あるいは夫婦共に外国人、でも子供はもう考え方はドイツ人、
という人が圧倒的に多いのですが、その子供たちは他のドイツ人と
何もかわらなくここで生きています。
逆にドイツ人夫婦に生まれた子供たちが一生をドイツで過ごすとも限らず
例えばドイツの医者不足はドイツ人の医師はお給料がいい北欧の国に移住してしまうため
病院のお医者さんは外国人が圧倒的に多いのですが、そうこう考えれば
外国人が増えることでの懸念はそんなに必要なのか、ということになってきます。

第2次世界大戦のナチス問題のおかげで、肌の色、国籍、
果ては身体障害者はじめ、社会のあらゆる弱者を
差別することは厳禁、という教育を徹底的にしたせいなのかどうなのか
ドイツは欧州の中でも特に外国人に対する差別意識が少ない国です。
黒人の知り合いが言っていましたが、バリオテッリのいたイタリアなんかは
特に人種差別の国で、過去にアフリカを植民地化したために移民が多い
フランスも実はそうで、イギリスにいたっては完璧な階級主義、東欧も
意外に有色人種はじめ、東洋人に対する人種差別意識も強いと聞きます。
自由の国アメリカなんてあれだけ人種がごちゃまぜにいるのにもかかわらず、
いえだからこそなんでしょうけれど、人種分けるヒエラルキ-は奥深く根付いていて、
レイシズムからの脱却からは一番縁遠そうではないですか。

うちの隣町ではトルコ人街のようで、トルコ人がドイツ人より幅をきかして
町を闊歩しるんですが、最初はそれがなんだか異様に思えていましたが
最近はそれもありかな、と思えるようになりました。
私はそもそもここでは外国人なわけで、ドイツ人がそれを普通に受け入れているのなら
それはそれで素晴らしいことなのかもしれないと最近つくづく思えるようになりました。

先日お会いした尊敬してやまないドイツ夫人の彼女の
「困って路頭に迷っている難民が近くにいたら、助けなければならない、と思うのは
意識的にではなくてはなく、身体の奥の無意識の部分が私達にそう言っているのだと思う」
という言葉を言える人がいる国を作ったドイツはすごいと思います。
もちろんみながみんなそういう人達ばかりではないですが、諸外国に比べて
こんなことを言える人が圧倒的に多いように思われます。

そして助けてもらう人が人間的な権利をもらうのは当然、ということで
一人当たり180万円くらいの援助は必要という予算をたて、
半年間の住居、衣服、食料を保証して、無償のドイツ語講座をひらき、
職業の斡旋までする国って、世界広しと言えども人道的意識のかなり強い
特別な国だということは間違いないですね。

今私はこんなドイツがとても好きです。
自分は狭量な人間なんで、いつかこんな風になれたらとても
嬉しいのにな、最近つくづく思っています。


素敵な女性

私が15年間前ここに来てからずっとお世話になっている
ある素敵なドイツ人のおばさまがいるんですが、今日は
久しぶりに彼女の家に呼ばれて話し込んできました。

今私の中でちょっとブ-ムの難民問題のテーマも出ました。
私が尊敬してやまない彼女がどんな風にこの件を考えているのか
知りたかったんです。

彼女曰く:
自分達の中で難民問題は昔から身近なもので、欧米では
いつでもどこだかに難民がいて、ドイツ人だって、他の国だって
大変な時代があってのでから、それを思えば、そういう人たちを放っておくなんて
人道的にはととてもできないと思う部分が根底にどうしてもあるので、
今回ドイツがしたことは取り合えず良かったと,私の期待通りのお話でした。

ロ-マ法王様の2家族受け入れ発言もその点は数が
問題なのではなく、カトリック教会の姿勢を見せるものという観点で
大変意義のあったことなんだそうです。
「2家族」だけ? という数字にこだわってみるところではなかったようです。

またドイツ人の方が外国人より、低級階級者が多いと思われるか聞くと
やはり社会保障の点でワ-クレスの保障がされすぎているため、買い物、
洋服だけに夢中な怠け者のドイツ人が多くなっているのは本当に問題で
あるという彼女の意見でした。


