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マルゴママ

Author:マルゴママ
ドイツ北西部の片田舎でかれこれもう20年生活しています。
ドイツ人の夫と3人息子、そして一人娘(?!)の猫クレオとそして雄猫シザ-リオと共に、ドイツの子供の学校と大学生活、ドイツサッカ-もたまに、空手や他のスポーツ、またドイツの村での生活風景を気のむくまま綴っていきたいと思っています。
 


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カ-ニバルについて

今回少しカ-ニバルについて本格的に(どこが?! でも少し長いので)まとめてみました。
カ-ニバルとはなんぞや、と思う方は読んで見て下さい。


カ-ニバルとは、木曜日の"Weiberfastnacht"から次の"Fastnacht"懺悔の火曜日を経て、"Aschermittwoch"と呼ばれる灰の水曜日までの6日間のお祭りで、通常この6日目の"灰の水曜日"と呼ばれる水曜日から、復活祭前日までの46日間に断食節に入る。

ヨーロッパで1年で最も大切なお祭りは、もちろんキリストが誕生したクリスマスと、キリストが処刑され復活したというイースターだが、クリスマスは毎年同じ日でも、復活祭であるイースターは必ず春分の日のあとの最初の満月の日曜日にしなければいけないというややこしい決まりがあり、なのでこの復活祭前46日間の断食期間から計算してカ-ニバルの時期が決まるため、毎年日付が変わるのだ。

ただ11月11日11時11分が正式なカーニバルの開催日ということだけは毎年同じで、でも本番6日間の最初の木曜日は年によっては寒い1月の後半だったり、あるいは今年のようにもう3月だったりするようなこともあり毎年暦を確認しなければならない。

それで昨日はその"Weiberfastnacht"(ヴァイバーファストナハト)という日だった。

「女どもの」と品のない言葉で訳したのは、Weiberというが「女性」を表すあまり品の良い言葉ではないからで、"Fastnacht" というのは「謝肉祭」という意味である。

「女どものカーニバル」というのはなんだ、と思うだろうが、古くは女性が被っていたナイトキャップのような形のボネットという帽子をお互いに取り合う遊びから始まったとのことで、そのうちケルンの市庁舎に女性達が乗り込み、市長さんから鍵を奪うというような行事にかわっていった。

伝統的に、女性は自分自身を年老いた醜い女性に変装したのだそうで、黒い服でまるで魔女みたいだったろうけれど、でも実はカ-ニバルは魔女とは関係のないお祭りである。

それで今ではこの日は女性の無礼講が許される日、ということで男性のネクタイを切ってしまう日になった。

会社なんかでもこの日は男性は切られて良いように古いネクタイをしてくるわけで、私も一度実際に切らせてもらったことがある。

でも切った後、ほっぺたかなにかにキスをしなければいけない、ということを知らなかったので、切ったままサクっと終わらせてしまい悪いことをしたと思っているのだが、もし知らない日本人の旅行者がもし町で突然大きなハサミを持った魔女みたいな老婆にネクタイを切られたら腰を抜かすくらいびっくりすることだろう。

実際デュッセルドルフには日系企業が多く、この木曜日に街を歩いていて突然ネクタイを切られて非常に怖かったというような笑い話を聞いたことがある。

またこの日は正式には役所も学校もお昼までであり、お店なんかもやはりお昼におわってしまうこともあり、今日は14時くらいにスーパーに買い物へ行ったら、半分くらいののお店はもう閉まっていた。
何かというとすぐ仕事を終わりにしたがるドイツ人なのである。

もともとこの「女どものカ-ニバル」は毎日朝から晩まで忙しい女性のために作られた日で、この日は女性陣も家事を投げ出して、女性達で歌ったり踊ったりのダンスを楽しむのを許された1年に唯一の1日だったということだ。

でも現代では女性だけではなくて男子陣も大いに楽しんでいる「女どものカーニバル」の木曜日なんで、この日はみんなで家事をまる投げして遊ぶ日、と変化してきているらしい。

またこれはドイツ全土の行事ではなく、カトリック教徒の多いケルン近郊のライン川周辺やミュンヘン近郊でのみ見られるお祭りだということもお忘れなく。

またネクタイを切られるのがいやでこの木曜日にはネクタイをして来ない男性も増えてしまい、ネクタイを切る習慣もだんだんすたれてきているのが現状のようである。
…というかドイツではそもそも仕事にネクタイを締めてくるという習慣自体も少ない気がするのだが…。

なので背広姿のデュッセルドルフの日系企業の皆さんはますます狙われることだろうから気をつけてほしい。


以上です。

伝統というのはだんだん変化することもあり、ちょっぴり残念なことだなぁ、とドイツ人でもない私が思ったりした、今回は季節柄、カーニバルの紹介でした!


