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マルゴママ

Author:マルゴママ
ドイツ北西部の片田舎でかれこれもう16年生活しています。ドイツ人の夫と、3人息子、そして一人娘(?!)の猫マルゴと共に、ドイツの子供の生活、ドイツサッカ-をはじめ、テニスやブレイクダンス、またドイツの村での生活風景を気のむくまま綴っていきたいと思っています。
 

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自作自演だった「IS襲撃」-フランス

今日こんなニュ-スを見つけました。

【12月15日 AFP】フランスの首都パリ(Paris)郊外の幼稚園で14日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の支持者に教室内で刺されたと語っていた教諭(45)が、検察当局に対し、事件は自作自演の作り話だったことを認めた。…(中略)
 教諭は、教室で授業の準備をしていたところ、つなぎの服を着て目出し帽をかぶった男が突然現れ、教室内にあったカッターナイフとはさみで切り付けられたと証言。さらに、男が「これはダーイシュ(Daesh、ISのアラビア語名の略称)だ。これは警告だ」と叫んだとも話していた。


もうひとつは

【12月18日 AFP】(一部更新)フランスの極右政党、国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首が16日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の残虐行為を写した写真をマイクロブログのツイッター(Twitter)に投稿し、仏当局の捜査対象となっている。遺族からの抗議を受け、ルペン氏は17日、ISに殺害された米国人ジャーナリストの遺体写真については削除した。
 ルペン氏は16日、テレビ局BFM-TVの記者がFNをISになぞらえたのに対し、「これがダーイシュ(Daesh、ISのアラビア語名の略称)だ」とのコメントを添えて、米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー(James Foley)氏の切断された首が胴体に乗せられた遺体写真、おりに入れられたまま火を付けられた男性の写真、戦車でひき殺される犠牲者の写真を投稿した。


(共に AFP通信のニュース から)


ちなみに国民戦線(仏語: Front National; FN)とは

フランスで6日、極右政党、国民戦線(FN)が得票率約28%で第1党となった。フランス本土13州のうち、少なくとも6つの州でトップになったのにも関わらず、13日、州議会選挙の決選投票では危機感を感じた社会党・共和党がともに、先週よりも有権者の動員に努めた結果、13地域圏すべて敗北してしまった政党です。(FNが第1党になることを危惧した有権者がより多く投票に臨んだことが敗因の原因だったそうです。)



それからフランスとは関係ないのですが

【12月18日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は17日、来年行われる米大統領選の共和党候補の一人であるドナルド・トランプ(Donald Trump)氏について、「才能ある」「傑出した」人物だと評するとともに、トランプ氏の対露姿勢を歓迎した。
 プーチン大統領は首都モスクワ(Moscow)で開かれた年次記者会見後に記者団に対し、トランプ氏は「非常に傑出した人物で、才能があることは疑いようがない」「彼の人徳を評価するのはわれわれではなく米国の有権者だが、彼こそが大統領選の絶対的な立役者だ」と語った。


とプーチン大統領がトランプ氏を褒め称えている記事も出ていました。



ところでAFP通信国際ニュースは本当にいつも興味深いニュ-スを読むことができてとても好きです。
お奨めです。


ロシアの言い分

この1週間イスラム国をめぐってはまた色々なことがありました。

ロシアがつににイスラム国戦闘を開始、トルコがロシア軍機を誤爆してプ-チン大統領を激怒させ、なぜそんなことアホなをしてしまったのかと思っていたら、それは実は誤爆ではなく、ISからトルコが購入している石油のル-トを守るためだったらしいということが発覚。ISの資金源はこんな風にISから石油を密輸している国によって支えられ、結果的に世界でも例のない豊富な財源を所持しているテロ国家が組織されているわけで、この資金源を断ち切ることこそ爆弾を落とす以上にISを破壊させるために効果的な手段であるはずなんですが、ISとトルコのこの密輸問題はどういうわけか欧米からは問題視されておらず、ロシアだけが今回に限っては珍しいほど至極正当な非難をしている状況のようです。

プーチン大統領は去る11月16日、テロ対策が中心議題となったトルコ=アンタルヤでのG-20首脳会議後の会見で「ISに資金提供している国がG-20加盟国を含めて40カ国以上に上る」とわざわざ首脳会議にて発表したくらいですから、欧米もそんなことはわかりきっていたにもかかわらず、「戦争突入!!」と大騒ぎの英仏がなぜその点は問題として重視しないのかと考えればもしや米英仏も石油でもこの密輸から恩恵を受けているのではないかしら、とこれまでの経緯を考えると疑いたくなるくらいです。

