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マルゴママ

Author:マルゴママ
ドイツ北西部の片田舎でかれこれもう20年生活しています。
ドイツ人の夫と3人息子、そして一人娘(?!)の猫クレオとそして雄猫シザ-リオと共に、ドイツの子供の学校と大学生活、ドイツサッカ-もたまに、空手や他のスポーツ、またドイツの村での生活風景を気のむくまま綴っていきたいと思っています。
 


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メーデーの由来

少し古い話になりますが、5月1日は世界的には、「労働者の祝日」だということで労働者のデモなんかの日のように思われていますが、実はヨーロッパではもともとこの日の「メーデー」とは夏の訪れを祝う五月祭のことだったそうです。

もともとこの日は労働者と経営者の間に労使争議があっても、この日だけは五月祭のお祭りだから休戦しようということから始まり、それが1886年にアメリカで、合衆国カナダ職能労働組合連盟が1日8時間労働(当時の労働時間は12~14時間だったため)要求で発生したストライキをきっかけに、1890年には第1回の国際メーデーが実施され現在のメーデー=労働者の権利を主張する日に変化したのが120年ほど前というわけですが、うちの村や近郊の町では古き良き風習のまま未だに「夏の到来を祝う五月祭り」という認識の方が強いです。

なのでここに住んでいると5月1日はデモ行進なんかのある「労働者の祝日」という空気は全くなくて、
「マイフェスト-五月祭りを祝う楽しい日、ルンルン」という感じです。
正直、村人達の頭の中には
「頑張って労働者のための運動!」なんてことはこれっぽっちもなさそうです。

うちが田舎の村だからそうなのかと言えば、私は5月1日にたまたまケルンの街を歩いていたのですが、街の真ん中のマルクト広場に「労働党」か何かの出しているブ-スなどはありましたが、その真ん中にはやはり定番のビールやソーセージのスタンドが並んでいて、ここでも人々の頭はどちらかといえばお花が咲いているお祭り気分そのままという風でした。
ちょうど天気も良く、街の中はお店も開いていませんでしたが、幸せそうに散歩している人達がいっぱいでした。

ドイツというのは非常にお国柄があり、ケルンの街はドイツ国内でも一番お祭り好きな街と言われていて、ほがらかで明るい人達が多いのです。
なので東ドイツの方のデモ行進などをTVで見ると正直違う国のお話なのかと思ってしまいます。

マイクラブなどのクラブとしての成り立ちは第2次世界後のようなのでその歴史自体は70年ほどですが、それでも
「メーデー=マイフェスト」の歴史は500年くらいはあるんでしょうから、古き良き、そして楽しい(これが一番大事なようです!)伝統の方を選んだのがケルン周辺の人々なんでしょう。

明るく楽しいドイツの地域の話でした!


五月祭りはマイバウムから(五月の木)

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うちの村にも毎年恒例、五月祭りには欠かせない、マイバウム(五月の木)が立てられました。
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4月30日の夕方から村のマイクラブという若人衆が協力して穴を掘って、この大きな木を立て、立て終った後は村人達の宴会へと突入します。ビ-ルやソーセ-ジにフライドポテト、ジャーメンポテト等の屋台が特設されるんです。
DSC_0607.jpg
そして翌日は村の家から集めてきたマットレスが集会場の村の公園に並ぶのもお決まりで、今年の我が家の5月1日の朝はまずこのマットレスを取りにいくところから始まりました。

でも実は真夜中の4時の時点で既に私達も目を覚ますようなことがあったんです。
P1080792.jpg
我が家の隣の家のお嬢さんに、マイバウムが贈られ、それを立てかけて大騒ぎしている若者達の大歓声と歌声で目が覚めました。ドイツでは一般的にこの30日の真夜中に恋人にこんな木を贈る習慣があるんです。
それでこの木は結構大きいし、固定するのも人数が必要なんで、マイクラブの若者達がお互いに協力し合って立てかけるので、最後はみんなで歌の大合唱という感じで終わるのがこれまた恒例です。

でもこの木は絶対にこんな木でなくてはいけないということはなくて
qweftrqwegerg-jpg.jpg
このようだったり
images.jpg
こんな形のものもあります。
20160420max-mai53.jpg
こんなおしゃれなデコレ-ションもありますし、
csm_maibaum_kim_91d0dcbfe9.jpg
その気になれば可愛い木を贈ることもできます。

P1080802.jpg
でも小さい形でもこんな風に外壁の壁の上の方につけるのが普通なんで、いずれにしても仲間と協力し合わないと難しいですよね。

それからうちの村のではないのですが
Maibaum-Maibaumaufstellen.jpg
村の木の上はこんな風にデコレ-ションもしますし
jachenau.jpg
大きな街では木ももっと大きいので、たくさんの男手で協力してこんな風にマイバウムを立てるんですよ。

なんだかこの衣装も素朴な森の木こりさんといった風情で、さすがドイツは゛森の国゛といった感じですよね!
この微妙な垢抜けなさが私がドイツが好きな理由の1つでもあります。

伝統はこのまま大切に守り続けていって欲しいですね。

毎年楽しみなマイバウムの紹介でした!