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カ-ニバルの時期しか食べられないお気に入りのエッグリキュールドーナツです


村の5月祭り

今日ドイツは聖霊降臨祭で、うちの村は5月祭りでした。

こんあきれいなドレスを着たカップル達のパレ-ドからはじまります。
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会場では鼓笛隊のマーチが待っています。
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それで今日は5月祭りの王様と女王様の舞踏会ということで、例年通りまずはこの2組のワルツから始まりました。
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生バンドの演奏に会場内は盛り上がり、
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最後は老若男女入り混じってのディスコ大会になってしまい、ワルツやスロ-フォックスを踊りたかったうちの主人はうなだれ、2人とぼとぼと帰宅したという日となりました。

東京でディスコ全盛期に育った私が(歳がばれますが)、何を好き好んでこのドイツの超片田舎のディスコパ-ティ-に参加しなくてはならないのか…(涙)…と後半に思いましたが、途中は結構自分でも楽しんでました。
若人ばかりではなく、おじさん、おばさん、私達以上に年配者も山ほどいて、年甲斐もなく恥ずかしいと思わずにすみました。

日本ではもう今時こんな古臭いディスコなんてないのでしょうから、これはこれでレトロな感じでさすが ゛Theドイツ片田舎゛ という感じでした。
また中には何十年もこんな風に踊っているのだろうという感じの人たちもいて、かなり上手で見ていても楽しめました。
こちらの人達は一人で踊るダンスではなくてカップルで踊るディスコフォックスというダンスがとっても上手なんです。

Nenaの「99Luftballons」まで演奏され、35年前に一瞬ひとっとびした気分でした。


ペンテコステ-聖霊降臨(せいれいこうりん)祭


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今日はドイツではとても大切な、Pfingsten という祭日で、うちの村では例によって、パレードが催されていました。
この聖霊降臨祭というのは、その名の通り、イエズス様の復活後、そしてその40日後に昇天された際、集まって祈っていた120人の信徒たちの上に、神からの聖霊が降ったという事を記念するキリスト教の祝祭日なのですが、そういうわけでイースターの50日後に祝うお祭りです。
そもそもペンテコステという名前は、ギリシア語で「50番目」を意味するペンテーコステー から来ているそうで、キリスト教ではけっこう大事な祝日にあたり、日曜日から月曜日までの長い祭日となります。
それでこの際の村祭りでは、上記のように着飾った若者たちが、夜村の集会場で舞踏会を繰り広げるわけです。
ディスコパ-ティではなくて本当にワルツなどを踊る、非常にロマンチックな舞踏会なんです。

でも今日私たちは、台湾からの3人のお客様が来ていて、主人と私と計5名で村の散歩へ行っていました。
主人の研究関係のお仕事のお客様でしたが、皆でケーキを食べて楽しく過ごしました。
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台湾からのおみやげだというのに、何故か日本語で書いてあったり(説明は中国語)、台湾でも日本のものが人気だということがわかりますね、実際彼らはいつでも親日家が多いですよね。
私は中国の月餅がだいすきなので、嬉しかったです

聖霊降臨祭(ペンテコステ)と5月祭り

今週末はイエスの復活・昇天後、集まって祈っていた信徒たちの上に、神からの聖霊が降ったというカトリック教会の大事な祝日で、月曜日までは祭日、そのついでに火曜日まで学校はお休み、という子供達にとっては嬉しい週末なんですが、この時期楽しいのはマイフェストと呼ばれているドイツの5月祭りでもあります。

この時期ドイツの色々な町や村ではこんな風に大きな木があちらこちらで見られますが、これは例年4月30日に5月祭り実行委員会の手によって天高くたてられ、これが5月祭りの開始の合図となります。