年配のドイツ人女性の意見もとても聞きたかった私は、とても今日は
自分の中で充実した一日となりました。

彼女のご主人はお世辞なしに、世界でも著名な物理学者で
有名な賞をのきなみ受賞された方でしたが、当時そんな風に周りが
大フィーバ-状態だった頃も、全く昔といつでもかわらないナチュラルな
ままの彼女で、いつもいつも非常に普通の方でした。
みんなから賞賛を受けているときに「普通でいられる」というのは多分すごく
すごいことですが、彼女のすごさはそれだけではありません。
受賞後の栄光から一転というような苦難のときも、その後でも
彼女はそのまま変わらないままに、自分に関係ない人にでも常に
優しくいられる人なんです。
昔にお子さんを養子にしているんですが、遠い昔は私もそんな夢があって
できることなら私も親に縁のないお子さんをもらいっ子したいものだと
思っていてこともあり彼女に相談したときに
「養子をとって育てるのはそこそこ大変なこと」と言われたときに
本当にいつでも平等な思いやりを持って人に接することができる
彼女にとって「そこそこ大変」なら、私には「手に余る大変さに違いない」と
あっさりその夢をみること自体断念したものです。
私なんかは彼女の100分の1の寛容さもないのに、そう考えれば最初から
ほとんど無理な話というわけだったんですが。。。
私なんかの子供にされたらホントかわいそうですよね。

年をとったら彼女のようになりたい、ずっと思いながら今までそばで見てきましたが
いつまでたっても心の狭い私と、彼女の人間性の差は埋まりそうにはありません。
精神的にとても高いところにいる彼女は私の理想の女性です。
メルケルさんと彼女に今回は似ているものを感じてしまいました。

ドイツ女性とは本来こういう人たちなんでしょうかね。。。。
最近私の中のドイツの株は急上昇の真っ最中です。


「それは私の国ではない」 メルケル首相

ところで国際色豊かなママ友会でしたが、
本当は一番聞きたかったシリア難民問題は逆に
国際色豊かなために、お互いにつっこんで聞くことが
できませんでした。

ドイツ受け入れ80万人を褒め称えれば、5万人しか
受け入れる予定のないフランスはどうした、という話になりますし、
そもそも難民に催涙ガスをかけて追い出そうとしているハンガリ-人、
大規模な受け入れに反対デモのポ-ランド人を目の前にして、
その上イスラム教徒のインドネシア人のお友達もいた状態では
でもこれはイスラム社会の問題だなんて誰かが言い出したら
大討論になるのは目に見えていましたから。。
本当は皆がどう考えているのか興味津々だったんですが
短い時間に大議論もしたくなかったので、仕方なく
「日本はそもそも移民を受け入れるのは無理そう」と
自分の国の状況をちらっと言うのに留まりました。

でも先週のメルケル首相の声明には正直感動しました。
難民を大量に受け入れる原因を作ったと批判された彼女が
「緊急事態に難民に優しくしたことを謝罪すべきだというなら、
それは私の国ではない」と本来物静かな彼女が声をあらげて
反論したのだそうですが、長年の ドイツ=第2時世界大戦悪者の汚名 は
彼女の今回の勇気ある行動で全て払拭された感があります。
個人的に言えば、色々考えるにつけ私の中でドイツの株はかなりあがりました。

ドイツ人は普段かなり質素な生活にするよう努めている国民性なんですが
なので彼らの一番よく使う言葉は「高すぎる」で
とにかくまずは「節約は美徳」と教育されている風潮があります。
日本人の一番好きな言葉「わぁ、これ安い~」とまるで反対です。
家の中に物を置くのが嫌いなため、基本的に消費することを嫌悪していて、
「人生の半分は整理整頓」という教訓を守り、どのお宅へお邪魔しても
すっきりしたモデルル-ムのような部屋に通されるのが普通です。
その上掃除好きなドイツ人なので掃除も行き届いていて
たくさんある大きい窓ももちろんいつでもピカピカです。
隣のフランス人やベルギ-人がおいしいものを食べているのを横目で見ながら
夕食はもう何百年(?)も冷たいパンとハム・チーズの生活をして、自分では質素な生活を
貫き、隣人が困ったときには惜しみなく手を差し伸べるとは一体どういう崇高な
精神構造なんでしょう。
その上、システマティックなことが好きな彼らなんで、難民受け入れの制度も
大変よくできていて、大混乱することもなく大量の移民を受け入れることが
できるという、理想郷を絵に描いたような世界でただひとつの大国なんではないかと
最近思えてきたほどです。。。。

