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マルゴママ

Author:マルゴママ
ドイツ北西部の片田舎でかれこれもう16年生活しています。ドイツ人の夫と、3人息子、そして一人娘(?!)の猫マルゴと共に、ドイツの子供の生活、ドイツサッカ-をはじめ、テニスやブレイクダンス、またドイツの村での生活風景を気のむくまま綴っていきたいと思っています。
 

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長男 大学入学届け

アビィが無事に終わった長男は10月から大学生になりますが、今日はその大学の入学申し込み日でした。
長男の(正直一番希望していたのは主人だと思いますが)希望通り、一番近郊の工科大学へ行けることになり、家族全員喜んでいます。

主人の出身大学でもあり、近郊でもある上、一応ドイツに11校あるエリート大学といわれている大学のひとつで、あんなに大して勉強しなかった(その上本当によく遊び歩いていた)長男が入れたのは正直私にはびっくり仰天でした。

化学科ということで、アビィの結果が2,5くらいであれば入ることには問題のない学科で、長男は2,1でしたので(ドイツでは点数が少ないほど成績がいいということです)この学部に入ることは特に問題ありませんでした。
この大学で特に大変なのは医学部と建築学部です。

ドイツで大変なのは日本同様、医学部と法学部でこちらはアビィが 1,0あるいは1,2くらいなければほぼ無理だと言われています。ただ万が一うちの息子のように2,1でもあるいは2,8くらいでも待ちリストというものに、申し込み、そして3年くらいまで待てば
ほぼ必ず医学部でも法学部でも入ることができるようです。

ただドイツの場合は本当の勉学は入学してから、ということで、特に理系の場合は最後の卒業までに約半分の生徒が脱落して単位を取れず中退していくことになるそうですから、3年待ってそのあと、若い生え抜きの優等生たちと肩を並べて最後の卒業まで勉強できるのかどうかは非常に疑問を感じますね。
よほど志が高くなければ、そもそも3年も待つことすらできないことでしょうし。

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今日は天気のせいか受付の校舎の前でたくさんの人がバカンス並みにお茶を飲んでいました。

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主人がなつかしがって学生食堂まで見に行った私たちでしたが、明るいメンザ(ドイツ語で学生食堂)で主人の頃とは全然違って素敵になっていました。

入学手続きも終わりホッとした私たちでしたが、これはあくまでも招待状にすぎません。
化学という科目は、博士号まで取らなければ就職は難しいとも言われているくらいで、その上、脱落者は多いわけですから、最後までたどり着くためにこれから大変な努力がはじまることになります。

ギムナジウムで大学受験といっても私たち日本人からみれば、なんだか普段より少し勉強しているくらいの状態で今まで過ごしてきた子供たちが、ドイツの大学で初めて勉学というものを体験していくわけですから、親としても正直心配はあります。

ただなんということか偶然なんですが、幸いにして2歳くらいからの幼馴染(幼稚園、小学校、ギムナジウムとクラスまでずっと一緒だった親友の一人)まで同じ化学へ進むことになり、そういう幸運もあるので、2人でこれからも助け合って頑張ってほしいです。

大人の階段を上りはじめた長男の一歩が、今日ついにスタ-トしました。

世界大学ランキング 2015  (Times Higher Education)

今年も英タイムズ・ハイヤー・エデュケーションによる
2015年版世界大学ランキングが発表されました。

<世界大学ランキング トップ10>
1位 カリフォルニア工科大学 (アメリカ)
2位 オックスフォード大学 (イギリス)
3位 スタンフォード大学 (アメリカ)
4位 ケンブリッジ大学 (イギリス)
5位 マサチューセッツ工科大学(MIT) (アメリカ)
6位 ハーバード大学 (アメリカ)
7位 プリンストン大学 (アメリカ)
8位 インペリアル・カレッジ・ロンドン (イギリス)
9位 チューリッヒ工科大学(ETHチューリッヒ) (スイス)
10位 シカゴ大学 (アメリカ)