大国はなにがしかの政治的利権で動いているのは明々白々で、自分達が損しないという理由なしにこの件をほっておくとは全く考えにくいです。自分たちは密輸していないとしても、何がしかの利益があったから黙認していたというのは、アメリカのケリー国務長官が「トルコが違法な石油運搬を行っ ているとか、外国人戦闘員を送り込んでいるとか、トルコの信頼を中傷することは、逆に、トルコの重要性を理解させるものである」と全くトルコ擁護にもなっていないちんぷんかんな返答からわかってしまいましたしね。一体この不思議な回答はなんだったんでしょうか。こんな変な回答ならしないほうがまだましだったのでは? と思うほどです。

それにしてもパリ同時テロに対する11月15日からはじまったフランスの5日間の報復空爆で、シリアの罪のない子ども4人を含む53人の民間一般市民が殺戮されたそうで、米軍のドローンの空爆パキスタンの空爆で殺害された3,989人のうち965人はやはり民間一般市民だつたそうで、そう考えればテロリストのテロと国家の軍が行う誤爆はどう違うんでしょうね。
イスラム国でISを壊滅させるためにはもっとたくさんの民間人が死に、そして欧米での人種差別は続いていくのなら、第2第3のイスラム国が生まれることは明々白々ですが、イスラム国を壊滅させるためには「米国が本格的に地上軍を送るべきだ」と、戦争大好き一家の大統領候補者のブッシュ弟がいきまいているそうです、この人には本当に大統領としての資質に疑問を感じます。そもそも兄ブッシュがイラク戦争をはじめたことが原因でそれがISを生み出したということもなにも分かっていないっていないのか(有り得ない!!)、ただの幼稚な戦争マニアなのか不明です。
また以前の「もし民間人が武器を所持していれば、フランステロにて事態は違っていたかもしれない」「テロリストの家族を狙い撃ちにして殺せば良い。」などと、とんでもない発言のトランプ氏同様、こういう人達がもしかして大統領になるかもしれない国アメリカって本当に大丈夫なんだろうかと思います。

安部首相の「テロには屈しない」発言も机上の空論のようでなんだか情けない気分になりますが、欧米の「やられたら(数倍にして)やり返せ、たとえ最初に始めたのは自分達でも」を゛正義゛だと信じている(その上周りにも信じさせている)欧米社会よりは腰が引けている分、まだ救いがありますが…。こんな馬鹿な欧米の子分になりさがり、せめて遠くのそもそも本来あまり関係なかった日本までこの戦争に加担したりしないようにしてほしいものです。

ドイツも今週はじめついに29機の(93機中)トルナド全天候型多用途攻撃機が出動できる準備が整いました。このうちの数機をフランス戦闘機の保護のため派遣し、国境沿いの監視のために約1200人(以内)の兵士を安全のかための監視を手伝うということで、シリアとイラクに派遣することがほぼ決まったようです。戦闘のためではなくあくまでもフランスの対する団結を示すことが目的の今回の派遣なのだそうです。ドイツは欧州の一員なんで、さすがに何もしないわけにはいかないということですね。これはぎりぎり仕方ないことでしょう。


フランス人の友人達

今日はフランスのアントワン君に電話しました。

2年前初めて我が家に交換留学生としてやってきて、明日で3回目となる予定だったフランスからの交換留学生たちは、このパリのテロの問題を受け、オランド大統領の「非常事態」戦争宣言とともに、フランスの子供達の交換留学や修学旅行、外国への遠足も全て中止になってしまいました。

アントワンが毎年12月に5日間我が家に来て、うちの次男が5月にアントワン宅へやはり5日間滞在して、お互いの学校へも行き、文化交流をはかるという素敵な取り組みにもかかわらず、次男の年はちょうど思春期ということもあり、もう受け入れをしたくないドイツ人、もう来たくないフランス人の子供達もいる中、うちの次男とアントワンはどういうわけか気が合い、3回目の続行ということで、明日の彼の訪問をうちの家族もみんなで楽しみにしていました。
次男とアントワンがどんな話をしたかと言えば、アントワンの一声は
「ドイツ代表対フランス代表のサッカ-の試合(あのパリテロの際の)、フランスが勝ったよな」で、きっとうちに来たらこのことを言おうと楽しみにしていたのがわかり、とてもほ微笑ましくなり笑ってしまいました。うちでも次男と彼はよくこんな会話で、じゃれあっていまいましたから。今回はさすがの次男もぐうの根も出なかったようで、それに対して何も言い返せないのが(特にフランス語が超ヘタッピなためもあり)笑えました。そしてあいかわらずとても元気そうなアントワンになんだか心から安心しました。

