プロフィ-ル

マルゴママ

Author:マルゴママ
ドイツ北西部の片田舎でかれこれもう18年生活しています。ドイツ人の夫と、3人息子、そして一人娘(?!)の猫クレオとそして雄猫シザ-リオと共に、ドイツの子供の学校と大学生活、ドイツサッカ-もたまに、空手やブレイクダンス、またドイツの村での生活風景を気のむくまま綴っていきたいと思っています。
 


ウィンター・イブニング ヨーロッパの街


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エジルのドイツサッカ-連盟のトルコ人差別問題とクルド人問題の真実

今年のW杯でも出場した、ドイツ代表でトルコ系のメスト・エジル選手が先週、ドイツ代表を引退すると発表しましたね。ドイツサッカー連盟のグリンデル会長を筆頭に、今までトルコ人だったことで自分が差別を受けてきたとドイツサッカ-連盟を激しく批判しての引退でした。

これを受け、多くのチームメイトや著名人、一般市民までもエジルを擁護して、ツイッターのハッシュタグ#IStandWithOzil(私はエジルの味方)はあっという間に世界的トレンドとなったそうなんですが、そんな記事を読んでいたら、なんとそのすぐ下に「エジル選手に対してもの申す」という、今度はクルド人のサッカ-選手の声明が出ていて、その名前を見てびっくりしました。

彼の名前は、デニス・ナキ、うちの近郊では伝説のサッカ-選手で、うちの長男と次男が選抜に選ばれた時の最初の日に監督さんの話で「あのかの有名なデニス・ナキが、この選抜にいた時」という話も聞かされ、当時所属していたサッカ-クラブでも彼こそはクラブの誇りでした。
彼の弟さんもうちの長男と同じ学年で、たまに一緒に試合に出たこともありましたれど、あちらは特別階級という感じで、もう住む世界も周りの扱いも違うという感じの天才少年でした。

彼はバイエル04レバークーゼンの下部組織から、ドイツの一部リ-グ、FCザンクトパウリに所属したあと、2部リ-グのSCパーダーボルンを経て、07トルコのプロリ-グへ移籍しました。
ところがその頃、なんとトルコ政府によって「テロリスト」と起訴され、5年間の囚われの身となる可能性もあったのが2016年のことでしたが、その時はこの近郊の新聞には大きく取り上げられていました。

しかしながら、テロリスト扱いされた理由は、彼がトルコでサッカ-選手をしている際に、自分の故郷デルスィムでPKK(クルド人部隊)に攻撃されたり、トルコ軍の攻撃によって多数のクルド人市民が犠牲になったトルコの街ジズレの被害の状況を写した写真などを、批判的な文章とともにSNSで拡散したという理由からだったんです。
幸い620万円の罰金処分のみで、懲役や禁固は免れますが、その代わり、トルコでのサッカ-選手としてのライセンスは剥奪されてしまうことになりました。

その後、ドイツのうちの隣の町へ帰ってきてからも、高速道路を走っている際に暗殺されそうになったこともあり、確か昨年の冬くらい前だったような気がしますが、本当に幸いにも暗殺は未遂に終わります。この時もこの付近の大変なニュ-スになったものですが、その際の犯人は今でも捕まっていなくて、真相は今でも謎につつまれています。

そんな理由からなのか、どうもデニス選手本人はこのドイツでも選手生命を続けることが難しくなっているようで、今年の夏から彼がどこでサッカ-をするのかは不明、また天才だった弟さんも近郊の9部リ-グでサッカ-を続けているようで、なぜ彼が9部リ-グにいるのかと言えば、多分お兄さんのこの様々な問題からなのではないかと推測されます。

なぜなら、そのクラブはもともと10部リ-グでしたが、弟さんの尋常ではない活躍のおかげで、10部で優勝して9部になったばかりだということからが試合のレポートを見るとはっきりとわかるので、やはりその弟さんも本来は9部、8部リ-グなんかにいる選手ではないということがはっきり確認できるからなのです。