と、上位は毎度のことながらアメリカとイギリスの大学が占めます。


<ランクインした国内の大学>
43位 東京大学
88位 京都大学

ということで、2014年度では23位だった東京大学と
59位だった京都大学は大きくランキングを下げました。
そんな中、アジアでランクインした大学では

<ランクインしたアジアの大学>
26位 シンガポール国立大学 (シンガポ-ル)
42位 北京大学 (中国)
44位 香港大学 (香港)
47位 精華大学 (中国)
55位 南洋理工大学 (シンガポ-ル)
59位 香港科技大学 (香港)
85位 ソウル大学 (韓国)


ヨーロッパも見てみると

<ランクインしたヨーロッパの大学>
9位  スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHZ) (スイス)
28位 カロリンスカ研究所 (スウェ-デン)
29位 ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン (ドイツ)
31位 スイス連邦工科大学ローザンヌ校 (スイス)
35位 ルーヴェン・カトリック大学 (ベルギ-)
37位 ルプレヒト・カール大学ハイデルベルク (ドイツ)
47位 ヴァーヘニンゲン大学 (オランダ)
49位 フンボルト大学ベルリン(ドイツ)
53位 ミュンヘン工科大学(ドイツ)
54位 ENS(高等師範学校) (フランス)
58位 アムステルダム大学 (オランダ)
62位 ユトレヒト大学 (オランダ)
65位 デルフト工科大学 (オランダ)
67位 ライデン大学 (オランダ)
71位 エラスムス・ロッテルダム大学 (オランダ)
72位 ベルリン自由大学 (ドイツ)
74位 フローニンゲン大学 (オランダ)
76位 ヘルシンキ大学 (フィンランド)
78位 エバーハルト・カール大学テュービンゲン (ドイツ)
81位 ウプサラ大学 (スウェ-デン)
82位 コペンハーゲン大学 (デンマ-ク)
84位 アルベルト・ルートヴィヒ大学フライブルク(ドイツ)
88位 マーストリヒト大学 (オランダ)
94位 ライン・フリードリヒ・ヴィルヘルム大学ボン (ドイツ)
99位 ゲオルク・アウグスト大学ゲッティンゲン (ドイツ)

と圧倒的にオランダが多いのは、オランダの大学では英語でも授業を
受けることができるので、世界中の優秀な学生が留学しやすいという理由も
あるんでしょうか。北欧が強いのもそういった理由かもしれませんね。
スウェ-デン、フィンランドはそもそもPISA(OECD生徒の学習到達度調査)では
いつもトップクラスでスイスも義務教育段階で教育レベルが高いのでしょう。
そんな中、小国ベルギ-のル-ベン大学は上位で検討していますね。
ドイツもドイツ語授業なのに、割合たくさんのランクインで
その点はさすがフランスに勝ってますね。

ちなみに日本国内で800位までにランキングした大学は

201-205位 東北大学
201-250位 東京工業大学
251-300位 大阪大学
301-350位 名古屋大学
401-500位 北海道大学、九州大学、東京医科歯科大学(TMDU)、
        首都大学東京、筑波大学
501位以上 広島大学、金沢大学、慶應義塾大学、大阪市立大学、東京農工大学
        千葉大学、愛媛大学、岐阜大学、順天堂大学、近畿大学、神戸大学、
熊本大学、九州工業大学、長崎大学、新潟大学、岡山大学、
大阪府立大学、埼玉大学、信州大学、昭和大学、上智大学、東海大学、
徳島大学、東京海洋大学、東京理科大学、鳥取大学、豊橋技術科学大学、
早稲田大学、横浜市立大学(YCU)、横浜国立大学


だということで、評価基準は、「教育-学習環境」「論文被引用数」
「研究-ボリューム/収益性/評価」「産業界からの収入」「国際的な見通し
-教授陣と学生の質」の5つだそうですが、ほぼ自国語しか使用していない
日本や中国がランクインするだけでも充分立派なのではないでしょうか。
そもそも発表元がイギリスなんで、多少自国びいきになることもあるでしょうしね。
選考方法も見方でかわってくるでしょうから、毎年見て楽しめればそれで
いいと思います。
ランキングを見て色々想像するのが楽しいです。

ア-ヘン工科大学(Aachen/RWTH)