それで子供達にもドイツの素晴らしさを語っていたら、次男がポツリと
「でも低級な階層は外国人よりドイツ人の方が多いと思う」と言い
びっくりして長男と主人にも確かめたら、主人でさえも
「トルコ人は家族を大切にするから犯罪に走らない、どちらかといえば
ドイツ人の犯罪者のほうが問題」とのことで、孤児院のように親に
捨てられた子供は圧倒的にドイツ人の子供が多いそうですし、
ドイツ人といってもみんながみんなメルケルさんのような素晴らしい方
ばかりではないのは当然のことではありますが。。。

でもとにかく彼女とついでにドイツの大ファンになった私は、ドイツ人の悪口を
言うときに長年言い続けてきた「ドイツ人はまずいものばかり食べている
貧しい人達」と言うひどい言葉は、今後一切言うまいと決めました。
質実剛健のこの姿勢、見習いたいものです。
Angela-Merkel-008.jpg
メルケルさんは、いつも色々な表情を見せてくれるとてもチャーミングな女性です。
またこんな風に反論できる彼女の強さに感服です。



「もしもし」って…?

ママ友仲間との会合の今回のゲストだったハンガリ-人の
モニカさんに用事ができて電話をしたら、「もしもし」と誰かが
出てきて、一瞬日本へ掛け間違えたのかとあわててしまい
「ハロ-」と言うとあちらも「ハロ-」というのではありませんか。
「モニカさんでは…」としどろもどろになりながら聞けば
「はい、モニカです」との答え。
私がびっくりしたのを察した彼女は
「私は日本から帰ってきてからはそれから電話はいつでも
『もしもし』なんんです」との返答。
「ドイツ人(やハンガリ-人)とかみんなびっくりしませんか?」と聞けば
「そうですね、でも大丈夫です、皆にはこれは日本語と説明してますので」との
彼女の返事に、なんだかまたもやびっくりした昨日でした。

ドイツでは電話がかかってきて出た場合言うのは、ドイツ語の「Hallo」(英語:「Hello」
フランスなら:「Allô」)でもなく、一般的には自分の家族名か子供なら自分の
フルネ-ムを言ったりします。
ミュラ-さん宅にかければ相手は「ミュラ-」と出てくるのが普通なんですが
その中で「もしもし」と出れば先方は「え、もしもしさん?」と思うのに違いないですが
モニカはそんなことは我関せず、という感じで
「もう8年も使ってますから」とのこと。。。

「え、では日本からヨ-ロッパに帰ってきてのはいつ?」と確認すれば
「8年前でドイツに来る前はデンマ-クでした」とのことで
欧州に戻ってからも「もしもし」を大切に使ってくれているモニカさんに
なんだかとても親しみを覚えてしまいました。
だって日本人の私でもここではさすがに「もしもし」は使いませんからね、
勇気ある行動だと思います。
そしてびっくりする人には「これは日本語ですから」と説明しているわけで
それで皆が「あ-」と全面納得する前に「でもあなたハンガリ-人なんでしょ?
なんで日本語?」と頭の中には?マ-クがいっぱいになるんじゃないかと
思うと、なんだか笑えてしまいます。。。。

ちなみに私の親友カティはハンガリ-人ですが、彼女曰くハンガリ-人というのは
未だにどこから来た人たちかわからないほど言語的にはかわっているそうで、
中には東洋人風の顔立ちの中国風の人たちもいるんだそうです。
ハンガリ-の曲をたくさん聴くと本当に中国とそっくり、と思える曲がでてきますし
豆板醤によく似た味の調味料もあります。

でもモニカとカティの容姿は全く西洋人風なので、私自身は中国風
ハンガリ-人を未だ自分で見たことはありませんが。

日本贔屓ハンガリ-人モニカさんの面白い話でした。

テニス・サッカ- 共に惨敗

昨日は長男のテニス大会、準決勝でしたが、
2歳下の対戦相手に、6-0、6-2とほぼストレ-ト負けでした。
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対戦相手はセバスティアン君で、3年位前にうちの次男とも対戦したし
2年前、昨年はうちの長男も対戦して、今まで一度とすら勝ったことがありません。
3年前から勝気そうな少年だった彼は、今ではますますしっかりした
勝負に強そうなティ-ンエイジャ-に成長していて、技術力にも
ますます磨きがかかり、これからもその差は開いていく一方でしょう。
所詮週1で半年だけ練習したところで、年間通して週3回トレ-ニングして
数多くの試合にも出ている相手にかなうわけがないということです。
3年前次男と対戦した際は彼から「ふん、何もできないやつ」と次男は
言われたそうなんですが、言われてごもっともと思いました。
次男なんかが対戦してもらうには申し訳ないセバスティアン君です。
真剣にテニスをしているレベルが格段に違う彼でした。
こういう生意気風で負けず嫌いな勝ち気な瞳の少年、私は実は
けっこう好きで今後の彼の成長が密かに楽しみでもあります。
150829 010
またおとといは次男の市内対抗ドイツ杯で、3戦目でついに敗れましたが
ゴ-ルした次男はそれでもう充分だったようで、この勝ち気の少なさが
ひとつは勝てない原因なんだろうと思われます。

