先週はとても良い天気で、その上
3人そろってホ-ムでの試合でした。

三男の試合
3つの試合だったので、朝11時半から5時まで長時間
サッカ-場で過ごした、うちの一家5人でした。

次男の試合
久しぶりに来た主人は(今回は天気も良いし、
3人共に試合なので来るように私が強要しました)
最後のほうは飽き飽きだったようで、次男の試合くらいから
いつ終わるのか聞き始め、最後の長男の試合が
終わって帰宅する際には心底嬉しそうでした。
(あいかわらず子供達のサッカ-にはほとんど理解のない主人です。)

長男の試合
結果 三男チ-ム 5対0 圧勝
次男チ-ム 1対1 引き分け
長男チ-ム 7対0 圧勝 でした。
そしてそんな平和だった先週にうってかわり
今日は次男のチ-ムでショックな噂を聞きました。
来年からリ-グ戦のランクが上がる次男チ-ムでは
18名のうち数人がやめていかなければならない、と
いうことでした。
最近は後半しか出してもらえない次男で、
そんな次男はもしかしたら放出の対象では、と
とても心配になり、試合後監督を捕まえ、
はっきり聞くことにしたのです。
結果は、なんと次男を放出する気はないとのこと、
しかも最近上達してきている、という話でした。
だったらどうしてこの最近後半しか出してくれないのか、
よっぽど聞きたい気持ちにもなりましたが、
サッカ-音痴の私が口を出すことでもないか、と少し反省し
それは今度また機会があれば聞いてみようと思いました。
半年前まで、先発でほぼ全出場だった彼のこの変化は
そばで見ている親としてはつらい時があります。
また、最近わざわざ1軍の試合に助人として呼ばれた長男が
補欠として、結局1分も試合に出場させてもらえなかったことも
ありました。
うちの長男も次男も、これでも町の選抜チ-ムに入っている
くらいなので、下手なわけはないのですが、比較の世界で
チ-ム内にはもっともっと上手な子供達がいるということなのです。
その上手な子供達でも、ブンデスのユ-スではやはり補欠で
ベンチにずっと座っていたからうちのチ-ムに降りてきた、と
いうこともあったりで、上を見ればきりがない世界です。
ブンデスのユ-スは私達には手の届かない、遥か空の上にあります。
つまりプロを目指すどころか、将来少しはお小遣い稼ぎができる
アマチュア選手を目指すのでも、簡単な世界ではないわけで
そう考えると、うちの近所の弱小チ-ムで、なんの競争も期待もない
世界に戻りたい、とそばで見ている母親の私は思ったりします。
長男が1分も出してもらえなかったことは、私以上に
サッカ-音痴の主人でも最初は腹を立てていたのですが、
30分後くらいには
「いや、これはやはりいいことです。子供の教育に
こういった試練は必要でしょう」と言いはじめました。
本当にそうなのかは疑問に感じる時がありますが、
苦しいこともなければ、喜びを感じることも
少ないかもしれないので、ぼんやりした青春時代を
過ごすよりは、確かに刺激的で良いかもしれません…。
日本ではもっと厳しい学校でのクラブ活動を考えれば
こんなこと、ひよこちゃんみたいな悩みかもしれませんね。
たくさんの経験を乗り越え、大人になっていくのは
男の子には特に大切なことなのかもしれません。
でも三男はそういうつらい経験をするまでには、
もう少し時間があるので、私もここで
多少はひと休みさせてもらえそうです。

(Bambiniのチ-ムはかわいすぎです)

(3人で試合後の記念撮影)