私が今回日本のニュ-スで見た記事の見出しは
「クルド系ドイツ人選手がエジルの訴えに疑問「君を温かく迎える人々は僕のことをテロリストと呼ぶ」
というものでした。

その中で、デニスがエジル選手に
「君は声明で君に対する人種差別、そしてそれに係わった代表を離れる理由について説明してくれた。何故、トルコで増え続ける僕やほかのクルド系、またはほかの少数民族のサッカー選手たちに人種差別的、ファシストの攻撃には同じような反応を見せない?」
「トルコで1人のサッカー選手のキャリアが終えさせられた。平和を求める人がテロリスト扱いにされたが、君はこの件についてどういう反応を見せたのかい?トルコで君のことを『同胞』や『愛国主義者』と見る人たちは何故、僕のことを『テロリスト』と呼ぶのだろうか?」

http://www.goal.com/jp/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%89%E7%B3%BB%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E4%BA%BA%E9%81%B8%E6%89%8B%E3%81%8C%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%AB%E3%81%AE%E8%A8%B4%E3%81%88%E3%81%AB%E7%96%91%E5%95%8F%E5%90%9B%E3%82%92%E6%B8%A9%E3%81%8B%E3%81%8F%E8%BF%8E%E3%81%88%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%80%85%E3%81%AF%E5%83%95%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E3%83%86%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B6/4kbcshlijjen1o7i39xtw9pvg
からの記載です。


と書かれていて、本当に胸を打たれました。

エジル選手の差別問題は、最初は確かに気の毒と感じた私でしたが、それでもエジル選手は自分がエルドアン大統領と仲良さげに写真を撮った自分の落ち度には一切ふれておらず、それは代表選手―しかもドイツの―としてどうなんだろうと、そもそも思っていました。

祖国の大統領と写真を撮るのが何故悪いと、彼が思っているようなら、やはりドイツ代表選手のユニフォ-ムを着るべきではないかもしれないです。
なぜならちょうどW杯前のエルドアン大統領は欧州中で大非難を浴びている真っ最中でしたから。

その批判はもちろん彼の独裁的な政策に対してだったわけで、その大統領に
「親愛なる我が大統領」とは言いすぎでしょう。エジル選手はそれこそまずお詫びの声明を出すという代表選手としても品格を意識しても良かったのではないでしょうか。

そしてやはり、デニス選手のように、少数派のクルド人がトルコでどのようにつらい思いをしているか考え合わせれば、自分だけが悲劇のヒロイン、-いえ、ヒーローですね、この場合は-のようにけんか腰に代表を辞めていくことにならなったことでしょう。

自分の意思で代表をやめたエジル選手、自分の意思ではなくサッカ-すらまともにできなくなったデニス選手と弟さん、どちらがより悲劇的なのかはたくさんの方に理解してほしいと思った一連の出来事でした。

本当に悲しい話です。
この悲しさ、エジル選手にもわかってほしいと心から思います。

猛暑にオリンピック開催?!

日本では40度の猛暑ということですが、ここドイツでも30度前後の猛暑が続いていて、暑さに弱いドイツ人は異常気象であると文句を言っています。
あと2年後、東京オリンピック開催とのことですが、三男の空手クラブでは2年後皆でオリンピックを見に東京へ行こう、と盛り上がっているようなんですが、空手がいくら屋内スポ-ツだからと言って日本の暑さを甘く見てはいけないと忠告しておきました。
「いやいや、自分は長年エジプトへも行っているから、暑さには強い、大丈夫だ」と、空手クラブの会長のドイツ人のおじ様(というかもうおじい様なんですが)は言っていましたが、湿気のないエジプトの暑さと比べられてもねぇ、と思うのですが、日本の蒸し暑さを知らないドイツ人に口で説明したところでわかってはくれないでしょう。
「知り合いもでないとは限らず(というか、誰か知り合いでも出るのかというくらいの勢いで)、皆で是非、応援に!」と、とても張り切っている空手クラブの皆さんなんですが、いくら空手をしていても、日本の夏の暑さは経験してことがなければ、わからないことでしょう。