私の理想は負けず嫌いの男の子だったんですけれど、うちの息子たちは
すぐあきらめてしまう少年に育ってしまいました。。トホホ。。。。
親の思う通りには育たないものですね、子供って。

でもまだ辞めないで続けてくれているだけでも私にとっては
充分御の字です。
年々自分自身の子育ての目標が低くなるのを実感している毎日です。


ママ友仲間とのお茶会

昨日は久しぶりに昔のママ友グル-プとお茶会でした。
長男が子供時代のママ友グル-プは6人でしたが、昨日はそのうちの4人(私を含めて)と新しいお友達の計5人で我が家に集合しました。

私のママ友仲間は国際色豊かで、ポ-ランド人、フランス人、中国人と日本語の上手なイギリス人、インドネシア人と日本人の私でしたが、昨日はこれまた日本語を話せるハンガリ-人の方に来ていただきました。
というのも私の周りは現在日本ブ-ムで、ポ-ランド人の一人息子さんが、どうしても来年日本へ行くと、日本語の勉強まで始めたそうで、日本を知っている欧米人を彼女に是非紹介したいと思ったからです。
日本は私にとって祖国ですから、どうしても贔屓目になってしまう上に、東欧人の目から見た日本というのは彼女にとっても興味深いかと思ったからです。
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日本の話をはじめ、昔話に花が咲き、お互いの子供の成長を喜び、楽しい3時間はあっという間に過ぎ去りました。
日本大好きのポ-ランド人の息子さん、F君はロンドンの超お坊ちゃま校の寄宿舎暮らしで、この夏家族へアメリカへ旅行へ行き、ニュ-ヨ-クやボストンも見たけれど、ここは自分の町じゃない、自分の行く先は東京だ!! と思っているようで、来年日本へ行ってからの彼の感想がとても気になります。
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(彼のお母さんが昨日持ってきてくれた素敵な花束)

ところでうちのグル-プの面白いところはその時のゲストでドイツ語と英語、どちらを主体で話すか柔軟に決められるところで、皆が両方の言葉を瞬時に切り替えて話すことができるということです。
そのなかに日本語も理解できる人が複数いるため、私もつい日本語で答えたりもできるという、私にとっては全く信じられないくらい素晴らしい環境で、大好きなフランス語を忘れないために、フランス人の彼女とはフランス語でも確認できるし、みんなの上手なドイツ語、英語を聞いているだけでも本当に勉強になります。皆さん私のなんちゃってドイツ語・英語・フランス語よりは格段にお上手ですから。。。
ここに来た当初、ドイツ語が全くわからなかった私にとって、英語、フランス語、あるいは日本語を使える場所というのがどのくらい有難いものだったか今になるとよく理解できます。
あの大変な時代を共に過ごした仲なので、これからも大切につきあっていきたい仲間だと最近本当に思いました。

ところで昨日は私にしては、かなりおいしいケ-キを作りました。
一番下はオレオを砕いてバタ-をあわせた生地、中段にはヨ-グルトとクワ-クに缶詰の梨と桃をはさみ、一番上はブル-ベリ-ジュ-スと冷凍の苺、ラズベリ-、ブル-ベリ-、ブラックベリー など色々なベリ-を解凍して、ゼラチンで固めて一番上に乗せました。
150914 017
以前フル-チェでの作り方を教えてもらいそれがおいしくて忘れられなくて、でも今回はフル-チェなしに作ってみました。
レシピもなく、分量も適当で作り方も固めれればおいしくなるだろうという信念のもと作ったら、これがまあ、驚くほどおいしくて我ながら感激してしまいました。(スミマセン…自画自賛)
軽くてヨ-グルト味がさわやかでみんなにも好評でした。
機会があれば是非作ってみてください。
お勧めです!!!