五月祭はパレ-ドから

週末は隣村の五月祭りのパレ-ドでした。

若くてきれいまっ最中のお嬢さんたちのドレス姿は何度見てもため息ものです。
DSC_0590.jpg
まずは鼓笛隊が音楽を奏でながら登場。
DSC_0581.jpg
その後に続く紳士・淑女のような若いカップル達。

5月祭りにはこのパレードが近郊の村で毎週末に順番に執り行われるのですが、そういうわけでこのパレードには近郊の20個くらいの村が参加してパレードをみんなで盛り上げます。
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平均年齢は24歳前後でしょうか。
18歳くらいから27歳くらいまでの参加者が多いように思います。
ドイツの女性は20代後半になると太ってしまうことが多く、こんな書き方は申し訳ないのですが、若くてきれいなうちに参加しておくのが正解です。
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でもそのかわり、10代から20代前半までは「地上に降りた天使」のように美しく、この一番きれいな時代にこのパレードにたくさん参加して、見学者の目を楽しませてほしいです。

村の行事の中でも特に大好きな、毎年恒例の村の行事の紹介でした


カ-ニバル真っ最中のある我が家の一日

カ-ニバル中、長男次男は毎晩パ-ティ三昧、三男は相変わらずゲ-ムに忙しく友達が泊まりにきています。
主人は義母宅で長男次男もほとんどいない生活の数日間は5人中ほぼ3人がいないということで、とても楽な生活です。
そうはいっても昨日は夕方から夜まで次男の友人達が6人くらい来ていたのですが、18歳くらいの男の子たちはもうほとんど大人のようですから、私も顔を出すこともせず、勝手にしてもらっていました。
3時間ほどみんなでここで過ごしたあと、夜の大パ-ティへと繰り出し、朝の4時くらいに長男と共に帰宅したようです。
こんな遊んでばっかりいる生活で本当にみんな大丈夫なんでしょうか。
楽しい日々が永遠に続きそうなドイツの若人生活です。

私も今日は最近公開された「エスケープ・ルーム 2019」を見に行きました。
長男にカ-ニバル中は観客なんていないと思うよ、と言われ、ホラ-映画を見るのに広い映画館にたった一人ぼっちはいやだなぁ、さすがにちょっと怖いかも…と心配していたのですが、25人くらいはお客さんがいて安心しながら見ることができました。
ホラ-好きな私は実はかなり怖がりなんです。
まあ、そこそこ楽しめる映画でしたが、このシリ-ズ結構は今までも色々なバ-ジョンも出ているようで、機会があれば全部見てみたいな、と思いました。
「ソウ」にも少し似ていますが、「ソウ」よりは残酷な描写も少なくて、それほど嫌な思いもせずに見ることができました。
「ソウ」は気持ち悪いことの方が多いですが、「エスケープ・ルーム」はハラハラもさせてくれるので、そういう意味でも楽しめました。

1ヶ月くらい前は遅まきながら「ボヘミアン・ラブソティ」もやっと見に行き、えらく感動して帰ってきました。
それから色々な人に勧めていますが、ドイツではひとつのものが大ヒットするということはあまりなくて、知らない人もいるくらいでした。
でも「ボヘミアン・ラブソティ」は本当に映画館でこそ見るべき映画ですよね。
昨年の「グレ-ティスト・ショウマン」以上にそう思いました。

ところでドイツの映画館では全てドイツ語に吹き替えられているものが上映されます。
フランスもそうだと思います。(少なくても20年前はそうでした)
オランダでは原語のままで、そのかわりオランダ語の字幕がつきます。
一方ベルギ-では全て言語のまま、その上字幕も付かないそうで、主人はそのほうが言葉の勉強になっていいのに、と文句を言ってましたが、今となってはドイツ語に吹き替えてくれた方が私にはわかりやすいです。

