プロフィ-ル

マルゴママ

Author:マルゴママ
ドイツ北西部の片田舎でかれこれもう16年生活しています。ドイツ人の夫と、3人息子、そして一人娘(?!)の猫マルゴと共に、ドイツの子供の生活、ドイツサッカ-をはじめ、テニスやブレイクダンス、またドイツの村での生活風景を気のむくまま綴っていきたいと思っています。
 

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プ-ルとサウナ

それでこの長い休みを利用して、久しぶりに三男を遊びに連れていくことにしました。
長男と次男は3歳違いで2人で遊べたのですが、三男のプ-ル遊びには18歳の長男も、15歳の次男も来てくれるはずもなく、そんなわけで三男の幼馴染の2人を連れて計3人の男の子達とプ-ルでした。
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正直、長男が小さい頃から、今まで多分15年近くこんなことをしているわけで、小さな子供達(しかもいつも男の子軍団ばかり変わり映えしない、女の子は全くいない私の周辺)と遊びに行かなければならない、その年月の長さに時々うんざりもしてくるのですが、三男が私と行きたいのも、あと数年でしょうから、潔く我慢して私の楽しみも見つけました。
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このプ-ルにはなんとサウナも併設されていて、追加料金(500円くらい)を1回払えば、サウナに好きなだけ何度でも入ることができます。
私が大好きなのはハープの香りただよう、ミストサウナなんですが、
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こんなミストシャワ-も素敵
一番のお気に入りはこの暖かい石でできた長椅子で、ここに横になるとあまりの気持ちよさにいつもぐっすり寝てしまいます。
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この椅子からの眺めはこんな感じでとても開放感もあり、疲れた日々から一気に回復できます。
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他にも普通のサウナや、塩サウナ、ジャクジ-バスなんかもあり、またもっとお金を払えば本格的サウナも併設されているんですが、ここの一番の良い点は、水着のまま入ることが許されていることなんです。

ドイツでは、サウナは通常は全裸で、その上、男女混浴です。
そんなわけで私はわざわざ行ったことはないのですが、高級ホテルなんかの上についているサウナもそうで、一度プールと間違って行ったら、真っ裸のおじさんに「ここは洋服は全て脱いで入るよう」と言われ、きれいな若いお姉さんが美しいヌ-ド姿でその横を歩いていったのには、度肝を抜かれたものです。

三男もその友人達もやっと10歳前後ということで、放っておける年齢になってきたのもヤレヤレです。
そしてあと5年後には誰も一緒に来てくれなくなり、その時には一人寂しく行かなければならないのかと思うと、やはり今のうちに子供との時間も一応は大事にしておかなければいけないですよね。

休暇のように、リラックスできた良い一日でした。

明治のお雛様

うちのお雛様は明治生まれの祖母のなんで、けっこう昔のものなので、何故かお内裏様とお雛様が2対あります。
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こちらが少しきついお顔の方。
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こちらが少し丸いほんわかしたお顔の方。
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冠はもうボロボロになってしまったので、18年位前雛人形専門店にて新しく作ってもらいました。
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昔の冠は今は官女にかぶらせてあげてます。
うちの官女は一人だけです。
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そのかわり、雅楽の舞を踊っている2人がいます。私は勝手に「胡蝶」と名づけています。
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5人囃子はきちんといます。
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かわったところでは「高砂」の「尉(じょう)と姥(うば)」がいます。
「相生の松」もきちんとあるところが芸がこんでいます。
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私も今回は「さげもん」風に鞠をかざりました。
もうすぐおひな祭りです。