それにしても2年後の開催自体、本来見直すべきなのではないかと思いますが、日本の政治家の皆さんはどう考えているのでしょうか。
競技の開始時間を早めたり、水をまいたり、あげくの果ては行列は2列で並ばないで1列にして風通しをよくして、などが対策と書かれていましたが、この程度の対策で本当に大丈夫なんでしょうか、あまりにお気楽であり、責任感のかけらもない政治家の大先生のコメントにはびっくりしました。

本来、日本側は秋に開催したかったのに、それができなかったのは、アメリカや欧州のTV放映の事情でということなんですが、というのもアメリカではバスケットボ-ル、欧州ではサッカ-がちょうどないときにオリンピックを放映したいという各国の希望でということで、でもそう考えるとアメリカや欧州でさえも暑い夏にはスポ-ツをしないのに、もっと暑い日本でオリンピックなんてしたら、選手はもとより、観客の命にかかわる大問題だと思います。

なにがなんでも東京でしなければいけないという理由もわからないですが、この上何かの問題でオリンピック中に東京で使用過剰のため電力が使えなくなったりしたら、本当に大変な事態にもなるわけで、せめてマラソンは東北や北海道で開催とかなぜ無理なんでしょうか?

あるいは日本は本当に真摯にこの事態を他の国に説明して理解してもらい、秋に開催に移行するか、あるいはオリンピック自体を中止にするかにしないと、誰かが命を落としても全く不思議ではないです。

30度以上になると学校が休校になったり、サッカ-の試合も中止になることもあるドイツなので、40度での競技は無理であると多分理解してもらえると思います。ドイツだけでなはなく欧州であれば間違いなく、人命の方が大切であるとわかってくれることでしょう。

日本の偉い方達が、今回は一刻も早い決断をして欲しいと願ってやみません。

G先生 追悼式

昨日うちの主人の勤めている研究所にて盛大な追悼式がひらかれました。
NRW州の知事はじめ、歴代の研究所の所長さん、おまけにフランスの国宝といっても過言ではない、有名な教授までわざわざいらしての式典でした。

それもそのはず、この式典の主役であるG先生こそドイツの国宝級の教授であり、世界トップの研究者だからなのですが、右を見ても左を見ても、VIP級の教授ばかりの式典でG先生の功績を考えれば当然なのでしょうけれど、あのような式典がうちの研究所で次回開かれるのことは当分ないことでしょう。

G先生は巨大磁気抵抗効果の発見をされ、これがコンピュ-タ-のハ-ドディスクの容量を大幅に増やし、この発見が現在のスマホの発達にも役立っているわけで、当初これを発見なさった時はボスの教授に「こんなものは役に立たない」と一笑されたのだそうですが、それを押し切って特許を取られたそうで、この特許がなければ2006年から立て続けに受賞された数々の世界的な賞の受賞にはならなかったでしょうから、本当に良かったです。

G先生は会えばいつも大変ご親切に接して下さり、大変高名になられる前は、我が家にもきていただいたことがあります。
ですが、大変に高名になられてからは、恐れ多くて我が家などのにお呼びできなくなり、また世界中に行かれるようになったこともあり、この10年はお会いする機会もほとんどなくなっていましたので、式典でお写真を見てとても懐かしくなりました。

ただ奥様とは長年親しくさせていただいており、先週にあった家族と親しい友人だけの簡単な葬儀、という会にも呼んでいただき、G先生を偲びました。

祭典のあった昨日はG先生の79歳の誕生日でもありました。

偉大な研究者であり、人間味溢れる魅力的なお方でもありました。
ご主人様を亡くされた奥様が今後心安らかに、またこのまま御幸せでおられるように心からお祈りいたします。



祝!!  金・銀メダル 羽生選手&宇野選手!