2日ほど前は、長年のフランス人の友人の家へ行き、その際小さい赤ちゃん時代から知っているでも大きくなったそこの息子さん達(うちの長男次男の幼馴染)に会い、ドイツ育ちのフランス人なのに会った際の挨拶は必ず、ほっぺに2回キスしてくれるのが心地よく、個人的にフランス人に会えば、フランス人のいやなことはすっかり忘れてしまう私です。

私のその友人はさすがにお料理が上手で、5日ほど前にはクラブの催しで、彼女がお菓子のマカロンを手作りしてきてくれて、あまりにおいしく(実際今まで食べた中で一番でしたが)その際はめちゃくちゃ感動した私なんで、フランスのこと歴史的には反感を感じながらも、普通のフランス人の友達にはそのままかわらない気持ちの自分がいます。
いっそ彼女達に「でもあなた達の国のしてきたことはどう思うの?」と聞きたい気持ちもあり、でも聞けば傷つけるのもわかっているので、あちらから何か言い出すまで待とうと思っている私です。国がしたことーそれも大昔のことであれば尚更、彼女達個人に責任があるとは言えないですよね。。。

フランス大攻撃の私ではありますが、フランス人の友人までも嫌いなわけではないということを、ご理解いただけると嬉しいです。

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フランス人の彼女のマカロン紹介。
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全て彼女の手作りで色とりどりのマカロンで最高においしかったです。


フランスがしてきたこと

10年以上前に日本のある記事にこんなことが書かれていました。

フランスでは植民地時代に支配していた国の子供を家事全般をさせるために勝手に連れてきて、周りには秘密で、一生台所に住まわせただ働きさせている一般家庭が後をたたず問題になっている。

というような内容でした。

もともと私はフランスが好きで仏文へ行ったくらいですから、その時も実はその記事を100%信じていませんでした。フランスほどの素晴らしい国がそんなことをするとは正直思っていなかったのです。ですから日本の記事だったこともあり「きっと何かの間違いだろう」くらいに思っていました。

しかし今回の一連のことで、インドネシア人の長年の友人と話して、「実は眉唾の話で本当かどうかわからないのだけれどね…」とこの話を始めると「それは本当のことですよ、そんなことは世界中どこにでもあります」と言われて正直衝撃を受けました。
世界の常識ではこんな酷いなことが、かのフランスやアメリカのような大国であるのはちっとも不思議なことではなかったようです。アラブの裕福な町で東南アジアの方たちがメイドとして契約して、奴隷のような扱いを受ける、というくらいのことはるのは知っていましたが、まさか子供が連れて来られてそんな非人道的な扱いを受け、それが世界中で大騒ぎにならないなんてそれが犯罪だと大騒ぎされないなんて、そんな世界がここ欧州にあるなんて全く思ってもいなかったんです。しかもそれが私の大好きな憧れのおフランスでのことだなんて、いったいどうしたら信じられたでしょうか。。。。

彼女は物理学者でもあり、専門は原子力だったということもあり、続けて話してくれましたが、フランスは旧植民地の近くでそれはたくさんの原子力実験も行っていたそうで、モロッコ人にはその影響と見られるガン患者が多いのだとも教えてくれました。
自分の国ではできないからって他の国でそんな恐ろしい実験をするのは「自由・平等・博愛」の精神にはひっかからないようです。
私の他のお友達も「だいたい自国の領土以外で原爆実験するってフランス以外にないと思うのですが、これはテロではないのですかね」と言っていましたが、私もこの言葉には非常に共感しました。私なんかはよく知らないので、ある意味テロより酷いのでは、とさえ思います。だって被害はもっと広範囲でしょうから。。。


またイスラム教でもある彼女はフランスのイスラム教徒の人達のおかれている状態にも日頃から関心があったようで、ドイツと違って移民の人達には全く不公平この上ないなんて国と、説明してました。

私のほかのハンガリ-人の友人も、ドイツ人の知り合いも、フランスが行った植民地政策による弾圧、そして移民に対する一生涯の差別はすごいものがあると言っていたので、フランスの非道ぶりは欧州でも実は有名だったのですね。
「テロは許すまじ」と兵役につきたい若者急上昇中のフランスではありますが、フランス国民の皆さんに一度自分達の国の歴史を見直して少しは冷静になってくれないかと思います。

ロシアにしろ、イギリスににしろフランスと共に戦う気満々の3カ国のようですが、周辺諸国まで巻き込んで大騒ぎする前に、今一度振り返り、同じ過ちを繰り返さない道を選んで欲しいでと心から願います。