でもやっぱり一番美しい日本のお人形

でもやっぱり一番きれいなのは日本の人形だと思う私は、きれいな日本人形を集めてみることにしました。

こちらは島根県松江市から手仕事による工芸品のひとつ、「藤娘」です。
日舞に中でもやはり「藤娘」はこの大きな藤がなんといっても美しいですよね。
お人形は「顔がいのち」と言われますが、なんて優しいお顔立ちでしょう。
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こちらも典型的日本人形でお着物、かんざし、日本髪といい美の結集という感じです。
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こちらも「藤娘」のように「藤の花」をかんざしにしていますが、まるで生きているかのような瞳。
人形師・岡馬勲氏の作だそうで、着物やかんざしはそれぞれ専門の方に注文して作られたそうですが、このお人形にはなんだか最高のものを与えたいと思ってしまう気持ちわかります。
こんな娘がいたらどんなに楽しいでしょうね。。。こんなお人形なら高額でも買いたいですね、もし手が届くならですが。
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それでこちらはなんとなく新しい形の日本人形ですが、これまたあまりの美しさに見とれます。

それで今日は私も思い立って数年ぶりにお雛様を飾ることにしました。
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祖母伝来の明治時代のお雛様なので、今のお雛様とはずいぶん違いますが、それでも私にはとても大切なお人形なんです。

木内昇さんの『寂しさの考察』 

「孤独」について書きます、と言ったのにはわけがあります。4年位前に偶然新聞で読んだ日本経済新聞のコラム欄に作家の木内昇さんが書いていらした「寂しさの考察」があまりに完璧で素晴らしかったので一度紹介させていただきたいと思ってました。色々な方に是非読んでいただきたい、と思ったのは一番ですが、読んだ際にあまりに感動して切り抜いて、私の10年日記にはさんであり、今はまだいいけれど、あと20年もしたらきっと色が褪せて読めなくなってしまう前に、ブログに書いておけば一生大事にとっておけるかしら、とも思いました。ということで自分自身のためでもあります。
以下青字になっているものが木内さんの「寂しさの考察」です。


 だいたいにおいて、私は寂しい。状況的に、というよりも気持ちのどこかで寂しさを感じている。とはいえ一応家族もあるし、学生時代からの友達や信頼できる仕事仲間にも恵まれている。なんだ、それじゃあちっとも孤独とは言えんだろう、と呆れる向きもあるかもしれない。でも「孤独」がすなわち「寂しい」とは限らないのだ。ある人にとってそれは、至福であり悦楽である。私もまた、孤独を好むひとりだ。
  では、この始終つきまとっている寂しさはなにか? といえばそれは、とてもおおげさな物言いになってしまうが、有限なものに対してつい抱いてしまう感情な のだと思う。人にしても物にしても、そのほとんどは、永遠に同じ形をとどめることなどできない。本ひとつとってもそうだ。装幀(そうてい)作業の際、指定 通りの色が出るまで何度も印刷所に刷り直しをお願いすることがあるのだが、これほど手間をかけて作ってもカバーの色味は、いずれ日焼けや経年によって様変 わりしてしまう。本棚にさしておいたために、背表紙だけあせてしまったりもする。そんな未来を知りながら、それでも作り手は細部にこだわり、内容にふさわ しい装幀を突き詰めるわけである。
人もまたしかりで、どれほど誰かを大事にし、どんなによい関係を築いたとしても、未来永劫一緒にいることはできない。どこかで必ず別れが来るし、いつかは自分自身とも切り離されてしまう。そうと知りながら、日々を送る中で誰しも、さまざまに考 えたり悩んだり感じたりしている。そこで生じる、正直で真摯でその人らしい内なる声のほとんどは、心中をのべつまくなしに垂れ流す人は別にして、基本的に 本人しか知り得ないことだったりする。
 例えば私が、小腹が空いてひとりで蕎麦屋に入ったとする。別に期待もせずに出てきた 蕎麦をたぐると、驚くほどうまい。「おお!」と胸中で叫んだ声を、しかし誰も知らない。また例えば、話し相手にこちらの意図がうまく伝わらないとする。諦 めて黙ったあと、「そうじゃないのになぁ」と思ったのも、私だけが知ることだ。ささいな事柄だが、こうした思いはいずれも、一度も表に出ることなく、いつ か私とともに消えてしまう。そう考えればやはり寂しい。
 けれどこうした寂しさには、なんというか、独特の甘やかさが含まれているような気 がするのだ。色あせた本も、ペンキのはげた建物も、すり減った靴も、そのもののあるべき形こそ失ってはいるが、とても美しく見える。それらが経た、語られ ることのない日々が無二の美しさ愛おしさを形作るのである。
「今」は次の瞬間「過去」になり、人も時を経る中で、外見や考え、価値観を変じていく。その過程で語られることのなかった思いは、単に蒸発して消えるのではなく、個々の内に堆積して、その人特有の風味を生みなしていくのではないだろうか。
 かつて、建築を専門にしている知人が言っていた。
「汚れが簡単に落とせて手間いらずの外壁や建材ってあるでしょ? あれって便利なんだけど、古くなったとき、ただ薄汚くなるんだよね。いい朽ち方をしないの」
 寂しさというのは、マイナスの印象が強い感情だけれど、忌み嫌うものではない。むしろ、手の平で慈しむようなたぐいのものではないか、と思っていたりする。