今更なんですが、昨日は感動でしたね!
ドイツでは
「日本人の完璧さと、スペイン人のエレガントさが勝利をもたらした」と記事になっていました。
漫画だってこんな展開にはならないでしょう、12月から2ヶ月も練習できなかった羽生選手が金メダルをとるって、彼はいったいどんな精神力と運を持って生まれてきたんでえしょうね。
宇野選手もそれに続く銀メダルということで、とにかく感動しました!

一方ドイツでは数日前にフィギアペアが金メダルを受賞しました。

こちら名前がドイツ人ぽくないので調べると女性はウクライナ人(今はドイツ人)、男性はフランス生まれのドイツ人ということで、さすが移民大国ドイツではスポ-ツ界も移民の方達がどいつ代表となり頑張っています!
こちらは16年以来の美しいダンスだったそうで、ドイツ人は喜んでいましたが、羽生選手のフィギア界では2度連続の金メダルは66年ぶりだったそうですから、私としてはやはり羽生選手こそ゛伝説゛にふさわしい選手だろうと感じています。

海外に住む私達にとって本当に素晴らしいニュ-スでした!

タイで大流行「ルクテープ」-幸運をよぶお人形

お雛祭りの話が出たので、今日はタイのお人形の話をします。

皆さん、今タイで「ルクテープ」というお人形が大流行なのをご存知ですか?
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最近日本のニュ-スでよく流れているのでご存知な方も多いと思いますが、お人形が好きな私はどんな「ルクテープ」があるのか興味があり、タイのサイトを検索してみました。ちなみにタイ語では「ลูกเทพ」と綴るようです。
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まあ、なんと愛らしいことでしょう。
こんなお人形なら確かに子供同然にかわいがりたくなる気持ちもわかります。
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もともと1年半くらい(確か)前にTVで若い男性芸能人が
「このお人形を持ったとたん仕事に依頼が増え収入があがった」と言ったことから、なんと爆発的な流行になり、お人形の服を何着も揃え、毎日お風呂にいれ、食事の真似事もして大事にしているのだそうで、飛行機に乗せるのでも1席人形用の座席を販売する
航空会社まであらわれたそうなんで、そう考えると本当にすごい経済効果ですね。
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またこのお人形が霊験あらたかなお人形になるためにはまずお坊さまの御祓いからはじまり、最後はお坊様にこのように瞳を金色に色を入れてもらってやっと「運勢が急上昇する夢のお人形」になるのだそうで、お坊様達にとってもこの流行は有り難いことでしょう。さすが信心深いタイの人達です。
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ただ女の人だけではなくこのように男性も職場に連れて歩いているのだそうで、それを聞くとタイ人て少し無垢すぎて危険な時はないのかしら、とも思ってしまいますが。。。
今回はこんなお人形なんで害はないと思いますが、本当は意味のない、でもとっても高価なものでも信じればそれにまっしぐらになってしまうのではないかしら、とおせっかいながら心配になりました。
ということは、ある意味もしかしたらタイは社会がとっても平和なのかもしれません。

ですが世の中善良な人ばかりではないのは、例え穏やかな人々「微笑みの国」のタイも同じで、飛行機に持ち込むこのお人形の中に麻薬を入れて運ぶ人達も現れたのだそうで、今タイ警察はこちらの対応にも追われているそうです。
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あとこんなに世話していたら本当にお人形に魂がはいってしまわないか心配になりますが、こんなきれいなお人形なら魂が入って夜中に歩き回ったり、髪が伸び始めてもまあ、いいかなという気分になりました。

3人とも息子だったためおもちゃには人形も買えず寂しかった、実は人形好きの私なので、機会があれば購入しちゃいそうな自分が怖いです。でも正直「幸運を呼ぶ」という願いをお人形に託すほど私は心がきれいじゃないので、家にかざって眺めるくらいで終わりそうですけれど。。

ということで今日はタイの大流行「ルクテープ」というお人形の話題でした。

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