カ-ニバルにはあまり関係ない我が家の一日でした。

カ-ニバルについて

今回少しカ-ニバルについて本格的に(どこが?! でも少し長いので)まとめてみました。
カ-ニバルとはなんぞや、と思う方は読んで見て下さい。


カ-ニバルとは、木曜日の"Weiberfastnacht"から次の"Fastnacht"懺悔の火曜日を経て、"Aschermittwoch"と呼ばれる灰の水曜日までの6日間のお祭りで、通常この6日目の"灰の水曜日"と呼ばれる水曜日から、復活祭前日までの46日間に断食節に入る。

ヨーロッパで1年で最も大切なお祭りは、もちろんキリストが誕生したクリスマスと、キリストが処刑され復活したというイースターだが、クリスマスは毎年同じ日でも、復活祭であるイースターは必ず春分の日のあとの最初の満月の日曜日にしなければいけないというややこしい決まりがあり、なのでこの復活祭前46日間の断食期間から計算してカ-ニバルの時期が決まるため、毎年日付が変わるのだ。

ただ11月11日11時11分が正式なカーニバルの開催日ということだけは毎年同じで、でも本番6日間の最初の木曜日は年によっては寒い1月の後半だったり、あるいは今年のようにもう3月だったりするようなこともあり毎年暦を確認しなければならない。

それで昨日はその"Weiberfastnacht"(ヴァイバーファストナハト)という日だった。

「女どもの」と品のない言葉で訳したのは、Weiberというが「女性」を表すあまり品の良い言葉ではないからで、"Fastnacht" というのは「謝肉祭」という意味である。

「女どものカーニバル」というのはなんだ、と思うだろうが、古くは女性が被っていたナイトキャップのような形のボネットという帽子をお互いに取り合う遊びから始まったとのことで、そのうちケルンの市庁舎に女性達が乗り込み、市長さんから鍵を奪うというような行事にかわっていった。

伝統的に、女性は自分自身を年老いた醜い女性に変装したのだそうで、黒い服でまるで魔女みたいだったろうけれど、でも実はカ-ニバルは魔女とは関係のないお祭りである。

それで今ではこの日は女性の無礼講が許される日、ということで男性のネクタイを切ってしまう日になった。

会社なんかでもこの日は男性は切られて良いように古いネクタイをしてくるわけで、私も一度実際に切らせてもらったことがある。

でも切った後、ほっぺたかなにかにキスをしなければいけない、ということを知らなかったので、切ったままサクっと終わらせてしまい悪いことをしたと思っているのだが、もし知らない日本人の旅行者がもし町で突然大きなハサミを持った魔女みたいな老婆にネクタイを切られたら腰を抜かすくらいびっくりすることだろう。

実際デュッセルドルフには日系企業が多く、この木曜日に街を歩いていて突然ネクタイを切られて非常に怖かったというような笑い話を聞いたことがある。

またこの日は正式には役所も学校もお昼までであり、お店なんかもやはりお昼におわってしまうこともあり、今日は14時くらいにスーパーに買い物へ行ったら、半分くらいののお店はもう閉まっていた。
何かというとすぐ仕事を終わりにしたがるドイツ人なのである。

もともとこの「女どものカ-ニバル」は毎日朝から晩まで忙しい女性のために作られた日で、この日は女性陣も家事を投げ出して、女性達で歌ったり踊ったりのダンスを楽しむのを許された1年に唯一の1日だったということだ。

でも現代では女性だけではなくて男子陣も大いに楽しんでいる「女どものカーニバル」の木曜日なんで、この日はみんなで家事をまる投げして遊ぶ日、と変化してきているらしい。

またこれはドイツ全土の行事ではなく、カトリック教徒の多いケルン近郊のライン川周辺やミュンヘン近郊でのみ見られるお祭りだということもお忘れなく。

またネクタイを切られるのがいやでこの木曜日にはネクタイをして来ない男性も増えてしまい、ネクタイを切る習慣もだんだんすたれてきているのが現状のようである。
…というかドイツではそもそも仕事にネクタイを締めてくるという習慣自体も少ない気がするのだが…。

なので背広姿のデュッセルドルフの日系企業の皆さんはますます狙われることだろうから気をつけてほしい。


以上です。

伝統というのはだんだん変化することもあり、ちょっぴり残念なことだなぁ、とドイツ人でもない私が思ったりした、今回は季節柄、カーニバルの紹介でした!


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カ-ニバルの時期しか食べられないお気に入りのエッグリキュールドーナツです


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