テロは許されない行為ですが、その前に散々自分たちも本来であれば許されないことをしてきたという事実はまるでなかったことのように封印して、自分たちがされたことだけを攻撃するのは、フランス様には特にしてほしくないものですよね。
なんせ他国にはない「普遍的な価値がある」大国だということなんで、今こそその真の姿を見せてほしいものです。
うわべの美しさだけではなくて…。

大国には大国の振る舞いを期待してやみません。

イスラム社会から見た欧米 その3

そうは言ってもイラクのフセイン氏、シリアのアサド氏の他の人達への弾圧は決して許されるべきではない、という側面も確かにあることでしょう。

でも今回もまだあくまで「イスラム諸国から見た欧米」ということで話を進めさせてください。

欧米がこの100年くらいの間に中東でしたことをまとめると

・第一次世界大戦中イギリス、フランス、ロシアの間で結ばれたオスマン帝国領を分割したサイクス・ピコ協定
・第二次大戦後、ユダヤ人のためにパレスチナ人の地にイスラエルを建国
・同時期、石油欲しさで始めたイラン・イラクとの戦争
・中東の国に強い政治家が出てくると自分達にとって不都合なため、対抗勢力をけしかけ(もちろん武器提供して後押し)悪の独裁者としてプロパガンダを盛大に行い抹殺(自分達に都合が悪ければ゛悪゛と片付ける欧米の論理で)
・実力者のなくなったその国を傀儡政権にして欧米がコントロ-ルできるよう手回し
・それに伴い勝手に国境をかわって紛争が起これば、これまた幸いと続けて武器を売りつける

もし仮に欧米の干渉がなくても中東はもめていたのではないかと、私は実はこんな違う考えも頭に片隅にありました。ですが「でも使う武器がなければここまで大変なことにはならない」と友人に言われ、本当にその通りであると思うにいたり、そこから考えると、そもそもそれ以前に実は欧米では紛争が起こって迷惑どころか、その軍需産業で巨額の利益を得ているわけで、実は今の欧米の豊かさはひとつは中東の国の紛争のおかげにあるとさえ言えるのではとも思いました。
紛争どころか恵まれた石油資源のある中東なので、本来であればもっともっと欧米諸国よりも豊かに人々が生活していた可能性もあることを思えば、それさえ横取りしてきた欧米社会の厚かましさや狡猾さが浮き彫りになります。

それでここまでは、中東内で欧米がしてきた(しかも勝手に)悪行の数々ですが、自国でもほとんど同じようなことをしていました。これがこの数年のテロを誘発させた大きな原因なんですが、

それが移民問題です。

戦後、植民地政策ができなくなれば次に考えたこともでもその時代と本当はあまりかわらないことでした。
旧植民地からの移民政策とは、植民地時代の国からまた人々を連れてきて安い労働力として生涯にわたり搾取しようと考えた欧米の厚かましい発想からきました。それなのに、まだ自分たちは何をしても許されると信じきっている欧米人達なんで、何十年もこの移民の人達に対して、決して自分達と同じ平等な機会を与えようとはせず、差別し続け、虐げてきたわけです。
その結果いつか移民の人達に憎悪の感情が生まれてしまったことに、どんな不思議があるでしょう。それ以前に植民地として200年近くも搾取し続けていて、それでもまだ足りない強欲な罪深い人達は一体誰でしょう。それなのに独裁者よりも自分達の方が良い人間だと、どうしたら言えるのでしょうか。理解するのが難しいです。

だから

フランスのかかげる「普遍的価値観」って一体なんでしょうか?

自分達の絶対の変わらない優位性のことですか?

と、結局はそういうことなのか、と思ってしまいます。

「自由・平等・博愛」に適用するのは自分達欧米人だけと考えているのなら、いつかそれが全く違う価値観にとってかわられたとしたって不思議ではないし、そんな欧米の優位性を守るために戦争になる前に今一度世界中が冷静になってほしいです。
「報復」から生まれるのは「報復」でしかないのは、人類の歴史でそれこそ普遍的な真実です。テロ行為は許されるものではありませんが、生まれてからいつも内戦状態で、まともに教育もうけていない、そして親もない子供たちがそんな戦士に育つことがそんなに不思議なことですか? これ以上テロ要員を作らないためにも「血で血を洗うこと」が正しいことなのか考えてほしいです。例えそれが本当に大変な道でも、お互いに共存していく道しか世界の将来はもう残っていないのかもしれません。。。

今日は急いでまとめたため途中読みにくい箇所もあったかと思いますが、お許しください。
最後まで読んで下さったことに感謝いたします。

そして数回にわたりイスラム諸国からの見方を書いてからと言って、私自身がテロ行為を肯定しているわけでは、全くないということも最後に付け加えさせてくださいね。



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