ドイツ 難民問題

連日ニュ-スで取り上げられている難民の件ですが
週末2日間で2万人の難民がミュンヘンに到着し
今年の難民申請者は昨年の4倍に相当する約80万人に
上ると予想されていますが、心がざわざわするような不安な気持ちを
感じてしまうのは私が日本人だからなんでしょうか。

日本ではこれほど大量の移民を受け入れるということは
あり得なくて、しかもその移民に「Welcome!!」と笑顔で呼びかけ
衣服、食料、住居、教育を人間の権利として施すべきだという教育を
日本では受けてこなかったからなのかもしれません。

実際回りのドイツ人は皆ほとんどが難民の人たちの境遇に心から
同情をよせ、「いいや受け入れるべきではない」という意見は
少なくとも私の近辺のドイツ人からはまだ出てきません。
あるドイツ人のおじさんには
「道に倒れそうになっている人がいたら助けずにいられないだろう、
事はそういう問題なんだ」と言われ、非常に簡単な仕事をしている
ただのおじさんと思っていた人に、こんな風にさらっと言われた際には
自分の狭量さに本当に恥ずかしくなりました。

でもその一方、ドイツの都市に行くとほとんどトルコ人や他のムスリム系の
外国人ばかり歩いているのを見るとこの国の20年後や30年後に
全く心配はないのだろうか、とも思ってしまいます。

ですが日曜日のロ-マ法王の声明にはちょっと「えっ?」と思ってしまいした。
「欧州の全ての教区、修道院、教会は、それぞれ1家族を受け入れてほしい」
ということで、模範を示すため、バチカンの2教区が難民2世帯を「近日中に」受け入れると
いうことですが、人口やく800人のバチカンに2家族が果たして多いのか少ないのか、
全くわからなかったからです。
ちなみにうちの人口770人の村ではもう2ヶ月前に
2家族のレバノン難民を教会の隣の集会所に住まわせています。
そもそもここの村には難民用のアパ-トがあって、もう30年はここで10家族ほどの
難民の受け入れ地区になっていたわけですが、そこのアパ-トはいつでもいっぱいで
今回新たに2家族受け入れたわけですから合計12家族ほど受け入れている
ということになります。
でも、その予算は市からあるいは国から出ているんでしょうから、この村では
別に自腹をきることはなく、住む場所の建物がたまたまここにあるというだけなのかも
しれませんが、この村では特に難民だからと差別されることも少なく、子供たちは
幼稚園や学校へ通い、ドイツ人の生活に順応していって成長していっています。
とても自然のことして村中に受け入れられている雰囲気なので、難民であることが
それほど障害にはなっていないようなのは、この村はとってもカトリックだからなんだと
思っていたので、そのバチカンがたった2家族なんだなぁ、と
なんとなくびっくりしてしまったんです。
そもこの声明によってヨーロッパ中の5万以上の教区が、法王様に続くわけですから
そう考えると難民の人にとってはかなりの希望にはなるのでしょうね。
そもそも私にはバチカンの状態もわからないので、この私の驚きは実は
検討はずれなのかもしれませんね。
やはりこの法王様の一言で少なくとも5万家族は救われる、という意味のほうが
ずっと大きいことと理解すべきことなんでしょう。

ところでうちの三男の仲良し友達はやはり20年以上前にアフリカのコンゴから
移住してきた一家で彼自身はドイツ生まれ、肌が黒いことを除けば全くドイツ人
とかわりませんし、うちの長男の大好きだった監督さんも移民一家でありながら大学まで行き、
ブンデス1部リ-グの下部組織のサッカ-監督という素晴らしい自分の道を歩いていますから
ドイツのこの移民受け入れ政策は本当にうまく機能しているように思われます。

いいかげんなこともあって住んでいると時々腹の立つドイツだったりもしますが、
宗教色もそれほど強くない上(イタリア、フランス、スペイン、ベルギ-なんかの方が
よほどカトリックでしょう)、ナチの問題でいつも叩かれているドイツなのに、
今回のことではなんだか心から見直してしまいました。。。。
あとは難民の方たちが少しは恩を感じてくれて、ムスリムの価値観をドイツ人に
押し付けないようにしてほしい、と願うばかりです。
こんなこと考える事態、私はやっぱり心が狭い私のかもしれないですけれど。。。

先行きが心配な気持ちと同じくらい、でも「人間は本来困っている
人に対して- それが例え全く自分に関係にない、その上根本的に
宗教も違う外国人であっても - こうあるべきなの?」と
考える機会を与えてくれている今回の難民騒動です。。
まだまだ本当にわからないことだらけで、そしてドイツも奥深いです。。。

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