それぞれの街や村には移動型遊園地が来て、小さな子供達も楽しいのですが、私が毎年楽しみにしているのはマイパレ-ドなんです。
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こんな美しいドレスの若いお嬢さんたちが、燕尾服を着た若人達にエスコ-トされて街や村々をパレードにて練り歩きます。
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鼓笛隊の演奏とともに
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こんな風に練り歩くんですが、この5月祭りのメインペアはなんといっても「5月祭りの王と女王」様のお二人です。
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こんな風に飾られた家から出てくる2人はみんなに祝福され
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待っている馬車に乗り込み
街頭で観衆に手を振ってくれます。
まさにお伽話の「シンデレラ」みたいです。
夜は夜で会場で舞踏会もありますしね。

この「王と女王」様になるためには大変なお金と根回しも必要なようで、結構大変そうですが、娘がいたら是非一度この「女王」役をしてほしかったものですよね。
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きれいな衣装に身を包んだ、お嬢さんたちの姿に毎年うっとりの一日です。

カーニバルが終わって「寂しさの考察」2

昨日は「薔薇の月曜日」でケルンやデュッセルドルフという大きな都市はじめ(今年はデュッセルドルフは強風のため中止だったそうです、失礼しました)、うちの近隣の村々でもカーニバルパレードでした。

長男もギムナジウム仲間とパレードに参加するということで、自分の村を見る予定をかえて、その長男が参加と言いう6km程遠方の村のパレードを見に行きました。長男がとっても楽しそうに仲間とはしゃいでいるのを見て「いいな、青春満喫で」と楽しく見学させてもらいました。

主人は義母宅でブル-ジュ、次男はまだ病気の上に家に友達が遊びに来ていて来れず、三男は自分の村のパレードを自分の友達と見に行くといい、一緒に行く相手もいない私は一人で行ったんですが、数年前にはパレードをひとりぼっちで見に行く日が来るなんて思いもしませんでした。

そしてふと見ると、やはり一人でパレ-ドを見ている寂しげな中年男性発見!!
よくよく見ればなんと私のフランス人の友人の主人でした。
私の友人の奥さんの末の娘さんとフランスに里帰り、長男(うちの長男と同じ年)は彼女の家、次男君(うちの次男のいい友達)は家で留守番したいということで、やはり3人も子供のいる彼も一人寂しそうにカーニバルを見学してました。

「10年前にはいつかこうやって子供なしでパレードを見学しない日が来るとは思わなかったわね」というと
「いやいや本当にその通り」とうなずきあっていました。
彼達一家は以前にはうちの村のパレードに参加、引越してからはこの村のパレードにも2回参加しているくらいですから、彼こそまさかこんな静かな「薔薇の月曜日」を過ごすことになるとは思わなかったことでしょう。

これがまさに私が感じる木内さんの書かれている「寂しさの考察」なんです。

一抹の寂しさを感じつつ、でも子供達が無事順調に育ってくれた幸せをかみ締めながら、2家族(両親4人と子供6人)で遊びに行ったときのことを思い-パレ-ドの喧騒に、あの頃の幼かった子供達の笑い声が重なり、なんとも懐かしい愛しい思い出として記憶が甦ります。
彼もそうだったかどうかはわかりませんが、どの親でも必ずこの気分は理解できるかと思います。

というわけで今日は「スミレの火曜日」明日は「灰の水曜日」で、明日から一応敬虔なクリスチャンである長男と友達軍団の断食がはじまります。「ビール断ち」ですね。うちの長男はそれほど飲酒をしませんが友達軍団も「ビール断ち」は有り難いです。イースターまで飲酒は禁止ということは、友達軍団そろってのパ-ティ開催も自然と少なくなるでしょうから、お互いのお誘い頻度も減ればアビィトアの勉強にさぞや集中してくれることでしょう。楽しみです。

祭りは終わるからこそ、その思い出が青春の1ペ-ジになるわけで、永遠に祭りなら、どんな楽しい祭りでも色あせてしまうでしょう。長男にもこの「寂しさの考察」を感じてほしいものだと思います。

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(楽しそうな長男と友人達)
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