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知り合いの大学の講義を、長男と見学してきました。

ア-ヘン工科大学は、

理学部(数学科・情報学科・物理学科・化学科・生物学科)
建築学部
土木工学部
機械工学部
資源材料工学部(資源工学科・材料工学科・地理学科)
電気情報工学部
教養学部
経営学部
医学部

主に理系で9学部があり、260研究室、学士・修士130コース、
在籍教授496名、学生37,917人の規模を誇るそうです。

1870年創立で、2007年にはドイツを代表するエリ-ト大学に
選ばれたドイツを代表する名門大学だそうです(一応…)。

ドイツではイギリスやフランスのようなエリ-ト大学(グラン・エコ-ルや
オックスフォ-ド大学やあるいはアメリカのハ-バ-ド大学)という
観念は長年必要なかったようで、大学は一様に同じもの、と考えられてきたようなんですが
現在ドイツ国内にはエリ-ト大学と認定された大学が全部で9つあります。

フライブルグ大学、ハイデルベルグ大学、ミュンヘン大学、ミュンヘン工科大学、
ベルリン自由大学、ゲッティンゲン大学、コンスタンツ大学、カ-ルスル-エ工科大学、
そしてアーヘン工科大学で、ドイツ九大エリート大学(TU9)と認定されています。

RWTH(Rheinisch-Westfälische Technische Hochschule Aachen)と
通常は呼ばれていて、そのドイツ語での名称の中にUniversität(英 University)と
いう単語がないのが私には長年不思議でした。
それで知り合いのある年配の卒業生の方にお聞きしたところ
Universität(University)はそもそも外来語で、自分達の伝統を
誇りに感じていた古い大学のひとつだったア-ヘン工科大学は
昔ながらの、大学を呼び名である Hochschule(高学校)という
名前を捨てたくなかったんだそうです。
でも最近では外国向けに、Universität を使ったりもしているようです。
…じゃないと近隣のヨ-ロッパの人たちはともかく、日本人や中国人などなど
私達東洋系の学生には高学校とはなんのことやら、と思われる可能性もあることでしょう。

それでこの大学、規模がとても大きくてキャンパスは1箇所ではありません。
学舎はアーヘンの街中にもありますが、アーヘン大学病院や一部研究所をはじめ
町の西部周辺部にもキャンパスがいくつもあり、学舎は大小あわせて
100棟はありそうないきおいです。
しかも現在まだ新しいキャンパスも建設中で、一体数年後には
どのくらいのジャンボ大学になっていることでしょうか。

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昨日私が入った建物はこんな感じでしたが

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近代的なこんな学舎もありますし

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ちなみにこれは大学病院で巨大です。

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昔ながらの古い学舎の横には

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こんなおしゃれっぽい形の学舎が隣接していて

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古きよき伝統を保ちながらも、最新の研究を目指していこうという
心意気が感じられます。。。

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自然の緑にも囲まれ

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こじゃれたレストラン

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学生のためにはすごくモダンな広い(その上無料の)スポ-ツジムまで完備していて
いたれりつくせりなんです。

うちからは一番近場の大学でもあり
長男が3年後にここの大学に入学したいという希望を持ってくれたらいいな、と
そういう魂胆もあり見学につれていった訳ですが
あいかわらず本人はスポ-ツ大学へ行きたいと思っているそうです。
だけれど、こちらは入学が大変なようなんです。
かなりの運動能力を求められるようで、入学試験は
その中でも特に水泳の試験がかなり大変なのだそうです。
ア-ヘン大学はアビトゥア(大学入試試験に該当する全国テスト)さえ
ある成績をとれば誰でも入れるようで、ただ入ってから脱落者が多いようですが
これはスポ-ツ大学も、どこの大学も同じでしょう。

真面目に勉学に打ち込んでさえくれれば親としては何を勉強してくれても
いいんですが、とりあえずは3年後のアビトゥアでまともな成績をとってほしいものですよね。
そうでなければ、そもそもどこの大学へも入れないんですから…。

次回機会があれば、ケルンのスポ-ツ大学へも見学へ行ってみようと思います。

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