色々調べると、偶然にも本当にほぼぴったり4年前(今日は2016年の2月8日)の2012年の2月9日の日本経済新聞の夕刊に載っていたものでした。会員登録が必要ですが、日本経済新聞の電子版でもまだ読めるようです。

木内昇さんは女性の作家さんなんですが、すごい才能の方ですね。この文章が本当に好きで、何回読んでも読むたびに感動してしまい、孤独の中にある幸せをかみしめてしまいます。



ピアニスト イルマ(Yiruma)さん



先週ハンガリ-人の友達が、「最近うちの9歳の息子のお気に入りの曲」
と、教えてくれたのがこの曲なんですが、実はうちの15歳の長男がこの2ヶ月
毎日来る日も来る日も暇さえあれば、ピアノで弾き続けていたのがこの曲でした。

なんだか韓国ドラマっぽいメロディ-だな、とは思っていましたが
まさか韓国人のピアニストの方とは全く知りませんでした。
長男も特に何も言わなかったので。。
その上、韓国ドラマっぽいメロディ-なのは当然で、このイルマさんは
かの有名な「冬ソナ」や「夏の香り」などの曲でブレイクした方だそうです。
「冬ソナ」ファンだった私の心に響くのも当然だったわけです。。。

それにそもそもドイツでは、この曲「River flows in you(君の胸に川が流れる)」で
2011年POPチャ-トで1位になったそうで、かなり有名な曲なんだそうです。
全然知らなかったということが不思議なくらい、ここドイツでは流行っていたようですし
今も結構流行っているようです。

ところでイルマ様の略歴ですが、5歳でピアノを始め、11歳でイギリスの留学。
ヨーロッパで音楽の天才を輩出しているパーセルスクールで学び、その後
ロンドン大学キングスカレッジに入学。在学時から音楽活動をし、世界的な
クラシックレーベルDECCAからもCDを発表している。
ヨーロッパの音楽界はもちろん、ミュージカル、演劇、映画音楽の作曲家として活動している。
また韓国ドラマ『冬のソナタ』OSTに参加したことで、韓国内で話題となった。

とのことで、お姉さんが2人いる末っ子の男の子で
1978年生まれの今年36歳だそうで、デビュ-は2001年、
なかなかのイケメンといわれていて、今後の人気に拍車がかかりそうです。
主人はドイツ人ですが、うちの長男は東洋色が強いハ-フ君なので
この曲を披露すると同じ東洋系ということでかなり受けるようで、隣の
美人姉妹もうちの息子の演奏を聴いて、涙がでちゃった、と言ってくれたのは
有難いことです。(ホントかしら? 長男のあんな演奏で泣けちゃうなんてこの曲の
偉大さが想像できるというものです)

ま、そんなこんなで長男はピアノの授業は1年以上前にやめてしまいましたが
自分で弾きたい曲をなんとか、弾くことができるのは楽しいようです。
もう上手になることはないでしょうが、この状態をキ-プできれば
御の字と思っています。

長男のピアノを弾くモチベ-ションを高めるためにも、イルマ様のCDを
近々どこかで購入する気分になった私です。
それ以前に、彼の曲をたくさん聴いてみたくなったというのが本音ですが。。。

心に染みわたる美しさではないですか?


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